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司馬遷『史記』が描く五帝の時代から、清朝滅亡までを「文明」のかたちを中心に叙述。
※好きなんです、中国の歴史。学校の世界史では習わなかった、歴史の面白さがあります。
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ん~ページ数的に嫌な予感はしてたけど、やっぱりあそこで終わりか・・・
中身は普通の通史でした。まあまあよくまとまっているとは思ったけど・・・
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[ 内容 ]
中国の遠い祖先が黄河の中流域(中原)に創始した文明は、時とともに周辺各地に拡がり、また子孫たちの手に継承され発展をつづけ、断絶することなく現代にいたっている。
中国の人々は数千年来、一貫して文明の歴史の現役でありつづけている。
この事実こそ、中国の歴史と文明が他国のそれと決定的に異なる特徴である。
本書は文明をキー・ワードにして、文明のかたちを中心に、『史記』が描く五帝の時代から清朝滅亡までの歴史を叙述。
[ 目次 ]
第1話 伝説と歴史の間
第2話 文明のかたち
第3話 偉大な皇帝たち
第4話 古代から中世へ
第5話 索虜と島夷と
第6話 長安の春夏秋冬
第7話 近世とよぶ時代
第8話 草原に吹く嵐
第9話 紫禁城の光と影
第10話 王朝体制の終焉
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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中公新書から出ている「物語~」の中国史編。「物語」と銘打っているわりには、世界史の教科書を詳しく、かつ読みやすくしたような代物なので、精通している人にとっては無味乾燥なのかもしれませんが、自分みたいに中途半端に世界史勉強した人にとってはかなり楽しめる1冊になっていると思います。
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必要に迫られて読んだのだけれど、教科書のような無味乾燥なものではなく退屈せず読めました。
物語…というのは少し難しい気がするけれど、初心者向けの通史と考えればとてもよくできていると思う。ただ、清までしか記述されていないので、その後の近代の部分は他のもので補わなければいけません。
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中国4000年の歴史を一冊の新書にってのは無理な話で、ってことは作者自身もまず認めた上で、文学史に焦点を当てて、かつ清王朝までで締められている。王朝の変遷を辿るだけでも膨大な量になるから、必然的に文学史も超メジャーどころのみの抜粋がなされているにとどまる。でも、大国の長い歴史を俯瞰するという意味では、バランス感覚バッチリだと思った。中国史好きで、小説もかなり色々読むけど、どこまで史実でどこから空想なのか、ってのがその都度気になっていた。でもこれを読むとある程度、その辺りはクリアカットになる。細かい部分の確認は出来んけど。300ページくらいだけど、読み通すのにだいぶ時間かかりました。
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びっくりするほど基礎知識がないせいで、中国に起こった王朝は漢人中心ではないものもあったってことが既に衝撃的だった。王朝が起こるのも早いけど、短命王朝も多くて、こんなに目まぐるしく国が変わる世界があったなんて!とドキドキしました。
オスマンの歴史を読んだときにも思ったけど、やっぱりチンギス・ハンはすごかったんだな
まともに授業うけない劣等生だったけど、歴史新書は楽しいなぁ~~
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中国の歴史を勉強したいと思うものの、あまりに長くたくさんの国や王朝や登場人物がでてくるのでいつも途中で断念してしまっていた。その点この本は新書で清の滅亡までをスピーディーに描いてくれるので、途中で諦めることなく、楽しみながら読み終えることができた。情報を凝縮してあるが故に、他の小説やドラマでお馴染みの三国志や武則天、民や西太后の時代は数行で過ぎ去ってゆくが、歴史の流れを俯瞰して頭に入れるにはぴったりの本。
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中国の歴史をおおまかに把握するのに良い本でした。辮髪が漢民族ではなく満州族の風習とか、異民族の王朝も多かったことは勉強になりました。1つのエピソードが比較的短くて、軽く読める。でも、ちょっと説明しすぎでは?と思うくらい細かい事まで書かれているところもあって、あれっ?と思う部分もありました。
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中国の歴史の、今まで知らなかった部分を少し知れた気がする。例えば孔門の四科とか、初期の科挙には六科目あって理数系のものもあったこととか。あと、革新派と保守派の争いが何度も繰り返されるとこが面白かった。