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紙の本

一昔前の沖縄観が現在でも通用してしまうのは?

2001/12/12 00:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:しっぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「沖縄文化論-忘れられた日本」この本は、あの岡本太郎が沖縄に訪れたときに見た、沖縄の民俗や芸術について語った本です。ぼくは知らなかったんだけど、友人の話によると、沖縄の文化論の中でもかなりポピュラーなものらしいです。

 出版されたのはもう30年近く前のこと。沖縄はまだアメリカの軍政下の状況でした。読んでみて驚いたのは、岡本太郎が意外としっかりした文章を書くこと。うそです。驚いたのは、この本の中で書かれている沖縄、そして日本に対する認識が、現代からみても決して古くさくないことです。というか、むしろこれは問題なのかもしれないけど。占領下、軍政下の頃と現在と、沖縄が抱えている問題や経済的・精神的な面での本土との関わりあい方に大きな進歩が見られないことの証明なのかも知れない。

 あと、この本に出てくる岡本太郎の民芸や芸術に対する考え方が、坂口安吾が「堕落論」や「日本文化私観」で語っていた見方にすごく似ていてびっくりした。安吾は日本人の生活が健康であれば、そこからいかなるものが生まれてもそれが日本の文化に間違いないと語り、古い神社や仏閣などは壊してしまっても日本文化は滅びないと叫ぶ。岡本太郎は日常に使われる民具や装束の中に、美しさすら超越した独特のなまなましい時間を垣間見、地誌的、政治的に限定された中から生まれる明るく空虚な世界観をみとる。時代的には安吾の方がやや古いんだけど、作家と芸術家という違うスタート地点から、似たような結論にたどり着いたのは少し面白い。

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