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没落貴族の令嬢で、自分の持っている本を図書館に寄贈して図書館司書をしていたリーザは、運営資金のために、自分を海賊と噂されるレンに売り込みます。
すごく生真面目で、でも世間からずれているリーザとそんな彼女にだんだん惹かれていくレンとのやり取りがなんとも言えません。なかなか笑ってくれないリーザを他の人間が笑わせるのがしゃくに障っているレンもなんかかわいいです。
悪役は最初のほうで予想はつきましたけど、ラストはちょっと物足りないかも。リーザが守っていた本は?とかレンの故郷の話とか、もうちょっとあってもよかったかなぁって思いました。
続きがもしあるなら読んでみたいかなって思いました。
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没落貴族の娘リーザに残ったのは亡き父親が集めた古書だけ。その古書を守るため、大学で司書になり細々と暮らしていた。けれど、大学図書の予算削減を受け、形見の古書を守るためにリーザが取った行動は、元海賊と噂される新興商人レン・ルドガーに自分を売り込むこと(契約結婚)だった。
すべてを失くした貴族の娘が唯一残った遺産と貴族の誇りを守るために、元海賊と噂される男の元へ「自分を買ってください」と売り込みにいく。なかなか強引かつ無鉄砲な方法だな(笑)そんな押しかけ女房のリーザの性格が序盤はなかなか受け入れられなかったけれど、徐々にレンに心を開いていき、彼に惹かれていく様子はとても良かったと思う。恋を知ってリーザは可愛くなった!レンはけっこう最初から良い人だった(笑)悪そうに見えてすごく真面目だし、強いし、優しいし、頭いいしww
悪者はまぁ予想が付きましたが、確固たる証拠もないので彼らは捕まるのかな?サイルドは逃げてしまったし、海で商売をするのであれば、また再会しそうだけど。続きとか出るのならたぶん買うと思う。当て馬ピエトもあっさり引いてしまったから、もう中盤からはラブ度一直線て感じでしたけど(笑)でもリーザが恋愛に慣れてない感じなので、レンはゆっくり進めていくのでしょう。あんなにワイルドなレンがたまに「えっ?こんなことでヤキモチ妬くの?」みたいなシーンもありで、そのギャップにやられそうでした(笑)
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お金のために自分を売り込み「契約結婚」を申し込む強かな女の子が主人公。徐々に愛情が芽生えていく系のお話で、王道ながら仲良くなるまでのやり取りは楽しかった。普通に面白かったけど普通に面白かっただけだったのでもうちょっと何か欲しかった。
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前半が面白かっただけに、故郷の再生や、文庫の話が放置されてしまったことなど、後半の展開の詰めがあまくて、残念。
続刊で、結婚と故郷の再生の話など、欲しいな。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3126.html
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くまのさんのイラストが本当にすてきで(*´Д`)ハアハア キャラクターもストーリーもすごく引き込まれます。
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貴族の家が没落して笑わなくなった主人公と、元海賊という噂のある商人の恋愛もの。
二人の心が徐々に近づいていく過程は面白かった。
ただよくわからないところが多い(商人の性格とか、夢の話とか)。
気にしなければ楽しく読める。
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唯一残った古書を大学図書館に寄付した主人公。
しかし図書館の現状維持が難しくなり
自分を売り込みに。
売り込みに行く主人公もすごいですが
下調べもして買う男もすごい。
出会いが出会いなので、これもまたあり?w
元執事見習いも出てきて、性格が違いすぎて
うわぁ…という感じです。
好みが分かれる、とかいう問題ではなく
この性格についていける人がいるのか。
忠誠をささげられたら、有難いかもしれませんが
これは融通がきかない。
ただの会話だと思ったものがフラグになっていたり、で
ひっかかり箇所はすべて回収、な最後でした。