ブラックライト(上) みんなのレビュー
- [著]スティーヴン・ハンター, [訳]公手成幸
- 税込価格:628円(5pt)
- 出版社:扶桑社
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紙の本
おお!そういうことだったのか…
2002/07/30 12:50
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投稿者:marikun - この投稿者のレビュー一覧を見る
ここに来てシリーズだと言う事が深く納得出来る展開になります。
そうかあ、そうだったのかあ…という作品です(*^ ^*)
ストーリーは、1955年アーカンソー州の州警察官として働く、
アール・リー・スワガーが黒人の少女の死体を発見する場面から。
その当時、黒人が殺されても、誰も真面目に捜査しようと
しなかった時代に誠実な警官であるアールは、事件に
取り組もうとします。しかしその直後、アールが後見人のような
関係にある、脱獄犯による強盗事件が発生し、否応無しに
事件に巻き込まれ、アールは射殺されてしまいます。
場面は変わって、現代、ある大事件に巻き込まれた、ボブ・リーは
人を避け、片田舎で、妻と子供と馬に囲まれた静かな生活を
送っている。そこにいつものように、取材を目的にした若者が
やって来た。しかし若者の目的は、ボブではなく、アールの
取材だったのだ。徐々に若者に興味を持ったボブは、父の死の
謎を追い、若者と旅に出る。
ハンターは、物語の構成がものすごく巧みですね。シリーズを
通して読んでいる人は、この作品に辿り着いた時に、
『ああ、そういう事だったのか!』と深く深く納得させられるに
違いありません。そして、この作品を読了してから、あらためて
冒頭を読みなおしてみると、ものすごく丁寧に伏線が張られている
事に、気がつくはずです。う〜ん、本当にスゴイや!
ただひとつだけ残念なのは、私の好きな弁護士サムが(以下略)。
ハンター作品、展開上仕方ないのかも知れないし、盛り上がるのは
分かるんだけど、イイキャラが…(以下再び略)(笑)
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