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Facebookには二つの顔がある。プロフィールページを中心とした個人の顔、ファンページを中心とした法人の顔だ。本書はその中でも、法人の顔”ファンページ”を切り口に、ビジネス利用に特化した貴重な一冊。考えてみれば、ファンページの存在こそが、Facebookをユニークたらしめている大きな要因ではないだろうか。そして、こういう角度からfacebookを眺めると、mixiではなく楽天市場あたりが競合のように思えてくるからFacebookは奥が深い。
本書の最大の特長は、ファンページの作り方にとどまらず、「作った後の運用面に、とことんこだわっている」という点である。このあたりは、Facebookで実際にビジネスを実践してきた、熊坂氏ならではの強みが如何なく発揮されている。
◆本書を読んで”いいね!”と思ったところ
・ファンページ運用のポイントを、ローカル型/通販型/個人ブランド型/法人ブランド型にわけて解説しているところ
・日本国内ではまだ少ない、ファンページ運用の事例を、海外のものを中心に15個もあつめているところ。
・ファンページへの集客方法に関する記述が充実しているところ
・広告に関する効果が、数値できちんと明記されているところ
また、個人的に前から知りたかった、アプリ「involver」の使い方、インサイトの中で計測できる”投稿の質”に関する記述も、大変参考になった。
拙いながらも、自分もファンページを運営しており(※kindle研究会)、同じネタを投稿した場合でも、プロフィールページより、ファンページの方が”クリック数”が高いという現象を何度か経験している。ファンページの持つ力に大きな可能性を感じるとともに、個人が自分の趣味・興味に応じて、複数のファンページを運営する時代も近いのではないかと考えている。
そういった意味で、法人以外の人、ビジネス目的ではない人にも、非常に参考になる一冊ではないだろうか。
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いくつかの問いを立てる。
☆ マーケティング対象となる層の多くがFacebookユーザーでない場合、どうするか?
1)Facebookの利用を推薦し、新たに登録させるべきか。
2)その層が利用しているSNSを上手に利用すべきか。例えばmixiやTwitter。
1)から得られる問い。
・Facebook利用を促し、新規に登録してもらう場合にどの程度のコストがかかるのか。
・新規登録者の多くは日常的にFacebookを利用するわけではあるまい。ほぼ毎日利用させるようなコンテンツを用意するコストは幾許か?
・それらのコストを上回るほどの利益がFacebookに存在するのか?
2)から得られる問い。
・Facebookにできてmixiにできないことは何か?
・FacebookにできてTwitterにできないことは何か?
・そもそも二者択一、三者択一に考えるべきなのか?
・FacebookとTwitterの連携はわかりやすいが、mixiと他のSNSとの連携はどうか?
・mixiをビジネスに利用している例はあるか?それはどの程度、どのような点で成功しているのか?
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海外でのFacebookを利用したビジネスの事例が豊富。日本国内での事例は一件。
事例から学ぶとすれば、明らかに海外での成功例から学ぶべきところは多い。
しかし、Facebookのファンページを作ったからといって、売り上げ倍増なんかになる訳がない。
まず、Facebookをはじめとする、ソーシャルメディアを使って、誰に向けてどうビジネスを展開するのか?という基本的な部分がきちんと出来上がっていないと、ただの「企業アカウント作りました」的な結果に終わってしまうことが、この本を読んでハッキリした。
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仕事でfacebookを利用する必要に迫られ読んだ本。
企業での活用事例が多く、事例調査の調査結果として
データベース的に利用するのであれば万人に価値の高い本と思う。
また、インターネット、インターネットサービスにあまり強くない
方には、手法をそのままコピー実践するだけである程度のレベルに
なるのでビジネス利用に困っている方にはオススメの本と言える。
この手の本は鮮度が命なので、1年もたつと、小手先のテクニック
部分の面ではあまり使えない本となるかもしれないが、
ビジネス利用を考えている方は押さえておくべき一冊と思う。
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フェイスブックをビジネスに利用したい企業や個人向けのガイド本。サブタイトル「お金をかけずに集客する最強のツール」でもわかるように、フェイスブックの「ファンページ」をいかに構築して見込み客を集めるかに特化した本なので、一般的なフェイスブックの入門書ではないことに注意。
フェイスブックって何?
ミクシィやツイッターとどう違うの?
どうやって登録するの?
友達申請ってどうやるの?
