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いくつもの「納得」に出会った。ヒントをもらった。9割は自分の考えをなぞり、けれども少なからず新しいヒントもあり。あっという間に読んでしまった。
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もう立ち読み無しで新書を買うのはよそうと思った。内容は凡百のライフハックサイトより薄い。象牙の塔に引き蘢っていたこの人にとっては、これらの「伝える技術」が大発見だったのかもしれない。大衆を馬鹿にしすぎている。この権威的題名も技術だそうだ。
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火山学の教授が、専門的な内容をテレビで分かりやすく解説したり、学生たちとの交流を深めるために磨いた、コミュニケーション論。とても分かりやすい。人と話がかみ合わないのは、お互いが持つ基礎知識の量や価値観が異なっているため。人はみな自分の都合のいいように都合のいい情報のみを受け取るようにできているので、自分のやり方をごり押しするのではなく、相手の価値観に合わせて伝えると自分の伝えたいことがうまく伝わるという。「相手に合わせる」をもっと意識的に行うとともに、自分の引き出しをもっともっと増やしたいと思った。
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過去の大地震でも、東大の地震学や、火山に詳しい先生たちのコメンテイターが、出席討論が、行われていた。
しかし、専門用語で、解説されても、一般人には、理解されない事が多かったのでは、、、と、思う。
この作者の先生も、一時はそうだったように書かれているが、「ブッタとシッタカブッタ」なども読まれているんだと、微笑んでしまった。
ユーゴと出版社の一番短い手紙「?」「!」のような対応が、今の時代、フィールドの3種の神器も、1から言わないと理解出来ないものつらい。
我が娘の時は、どうだったのだろう?
土産に、ガスマスクのフィルターを持って帰って来てくれたけど、、、
池上彰の「そこからですか?」と同じ感覚であろう。
人は、思いこむ動物である。
自分が理解していることは、すべて皆も理解できるはずだと、、、、『思いこむ』のである。
相手の価値観に思いをはせないと、伝達も難しい。
「読書は、すでに自分が持っている考えをなぞる行為である。」と、書かれているが、、、私は、読書は知識の源であると、考える。
指示に聞こえない京ことばも、関東の人から見ると、関西の言葉は、ほんわかと、聞こえるのか、話していると和むと言う。
否定する時の「のし言葉」も肝心。
14日の熊本大地震で、報道の人が、「あわてて、屋外に出ないで下さい!」「落ち着いて行動しましょう!」とか、アナウンスしていたけど、、、一番落ち着いて欲しいのは、報道の伝える人です。
やはり、危険が迫っているのは、理解できるけれど、落ち着いて出来る事の正確さを、伝えるべきである。
この本の先生も、一人でも多くの生命、財産を救うのは、皆の言葉で、語りかけ、皆の価値観にあった話を選択すべきだと、、、書かれてあった。