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蜂との戦いがいきなりスタートして盛り上がるが、オチがひねり過ぎて蜂と関係なくなっているのが残念。純粋に蜂の恐怖だけに焦点を絞ってほしかった。
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ヒッチコックのような怖さを期待していたのだけど、中盤から雲行きが怪しくなってきた。蜂アレルギーを利用した殺人は以前読んだことがあったので特に目新しくもなかったし、後半からは人間の怖さを前に出した作品でした。
薄っぺらいのでさくっと読めます。
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何故、ここまで自分の作品の内容を一文一句覚えているのか、また、何故、いちいち行動の際にその内容を引用し、無理な感じでその内容を実行するのかわかりかねていたが、最後の種明かしで判明するということではあるが、正直、ネタバレした後も納得感は得られず、文庫書下ろしで期待したほどのレベルではない。
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貴志祐介久々の角川ホラー文庫書き下ろし。
近年は大作が続いていたが、こちらは初期作品を彷彿とさせるパニックホラーで、ミステリ要素は薄め。寧ろ取って付けたような感があるので、スズメバチとの戦いをもっとねちっこく書いて欲しかったかなぁ。
不気味さとグロさは『天使の囀り』の方が上だが、こちらは逆に気軽に読めるとも言える。
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待ちに待った貴志祐介書き下ろし文庫。焦らされたぶんかなり期待してました。発売当日、あまりの薄さにまさか…。調べに調べ、クドイ程描写や説明が多く貴志ファンにはたまらない長編ホラーが売りな筈が…残念の一言。殆どが一人称、別荘のみの舞台設定のなかで、ここまでイメージしやすく入り込めたのは流石!貴志祐介だと感じました。自分のなかでは世にも奇妙な物語にありそうな映像を浮かべて読んでいました。初めての★★ですが、大好きな作家にはかわりありません。次も期待しています!
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ホラー文庫となっているが、ホラー要素はあまりなかった。
題名のインパクトほど、中味のインパクトはなかったように思う。
黒い家が衝撃的だっただけに、期待し過ぎだった。
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うーん、貴志祐介の書下ろしと聞いて数ヶ月前から楽しみにしていたけど残念な仕上がりでした、ボリュームは少なくナゾも途中でなんとなく解ってしまいました。
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久々の貴志祐介!と思い、期待して読んだがガックリ。
怖く感じ無かったし、オチも微妙。
やっぱりホラーは、人間が一番と思う。
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悪の教典があまりタイプではなかったので、次回作に期待していたが、ラストの落ちが唐突すぎてミステリー要素が薄まったイメージ。
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ぎょえええ、ですよ。
殺人犯より幽霊より、クリーチャーより蜂こわい!(笑。
終始ぞわわわっとしつつ読み終わりました。
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ちょっと滑稽なシーンもありつつ緊迫感もあり、いろんな意味でドキドキ!
虫嫌いには怖さ2割増しでした。
あの死闘はなんだったのかと思わせる、大どんでん返しなラストはちょっと残念でしたが、読みやすかったし 『あと一回刺されたら死ぬ』っていう真剣さが面白かったです♪
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背表紙には・・・最後明らかになる驚愕の事実。ラスト25ページのどんでん返しは、まさに予測不能!
確かに予測不能だった。良い意味じゃなく悪い意味で!寡作の貴志祐介が書いたんだから、そりゃ期待するでしょ。しかし、本書のラストは凡庸。
さすがに貴志祐介だけあって、ラスト辺りまでは一気に読ませる筆力。でも、ラストがいただけない。伏線の描写等、上手いとは思うけど・・・。
衝撃度もなく☆3戸。
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かってハチに刺され、アナフィラキシーショックを起こす可能性を指摘された小説家安斎。彼が目を覚ますと雀蜂の大群を放たれた雪山の別荘にいることに気づく。安斎とハチの死闘を描く小説。
ページ数は230ページほどと過去の貴志作品と比べるとかなりコンパクト。山荘の別荘という行動範囲の限られた状況を描くので、コンパクトさは間延びする前に話を終わらせるいい分量だったように思います。
失礼ながらこの状況はギャグっぽいな、と最初は思ったのですが、限られたアイテムでいかにハチを撃退するかという選択がリアルで、『天使の囀り』や『クリムゾンの迷宮』のように不可思議な状況でもしっかりと合理的な説明をつける貴志さんらしい作品だな、と思いました。ただどうしても映像で想像すると少々可笑しく感じてしまったのですが(苦笑)。当人にとってはたしかに命を懸けた状況だということは分かってはいるんですけど。
話のテンポはかなりいい感じです。ハラハラ感もあって一日で読み終えた本は久しぶりでした。貴志さんのインタビューによると、新幹線で東京―大阪間くらいのもの、ということだったのでその狙いには見事に合致しています。
ただその分全体を通してのアッサリ感は否めませんでした。最後のどんでん返しが途中で読めてしまったのも痛かったなあ。
余談ですが安斎の人間性は確かに酷い(笑)奥さんの童話をあんな風にいじったらそりゃ駄目でしょう、と話の本筋とはあまり関係ないのですが思いました。
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雪山密室系という使い古されたネタをあえて使ってくるあたりが、新たな角川文庫再生への花向けになっている。
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もう一度刺されたら終わりっていう雀蜂に追われるっていう、人間の恐怖の描写はいつも通り巧くて、読ませてくる感じ。
ただ結末がいかんせん強引というか、伏線はあったにしろなんだかなぁ…