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推理には飛躍があって、本格としてではなく普通の推理モノとして楽しむのがベストかな。
それよりも、人の心の機微だとか、情景を楽しむのが中心になると思う。
あとはマスターの料理かw
こういういきつけのお店、いいよね。
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昨夜、疲れていたのですが…
まだ眠るには少し早いかな?と感じていたので
何の気なしに、手にしてしまった、本書。
いやはや、なんとまぁ、気付いたら読了してしまった^^;
ビア・バー「香菜里屋」シリーズ第二弾。全5編の連作短編集。
今回は、とにかく料理が素晴らしかった。 流石は北森氏ですね。
特筆したい見所は、
マスター工藤の友人であり、旧知の仲であるバーマン香月圭吾の登場です。
≪バー香月≫を営む香月は、
自らの店を「プロフェッショナル・バー」と標榜しているのだ!
第四話「旅人の真実」に登場します。
でも、この二人は、いつから、どんな友人なのやら…
具体的にはされていないので、さっぱり分からない;;
今後の作品で明らかになるのかしら? 興味津々です。
「十五周年」 常連客、タクシー運転手の日浦映一の話。
故郷(花巻)で贔屓にしていた居酒屋の15周年パーティーに招待された日浦。
しかし、知った顔もなく、居心地も悪い。
5年前に故郷を離れた自分が、なぜ招待されたのか・・・
常連の東山も同様な披露宴に招待されて、首を捻っていた・・・
「桜宵」 新座署の神崎守衛の話。
亡くなった妻・芙佐子の残した手紙を見て、一人「香菜里屋」をたずねる。
亡くなった妻からの最後の手紙、そこには
最後のプレゼントは「香菜里屋」に用意されていると、記されている・・・
5年前の事件の容疑者・高任由利江の不思議な行動の話しになり・・・
桜飯に託された妻の想いとは・・・ 感動を誘います。
「犬のお告げ」 常連客、際波美野里と石坂修の話。(修は東山の甥っ子)
修の会社の人事、湯浅部長が≪悪魔のリストランテ≫と異名をとるリストラ要員選びの
ホームパーティーを毎週開いているらしい。
部長宅の愛犬に、噛まれたらリストラという恐怖のホームパーティーらしい。
果たして修のところにも招待状がやってきたが・・・
シャンパンを抜くタイミングといい、銘柄といい(笑)、工藤さん!素敵だわ。
お二人の幸せを、心から祈ります。
「旅人の真実」 広末貴史(飛び込み客)の謎を常連客のライター・七緒が調べるお話。
突然やってきて「金色のカクテル」を依頼し、満足せず捨てぜりふを吐いて去っていく男。
一人の男の悲劇的な結末でした。依存って、怖いなぁ。
「黄金のカクテル」を追い求める青年の謎よりも、先に記述した、二人のバーマンの関係の
方がずっと、気になります・・・^^;
「約束」 日浦の店での、工藤の話。
年末に、「香菜里屋」の水まわりの工事を行うことになり、休暇をとることにした工藤。
工藤は、花巻の日浦の店「千石」をたずねる。そのまま工藤は助っ人に入ることに。
ある日、ベストセラー作家の土方と古い知り合いの女性がやってきた。
聞くと、二人は10年ぶりの再会で、たった一つの旅の思い出、それがこの店だったらしい。
締めくくりにあえて充てたの���、とてもインパクトの強い作品。 悪意の極み。
「困るのです。わたしの作る料理に、調味料以外のものを入れられては」
物静かな、工藤の口から、思いのほか放たれた力強いセリフに・・・
この後の激しい口調に… 胸がスッとしました。
さて、次は 『蛍坂』 です。
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L字型の小さなバー「香菜里屋」。
そこは来る人に安らぎを与えてくる場所として、絶えることなく人が訪れる。
時に、謎を持ったお客がやってきてバーテンダーの工藤がやんわりと解き明かす話。
謎も面白いのですが、バーの雰囲気が良くて、出される料理がすごくおいしそうですvv
シリーズらしい(全4冊)ので、これから読んでみたいと思いますv
っていっても、これは2作目らしいので、これから1作目を読みたいと思います。
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探偵はヨークシャテリア似のマスター。
安楽椅子は「香菜里屋」という名のビアバー。
同じような設定で柴田よしきの『ふたたびの虹』を思い出す。
