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楽しみだった飛鳥井さんの文庫新刊。今まで読んだタニハピ、はるがいったら、アシンメトリー、学校のセンセイと全て好みでとても良かったから、今回もめちゃくちゃ楽しみだったんだけど、ちょっと違ったかも。
もちろん良い作品なんだけど、なんか違ったなー。
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登場人物のほとんどにイライラしたり、展開に嫌悪感を抱いたりと、最後の最後までまったく楽しめなかった。
たぶん、飛鳥井さんとは相性が悪いんだと思う。『タイニー・タイニー・ハッピー』もそんなにいいと思えなかったので。
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飛鳥井千砂さんの作品は大好きで、私は文庫本が好きなので、サムシングブルーが文庫本になってくれてすごく嬉しかったです!
物語の心境も年齢が同じくらいなので、田原さんの気持ちが分かったり(笑)
今回も読み応えがあり、本当に楽しく読みました!
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いまの自分。
10年前、そして10年後。
変わるのは当たり前。
取り巻く環境、人間関係…
変わらない部分があるのも本当。
縁とか輪とか繋がり、大切にしなきゃね。
やっぱり飛鳥井さんはタニハピとか今回みたいな作風が好き。
解説で印象的だった言葉。
★自分の気持ちを自分にさらして、ちゃんと向き合うこと。
その気持ちをしっかり抱きしめること。
つらい作業ではあるけれど、決着をつけるためにはそれがいちばん有効。
★今現在の自分という存在は、ポツンと一人で立っているわけではない。
かつて、笑っていた自分、喜んでいた自分、傷付いた自分、泣いた自分。
そんなたくさんの過去の自分からのバトンをつないで、私たちは今いる場所にたどり着いている。
苦い思い出をいつまでも引きずる必要はないけれど、昨日までの悲喜こもごものすべてが今日の礎になっていることを、ちょっとは受け入れること。
それが自分に誠実であるということ。
★自分の世界はとても小さい。
でも回りも全員ひとつすつその小さな世界を持っていて、そうして大きな世界は成り立っている。
表紙もきれいでかわいい。
やっぱりきっと女の子の憧れなんだと思う。
主人公梨香と年齢近くて感情移入できました(笑)
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表紙がいくえみ綾だった・・!
この人の小説は「はるがいったら」以外どうもぴんとこない・・(T_T)
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そうか、だから厄介なのだ。この「なんとなく憂鬱」という感情は。
http://feelingbooks.blog56.fc2.com/blog-entry-918.html
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キャッチフレーズに惹かれて購入。
微妙な年齢、微妙な結婚式の招待状。
最後の「おめでとう」で主人公の色んなものがきちんと消化されたんだなぁって思った。
個人的に今後の展開を自分で想像させてくれる終わり方も好きでした。
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今もすぐ隣で起こっていそうな、ありふれた小さな出来事を、すごく丁寧に、リアルに書く作家だと今回も思った。
失恋した翌日に、主人公・梨香の元には高校時代の元彼から結婚式の招待状が届く。しかも相手は同じく高校時代の親友。特に大きな原因がある訳でもない。でもとてつもなく落ち込んでどうしたらいいか分からない。そんな心情描写が的確過ぎて、痛いくらい切ない。そしてその状態はどうやったら抜け出せるのか。梨香と一緒に考えながら読み進めていった。
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欧米の結婚式における慣習の『サムシング・フォー』のうちの
ひとつをタイトルにしているこの物語。
だけど、冒頭から主人公の梨香は別の意味でブルー。憂鬱。
彼氏と別れた翌日に、高校時代の元彼と元親友から結婚式の
招待状が届く。
ふたつの恋愛のどちらをもちゃんと終わらせることができない
梨香だったが、高校時代の仲間たちからふたりのお祝いのために
プレゼントをしようと持ちかけられ、複雑な心情のままながら
前へと進もうとする。
うーん、ちょっと俺には主人公の気持ちが理解できませんでした。
展開も予想できるものが多かったし。
人の感情も人と人の関係も全体的に内に籠り過ぎてる感じでした。
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すごいハマりました!!
以前は恋愛ものって苦手だったのだけど、なんだかいろいろ分かりすぎて読むのが辛いくらいでした。
微妙な年齢なんだなぁとちょっとしみじみと。
ひとつ疑い始めると、全部信じられなくなるというか、自分の根底がぐらぐらしてきちゃいそうな感じとか、読んでて痛かったー。
夕方って何時のこと?って彼氏に聞いてみたくなった(笑)
写真撮ったときに実は手つないでたとか、甘酸っぱくていいな。
なんだか未来に続きそうな終わり方だったので、そういうのもステキでした!
表紙がいくえみ綾さんなのも嬉しかったなw
本屋さんで見つけて、レジに直行でした☆
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飛鳥井千砂さんの本大好きです!
そして、この本も期待通り面白かったです。
飛鳥井千砂さんの本は、女性の心理描写がほんとにうまい。
切ないっていう感情を、何種類も表してるってゆーか…。
きゅーってなる感じとかがほんとに切なくて、ちょっと泣くかもって感じでした。
女性にオススメです!!
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人生って、時としてそんなもん…ってゆーか、うまくいかないときは、とことんうまくいかないんですよね。
そーゆー自分も全部受け入れるって時間がかかるけど、大事だと思う。
やっぱりなかったことには、できない。
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読みやすいのに、安っぽくない。
そう、飛鳥井千砂の小説は、安っぽくないんですよ。何かが違う。キャラクターの設定と、感情の動きがていねいで、するりとなめらかに自分に当てはめられる。だからかなぁと、解読してしまった。
結婚式って心から祝福できるものってない。先越されたなぁとか、いろんな感情がぜったいある。でも、出席するとすごくしあわせになって、心からおめでとうって思う瞬間がある。
こういうところ。
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過去の記憶、今の想い。
失恋した次の日に届いた、かつての元彼と、そのとき一番仲が良かった友達が結婚するという報せ。
蓋をした過去と、少しずつ向き合って、今の自分とも向き合って。
なんかこう…タイミングとしてかなりきっついんだけど、超えていくってこういうことか、と思った。
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梨香ちゃんの気持ち、なんか共感できちゃうなぁ。別に好きなわけじゃないけど、結婚したいわけじゃないけど、学生時代の彼氏と親友が結婚なんて、複雑な気持ち…。しかも、結婚を意識してた恋人と別れて、弱ってる時だとなぁ…。
でも、みんないろんな悩みを抱えてるんだなぁ。その内容がそれぞれ異なるから気づきにくいけど、みんな悩んでみんな頑張ってるんだ。自分も頑張れるぞと励まされた感じ。