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「国際的な日本人が生まれる教室」の著者、中原徹氏と、横浜サイエンスフロンティア高校の発展に寄与する伊藤大貴氏による対談形式で教育を語る本。
国際的な~、も読んだし、この本の推薦人の藤原和博さんの本も結構私は読んでるので、この本の内容に新しさを感じることはできなかった。
ただ、タイトルの通り、「学校を変えれば日本は変わる」という点はものすごく僕も共感できるし、この本を読んでその気持ちは強まるばかりだ。
著者のお二人は、学校外の世界をご存知で、様々な提案を本書でしてくれている。
そのなかでも主に言っているのは
「外部からの人材を教育の世界に取り入れる」
ということ。
ここのところ、世界各国の成長は速いので、それだけ教育が社会に直結するくらいじゃないと、今後の日本は厳しくなってきている。そこで、昔ながらの教育をしていてもダメなのは当然で、それならその社会を構成する企業に勤める人を学校へ送り込もうというのは理にかなってると思う。私自身、中学教員だが、外の世界が見えないし、外の世界との接触がすごくほしい。
ちょっといいたいことが多すぎてまとまらないのでここで終わります。
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暗黙知としてあった日本の教育界の現状を上手に言葉を選びながら対談形式で描き出している。特に日本人は討論が苦手で反論を人格否定と結びつけてしまい感情論になってしまうという指摘に我が身を振り返りながら腑に落ちた。あとがきに記載されているように本書を批評にとどめず実行の確約書として頂くことを両著者に願う。
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”正統性も合理性もないこの制度を守るのは「変わるのが怖い」心理にすぎない。” 急速に変化する現代。法制度改革・ICTの利用・指導法の改革と「教育」の現場が直面する問題は非常に多岐にわたる。それらあらゆる歪は現場の教職員が、そして生徒たちが一番よく感じていることだろう。変わりゆく世界にもっとも順応できていないのは人間だろう。変わりたいけど変われないそんな人間のもろさがこの本を介して感じられた。
でもまぁポイントだけ読めば十分なので1600円出す価値はない
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今の教育制度、学校現場いうものの危機感を民間校長、取り組みなど様々な視点で考えさせられる。勉強になることが多かった。