ただ、ちょっぴり登場するエピソードの後味が・・・
だんだん物悲しくなってきてるなぁ〜、と。
作品としては至極上質。
きっちりシリーズを順追いしてしまうくらいに。
行ってみたいな。
香菜里屋。
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加奈里屋?シリーズ二弾。
意外とこのシリーズ人が死ぬ。
酒飲んで、ごはん食べたい。
めちゃくちゃ美味そう。こういう居酒屋見つけたい。
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ビアバー香菜里屋シリーズ2作目。「約束」などで前作以上にマスターの様々な面が見れた気がします。直前のセリフがカッコイイ。相変わらず料理の描写がうまく、松茸食べたくなりました。
登場人物の中ではマスターはもちろんですが七緒が好きですね。
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「香菜里屋」でのお話。
短編集。
表題の「桜宵」薄緑色の桜。是非みたくなりました。切ない。
「約束」はちょっと残酷でした。そして、やっぱり切ない。
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k_37)「花の下にて春死なむ」に続く香菜里屋シリーズの第二弾。こんなビアバーがほしい!(ビールは苦手やけど。。。)
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花の下にて春死なむ に続く連作短編『香菜里屋』シリーズ
そう広くない とびっきりの料理がさりげなく出てくるビアバー「香菜里屋」に来る客が持ち込む謎を そっと静かに解き明かす店主。
そこに出てくる料理は サラリと書かれているが、その素材を活かすための手間はいかばかりかと思うし、また客一人一人に細かく気配りできる店主を理想とするのは私だけではないだろう。
えぇ、謎などどうでもいいのです。
この店の雰囲気に浸っていたいだけなのです。もはや…
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090228(n 090320)
090413(n 090810)
091128(s 091214)
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一度、訪ねてみてください。私が、貴方に贈る最後のプレゼントを用意しておきました──。
そう綴られた亡き妻の手紙だけを頼りにビアバー「香菜里屋」にやってきた神崎。
マスター・工藤が語った妻がプレゼントに込めた意味とは…。
客から持ちかけられた謎の数々を解き明かす、連作短編集第2弾。
初めての北森さんが第2弾とは…。しくじりました。
すごくおもしろかったのですが、少し工藤さんが格好良すぎる気もしました。
よいと思いますが私の好みではないですね笑
雰囲気はよいです。読みやすいです。
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図書館。
香菜里屋シリーズの第2弾。
ビールは苦手だけど、行ってみたくなるビアバー。
次作は「蛍坂」
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ビアバーシリーズの2作目。
ま、1作目と同じような趣向で、安心して読めます。
うん、これは間違いのない作品って言えるだろう。
しかし、薄紙を通して見え隠れしているような、人間のしたたかさや醜悪さ。ああ、やっぱりこのあたりもバランス感覚がさえているのだろう。
にしても、ビール飲みたくなるよww
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帯にあった"恋愛観が変わる1冊"に惹かれたワケじゃないけれど、結果とくに変わりなし。はい。
・十五周年
・桜宵
・犬のお告げ
・旅人の真実
・約束
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一度たずねてみてください。わたしがあなたに贈る最後のプレゼントを用意しておきました―。そう綴られた亡き妻の手紙だけを頼りに、ビアバー“香菜里屋”にやってきた神崎。マスター・工藤が語った、妻がプレゼントに込めた意味とは...。客から持ちかけられた謎の数々を解明かす連作短編集の第2弾。