といった初心者レベルをいちおう卒業して、「さて、じゃあフェイスブックを使って何をしよう?」という人が読むと、リアリティがあっていいと思う。とくに、ツイッターとの使い分けに迷っている人(私です、笑)あたりが、タイミング的にちょうどいいのではないだろうか。
事例はほとんどアメリカ企業の話だが、フェイスブックをベースにアジア進出をはたした日本のアパレルブランド「satisfaction guaranteed」を運営するエスワンオーの佐藤社長の言葉が心に刺さる。
「まず言えるのは、世界向けのビジネスをやるのでなければ、フェイスブックを使う意味がないということ。日本向けだけであれば、ツイッターやミクシィで十分でしょう」
「ネガティブなことが起きたなら、それをポジティブに変えていく。その過程もファンからは丸見えです。だから、やるからには海外の人と真剣に向き合ってコミュニケーションをとるという覚悟をもってほしい」
個人的には、出版社が用意したという作家ジョン・グリシャムのファンページが気になった。新刊発売の3カ月も前(!)から、書影つきで事前プロモーションを展開しているというのだ。著者もこう指摘している。
「本のプロモーションに専用サイトを作るのは日本でも一般的になっているが、それに加えてファンページで事前プロモーションを行うのも、今後の日本の出版業界でも常識になるかもしれない」
もう1点。「おわりに」の次の言葉が目を引いた。
「口八丁手八丁、商品がしょぼいのに売り方だけ長けている人が儲かる時代はもう終わった。ソーシャルメディアの世界では、嘘やまがいものや偽物はすべて白日の下にさらされ、実体がばれ、淘汰される」
私も本物を追求したいものだ。自戒をこめて。
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ファンページの運用で成功している実例がたくさん紹介されていますので、これからファンページを運用しようと考える人には非常に参考になるかと思います。
http://blog.pingpan.jp/book/marketing/facebook_business/
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ファンページを中心にfacebookをどうやって使っていけばいいかが、実例をあげて、わかりやすく説明されています。漠然と利用しているような場合は、非常に参考になるかと思う。
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Facebookをビジネスで使う=主にファンページを使った施策について、その作成時の基本的な操作方法から、運営のキモとなる考え方まで、抑えるべきところがきちんと抑えられています。
掲載されている他社事例を参考にするのもいいが、「なぜfacebookを使うべきか」という根本的なところを考え直すため、手段の目的化を起こさないために、初めて利用する前に一読しておくと良いと思いました。なかなか良いガイドブックでした。
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Facebook使ってなんかいろいろできそう!って夢が膨らむ一冊。
だけど日本ではTwitter流行りでそこまでじゃないFacebook、これからどうなんでしょう・・・
事例は参考になるので、特に海外向けで利用を考えている場合は有益な内容。
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大企業ではなく小さな企業や個人事業主に向けた内容。具体的な事例が紹介されていてわかりやすい。著者がテストした広告の金額まで載っている。前向きなあとがきにも元気づけられた。
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「ファンページ」の活用で成功している企業の事例を紹介しながらどのようにビジネスユースで使ったら良いのかを解説している。
ビジネスターゲットを世界市場としている企業や個人であれば、取り入れたい手法だろう。
日本でのフェースブック人気も上がってきているが、まだ個人としても登録をしていないため、その利点や使い勝手が良く分からない。
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さくっと読めた。
事例が大変参考になる。実商売をやられている方は、ぜひfacebookを利用した方が良いと思わせる。わかりやすいので。
ただ基本的にどんなアプリで運用しているかなどはわからず。このあたりがもう少し掘り下げてほしいなと。
facebookアカウントを作ったことで、友達とのコミュニケーション手段が格段に便利になった。写真や動画のアップロードも無制限なんで、flickrのアカウントもなくそうかな。
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facebookの概要について分かりやすく書かれた本。
既に良く知っている場合には物足りない内容かもしれない。
最初に読むfacebook本としてはオススメ。
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バブルの香りがプンプンするFacebook。企業利用に限らず、Facebookの入門書としてもおすすめ。ワイン通販の事例などは興味深い。著者の熊坂さんも素敵な方でした。
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facebookの活用方法でわからないことがいっぱいありましたが、少し解決しました。
事例が多く紹介されており、どのように活用すればよいかのヒントを与えてくれる本です。
2011年facebookどこまで日本で広がるかな?