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家事の合間に読みました。読み始めたら一話読み終わるまで動けません❗
私に似ているところ?残念ながら無かったように...いや、有るのかな、本当は?
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どれもさくさく読めるんだけど、海外モノってスムーズに入ってこないモノもある。
すっごい面白かったものと、オチがわからなかったものと。
オチって言っていいのかな。
私が面白かったのは「ギャロッピング・フォックスリー」
寄宿舎でのいじめられた経験が細かく書かれてたのに、
違うんかい!って感じで、印象深い。
「おとなしい凶器」も嫌いじゃない。ゾクゾクする。
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カズレーザーが帯で推薦してた。チャーリーとチョコレート工場の作者らしい。いわれてみれば、ブラックジョークみたいな感じがなるほど味を帯びました。星新一みたいなかんじがあります。だから好きです。なんかちょっと怖くて不安になったりする。おもしろい
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短編ミステリー
ギュッと凝縮されている。
「ギャロッピング・フォックスリー」が良かった。虐められた記憶って蓋をするけど、ふとした瞬間に痛みと共に蘇るのは同じなんだなぁ。
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ワインの産地当ての賭けの行方にしても、夫を殺害した凶器の行方にしても…、ちょっと話の引き上げ方がサラッとしすぎていて僕の好みではなかった。
引き算の美学なのかもしれないけど、もっと味付けが欲しくなった。
人間の弱さや愚かさへの風刺の視点は面白いし文体も読みやすいものだったけれど、話のオチをもっと肉付けしてくれればより楽しめたかな。
ロアルド・ダール、ウェールズ出身の短編の名手。『チャーリーとチョコレート工場』の原作者、『007は二度死ぬ』の映画脚本家。
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皮肉が効いていて面白かった。
やっぱりカルチャー的に、いや個人的に賭けといったものに全然馴染みがないから距離を感じてしまうところはあったけど、、、
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ギャロッピングフォックスリー、面白かったなぁ。
何かに囚われ過ぎた人間の滑稽さがスマートに描かれている感じ、、ロアルドダールに興味が湧いた。
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うわっ、面白い!って思うお話と意味不明なお話が半々くらい。
『願い』が1番好き。
これ、やっぱり原書で読んで面白さを味わえたら最高だろうな。
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「まったく人間っていうやつは、愚かで自分勝手でときどき突拍子もないことを仕出かす」……あなたに似た人……そう、読んでいる私にもどこかにそんな要素を含んでいる。
クスっと笑うかもしれない
結末に啞然とするかもしれない
なんだか嫌な気持ちになるかもしれない
頭のなかが???だらけになるかもしれない
作者の名前は知らなくてもジブリ映画「紅の豚」の中にある「飛行士たちの墓場」のエピソード短編『彼らは齢をとるまい』や、映画「チャーリーとチョコレート工場」の原作もこの人。
この本にある短編は、どれもむかしのTVドラマ「トワイライトゾーン」を思わせる素朴なゾクゾク感がたっぷりで、楽しかった~(たん、たん、たたたん~あ!これ「世にも奇妙…」だった)。
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後味が悪いなんてもんじゃなくて、1日1話ずつ読みました。
著者の登場人物(というか人間全般)に対するシニカルな目線が、まるで自分の事を嗤われているような気にさせるのであるな、と思いました。
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イギリスの作家ロアルド・ダールの短篇ミステリ作品集『あなたに似た人〔新訳版〕 I (原題:Someone Like You)』を読みました。
ここのところ、イギリスの作家の作品が続いていますね。
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名作短篇集が新訳決定版で登場!
ワインの銘柄を当てる大博打の結末は? 夫殺しの凶器の行方は? ラスト1行に襲いかかるショックとは?……常軌を逸した賭けの行方や常識人に突然忍び寄る非常識な出来事などを、短篇の名手が残酷かつ繊細に描く11篇
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1953年(昭和28年)に発表された短篇集… 1957年(昭和32年)に邦訳されて刊行、その後、2013年(平成25年)に新訳版として刊行された際にⅠとⅡの2巻構成となったらしく、本作品には以下の11篇が収録されています、、、
『東西ミステリーベスト100』では、海外篇の64位にランクインしている作品です。
■味
■おとなしい凶器
■南から来た男
■兵士
■わが愛しき妻、可愛い人よ
■プールでひと泳ぎ
■ギャロッピング・フォックスリー
■皮膚
■毒
■願い
■首
■訳者あとがき
ある日とつぜん夫に別れを告げられた妻は、思わず夫の頭に一撃を喰わせてしまった… 刑事である夫の死体が目の前に転がっている、、、
まもなく夫の仲間の警官たちがやってくるにちがいない… さて、妻は凶器をどうする? 短篇ミステリのスタンダードとしてあまりにも有名な『おとなしい凶器』をはじめ、恐怖、幻想、怪奇、ユーモア、機智等の数多くの奇妙な味を散りばめた短篇集。
ブラックユーモアたっぷりの作品集でしたね… 私が理解しきれていない可能性もありますが、綺麗なオチが用意されてない作品もあるので、肩透かしを食らった気分にさせられ消化不良の部分もありましたね、、、
そんな中で印象に残ったのは、オチは想像できるけど、伏線含めてまとまっている『味』と『おとなしい凶器』… 特に『味』はミステリというよりも、賭けに分別をなくす男たちの愚、上流階級の浮世離れした生態を容赦なく揶揄した寓話として解釈した方がイイんでしょうね。
その他では、序盤の展開が印象的で、どんなオチになるのか、どんどん先を読みたくなる『皮膚』と『毒』、『首』かな… 期待外れのオチの作品もありましたが、この世界観というか、興味を惹く導入部分が大好きです、、、
トータルすると、まずまずかなー
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ブラックユーモアが効いている短編集。
海外小説は苦手だが読みやすい。
・首
・皮膚
が特に好みです。
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収録されているTasteを読んで見たくて手に取りました。ミステリーだと思って読んだのですがややホラーよりで興味深く読みました。すごく、面白いかと言えば嘘になりますが、奇妙な読後感がクセになります。
ワインのテイスティングコメントの描写が大変興味深く、近代イギリス風のテイスティングシーンを垣間見ることができて満足です。
知らなかったのですが、著者はチャーリーとチョコレート工場の著者でもあると知り驚きました。子供の頃に海外で暮らしていたのですが、同年代の子達に大人気でした。また、別の著作の”Over to you”は、宮崎駿氏が紅の豚に同作品のオマージュを織り込んだことを知り、不思議な繋がりを感じました。
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最後どうなるの?!と思いながらページをめくる手が止まりませんでした。
芸術、食卓、街並み。昔のヨーロッパの風景も感じられる作品です。
中でもワインやマルガリータがおいしそうで…
気づいたらワインを片手に。ロアルド・ダールを片手に。ってなってました。(笑)
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原題 ROALD DAHL’S SHORT STORIES VOLUME I
読後に嫌な感じが残る〝奇妙な味(江戸川乱歩の造語らしいです)〟が…とっても苦い。人の悪い(というか愚かな)部分が無邪気に出てる分、シニカルというよりもアイロニカルです。もやもやするー。
理屈じゃない堕ち(落ちではなく)が常識に潜んでるところは十分ホラーですね。「ギャロッピング・フォックスリー」は〝落ち〟ですけど、それでも〝苦〟笑い。良識を壊して不安にしてくれる11篇。