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読み終わった後に全く何も残らない。中途半端、これで終わり?しか感じられない。読むに値しない。吉田修一の本を読みたい人、多くの人のレビューを見てから読み始めるのをお勧めします。
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吉田さん、そうこなくっちゃ‼
ただの恋愛小説と思うなかれ。期待もしない時に騙される快感たら、なんにも言えねえ。
これでもかというくらいのダメ夫に、すっかりいいように騙されてる女2人… 実生活でもこんな風に物語を読むように、全体を眺めることが出来たら、と思わずにはいられない。
少しずつ狂っていったのか、初めから狂っていたのか、もはや誰にも分からない。
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日記の部分が別人の日記かと思ったら、同一の人の日記とはね。
後から日記の部分だけ読んでも楽しめますよ
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章の頭と終わりにある主人公桃子の日記が印象的な、夫に浮気された女性の物語。
後から日記の部分だけ読んでもおもしろい。
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不倫&略奪の顚末。精神のバランスを崩した先に、一筋の光を見出す結末。ベタな展開と結末で吉田修一が何を描きたかったのか?がよくわからず、消化不良。
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やられました。狂気に至るありさまが、日常的に淡々と描かれています。その分怖いです。ゴーグルをして「あるもの」を持って鏡でポーズって、凄くないです?滑稽ですが、そこに潜んでいる狂気を考えると、笑えません。全編を通して、そのような描写で、人の内面をあぶり出しています。さすがです。
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著者がインタビューで答えていた。
「あの話をどうして書いたのか、未だにわからない。
でもそんな小説があってもいいんじゃないかって思うようになりました」
それを知っていて読んだから、ああ、こういう物語なんだって納得した。
救いようのない、苛々させられる話だけど。
きっとまた真木ようこさんが演じてくれるんじゃないですか?
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作者:吉田修一は女性の心理が良くわかっている。
本を読んでいて女性が書いたのかと思う程である。
本篇の中の日記が他人かと思っていたら主人公の日記であった。
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どこか違和感を覚えながら読み進めていたら、案の定トラップが仕掛けてあった。その遊びはともかくとして、いちばんの悪人は夫であり、主人公がどこまで壊れてしまうのかハラハラしながら読み進めた。最後には救いの光が見えて、心底安堵。
それにしても、作者は女性かと思えるほど、女性の深層を描くのがうまい。
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一気読み。
離婚って、大変そうだ。
何回もできる人はすごい、というかオカシイよ
なあ。
日記には結構すぐに気づいてしまったので、まだきっと何かあるに違いないと思い続けたのだけど、あっけない終わり方。
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うーわー。なんだろ、うん。
はじめはなんだ不倫の話かと読み進めていくと、ん!?どこからどこまでが桃子さんの話なんだ?そして読めば読むほど、進めば進むほど人間のクズっぷりがよくわかるというか、桃子さんもかわいそうだがみてて痛々しくなる。床下の秘密は最後までわからず仕舞い。浅尾さんだけが唯一の救いかな。
展開はつらいけど気になりすぎてどんどん読んでしまった。
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不倫する女性
姑と嫁
浮気する夫
夫に浮気をされている妻
狂気にかわる様
夫は浮気してるけど
妻ももともとは不倫して
現夫と結婚
そんな家族の暮らし
みんなに
それぞれ愛があるけど
人も愛も変わるもの
だれが悪いとか
良いとかじゃなくて
人はだれもが結構一緒で
同じようなこと
繰り返してるのかも
どこにでも愛があるけど
やさしいもんじゃないし
繊細でも一途でもなくて
荒っぽくて雑な感じ
乱暴ってそういうことかな
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捨てる神あれば拾う神あり…そんなことわざをふと思いだすお話でした。なんで桃子は自宅の縁の下を掘り出すの?狂人?と違和感を覚えるも、何人もの登場人物をあらためて思い起こすと誰もが他人には説明がつかない行動をとっており、チェーンソーとスコップを手にする桃子が異様な出で立ちで印象に残っただけで、みんなどこか狂人の要素があるような気がしてきました。
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まあこれは旦那さん駄目男すぎでしょう。
まだ結婚に夢持っていたいからなぁ・・・
妻側の立場で読むときついわ。
で、旦那さんは二回浮気して相手を孕ませたってこと?
あと、帯の文句で結末がピンと来る人もいるかもしれないね。
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ブクログのフレンドさんが絶賛していたこの作品。読んでみました。
「本当に騙したのは、妻か?夫か?やがて読者も騙される」
と、いう帯。読みたくなる帯だなあ、ということで、読み始めました。
母屋に舅と姑が、離れに夫と嫁が暮らす家。夫婦仲も、嫁姑仲もあまりよくなさそうな感じで話は進む。しかも、夫はどうやら浮気をしている模様・・・ああ、どろどろだなあ、と思いながらさらに読み進めてみると。
え・・・?あれ・・・?エーっそういうことかよ、という伏線が。どろどろっぷりは終始変わりませんが、日記の伏線は見事でした。
桃子には、これからはもう、自由に生きていってほしいです。勝ちとか負けとか、過去とか、そんなものにとらわれずに、勇気を出して新しい人生を歩んでほしい。
だから、真守と別れてあの家を出て行ってほしい。