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久しぶりに手に取った、長野まゆみの本。
さすが長野まゆみって感じの世界観。
青春ストーリーでけっこう読みやすいと思う。
相変わらずのBL感はぬぐい去れないよなー
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話しはいいけど読後感が薄いかな…
鳩の栖と同様思春期の揺れ動く心情は綺麗に描かれているが先が何となく読めてしまう。
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たしかこの本が好きだった、と思って文庫化を機に買った。
こんな話だったかな、と拍子抜けした。わたしがもう中学生ではないからそう思うのか? それともまず間違いなく入っている筆者の手直しのせい?
似たようなモチーフだけれど、今なら「天然理科少年」のほうが好き。
帯ありきの装丁は、やはりすこしさびしい。
河出文庫の背表紙、青が好きだったのに黄になってしまった。紙質もフォントも変わって、硬質さが失せた気がする。
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レビューは→http://ameblo.jp/sean-north/entry-10437526124.html
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転校生とその兄と兄を慕う生徒との三角?関係/ザ・長野まゆみワアルドだけど相変わらず はずさない美しさでした
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萌えた。この人の作品はいつも好きだなあとは思えど萌えはあまりなかったのだけど…ぎこちない兄弟愛たまりません。(本当は親子だけど)
3人の少年の関わり合いもいいなあ。ほんのりBL風なのは相変わらず。
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鳩の栖をちょっと思い出した。
ラストには、史生が報われた感じがして安心したけど、何となく史生が終始蚊帳の外って感じで可哀想だったなあ…
もう深く兄とのこととか今後のこととか読みたかったな。蛇足かな。
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天議やTV-cityの世界観とはまた違う、懐古的な世界が下敷きの物語。
わたしが一番好きなシーンは、朋彦(兄)と史生(弟…と見せかけ息子!)が一緒に料理をするシーン。
ぎこちないながらも心を通わせていく空気があったかいのです。
ちなみに一番好きな科白は、椋の「極まってるぢゃないか。好きだからさ。」。
こういうのサラッと書いちゃうから、BL寄りとか言われちゃうんだよな…。悔しいような図星なような(苦笑)。
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長野さんのお話はいつも、自分にあってる!って思うときと、これはちょっと自分の好みとは違うな…って思うとき、五分五分くらい。で、今回は素敵なことに前者だった。
もともと「兄弟」っていうモチーフに弱いので、あらすじを見てすぐに読んでみたいと思ったんだけども、最後の最後で<…え?朋彦兄さんと史生って親子だったの?親子だって地の文では明言されていなかったような気がするんだけど…親子なの?>って感じだった。しつこいけど、本当に親子なの?それはちょっとびっくりというか…むしろ嫌だなあ…。と思ってしまったのは、ひとえにわたしが年の差の兄弟っていう設定に夢を見すぎなせいなんだろうけど。
あと、長野さんのお話では、登場人物の名前がいつもおもしろいというか難しいというか、独特な感じがするけど、今回は「密」で「たかし」って読ませるこの名前と、そして密自身が一番のお気に入りかな。
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寂しさを埋めるなにかは見つかるのかしら。
耐えて耐えて、ときどき満たされるのを繰り返すしかないのかしら。
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さわやか。
でも、ラストがあれーっという感じ。
兄さんの株がものすごく下がりましたけれど。
でも両想いな雰囲気で終了して、
めでたしめでたしです。
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登場する3人の少年のうち、絶対好きなタイプがみつかるはず!
それくらい魅力的な少年達!透明感のある少年って大好きで、この3人はほんとストライクゾーンにどーんときました。笑
こんな素敵な3人がいろんな想いを抱えつつ関わっていく。
ついページをめくり続け、あっという間に読めてしまう。
景色描写とのマッチングも素敵。
ラストの一文も好み。終わりかたがいい本は心に残る。この作品もその一つになりました。
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友達だったり、家族だったり、周囲の人たちに影響されながら成長して行く少年の物語。美少年好きにオススメです(笑) 熊本学園大学:(おみそ)
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両親を亡くして叔父の家で暮らしていた少年は、17歳年上の兄に引き取られ兄が教師を務める中学校に転校する。
そこで出会った風変わりなふたりの少年との交流を描いた物語。
耽美要素もファンタジー的なものも薄く、ごく普通の青春小説の印象である。
少々さらっとしすぎだった。
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面白い。
長野まゆみ先生がつくりだす世界観が好きだと再実感。
他の作家の作品との違いを感じつつ面白いと感じつつもその正体がよくわからなかったが、解説の説明で何となくわかったような気がする。
椋のセリフが魅力的で一言一言に深みが感じられる。だきついてこいよ、と きまってるじゃないか。好きだからさ。
は心に沁みた。