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三途川探偵シリーズ
前作でヒキガエルにされたはずなんだけど
それはなかったことになってるのか?(笑)
泥人形に永遠の命を吹き込むことに成功した
若き女博士と、少年探偵隊たち。
三途川は、相変わらず最悪の性格で、そこはブレないなぁ
そういう意味では新しいんだけど
もうお腹いっぱい!って感じ(笑)
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シリーズ三作目。
江戸川乱歩の少年探偵シリーズをオマージュした今作。不死身の泥人形VS少年探偵隊の対決に例のごとく三途川理が乱入してややこしいことに。
不死身のおそるべきゴーレムをどうやって倒すのか?
小学生の古沢くんが主人公としてゴーレムとの戦いに臨みますが、本家の少年探偵団のごとく冒険と謎と勇気とでとっても楽しい。
ゴーレムが体を自由自在にバラバラに出来るという設定があり、直接的な対決だけでなくて耳や目だけを忍ばせるというスパイ要素が物語を複雑かつおもしろいものにしています。
三途川理が自ら少年探偵隊を結成しており、隊員の子どもたちに明智小五郎よろしく「先生」と尊敬されているのには苦笑いでした。
「踊る人形」「人形はなぜ殺される」などの小ネタもきちんと重要な要素として本編に絡んでいるのがうれしい。
ゴーレムよりもよっぽど不死身なんじゃないかと思われる三途川理の、次作の情けなさっぷりも楽しみです。
ネタバレ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
前二作に登場した緋山燃は今作では登場していません。寂しいのですが、今までの展開からいくとマンネリ化してしまう恐れがあるので仕方がないかもしれません。
女性関係にも汚いとは流石、三途川理。
最後に女ゴーレムが博士と幸せに暮らしているだろうことを考えると、芙美子ちゃんや隊長の言うとおり共存も果たせたかもしれません。
そう思うと最初の男ゴーレムが異質だった、やはり三途川理のせいだな、とも思ったり。
鼻をトイレに流そうとしたのには笑いました。
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……三途川は、本当にブレない。今回は良い人に改心してしまったのかと思いきや、いつもの三途川でした。彼の見事な悪役っぷりには、いっそ清々しささえ覚えますね。
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前シリーズ読んでなくて探偵がこんなにひどいキャラとは知らず驚いたけど面白かった。いわゆる少年探偵団ぽい文体も好き。
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「三途川探偵」シリーズの第3弾。シャーロック・ホームズのタイトルながら、中身は江戸川乱歩の「少年探偵団」もののパロディで、不死身のゴーレムと対決する少年探偵隊というのがメインストーリー。
懐かしの少年探偵団物の雰囲気が良く出ている文体で、それは楽しめたのですが、謎解きの密度としては「スノーホワイト」に比べると結構落ちる感じがしました。
「三途川探偵」のドキャラぶりは相変わらずですが、全2作にあった切れ味がほとんど見られなかったことも、ちょっと残念なところです。
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よくもまぁ毎度切り口を変えてこれるものだと思う。
そこまで頑張らなくてもよいですよ(笑)って言いたくなる。
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ゴーレムの特性を上手く生かしていた前半に比べると、後半の失速振りがもったいない。三途川の悪魔的な頭脳から考えると杜撰な作戦と言わざるを得ない。ジュブナイルとしては良作かもしれないが、ミステリを期待していた身としてはやや不満が残る内容だったかな。
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泥から作られた不死身のゴーレムを巡り繰り広げられる、少年探偵隊の活躍を描く冒険活劇ミステリ。そしてその少年探偵隊の「先生」はなんと、若かりし三途川理……あれ? 少年たちに慕われて、とってもまともに「先生」やってるの? うそぉ。こんな時代もあったのねえ。
……と思いきや。やっぱり彼は彼でした(笑)。そうだよなあ。あの性格が一朝一夕で形成されるはずないよなあ。
怪人と少年、そして探偵というはらはらどきどきの物語。なのにラストで明かされる真相は、どろどろしたミステリでした。さすが三途川理、侮りがたし。でも最後はやっぱりそうなっちゃうのね(笑)。
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緋山といい古沢くんといい、探偵多すぎやしませんか。
この作品で時間軸ってどこまで気にしたらいいのかわからないけど、三途川理17歳って前作よりは時間が前なのかな?
しかし、この時点から既にゲスかったのか…。