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まあまあかな。「フリーター~」に引き続きサクセスストーリー何だけど、うーん、何もかもうまくいきすぎな気がする。もうちょっと話に深みが欲しいです。これは全般的にそうですね。
この作家さんは何でもかんでも恋愛に結びつけたいみたいですねえ。いらないと思うんだけどなあ。
人気のある作家さんということで何冊か読んだけど、私には合わないみたい。
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有川浩さん「らしい」とても面白く練りこまれた作品で、一気に読めました。
その一方で「主人公が男性」、「困難の中で成長」、「ラブコメ」と揃うと何というか作品の印象や読後感が「三匹のおっさん」や「フリーター、家を買う」とあまり変わらないのが残念。セキセイもオカメもマメルリハすごくも可愛いのだけど、鳥だよね。みたいな。
贅沢な文句だとは分かっているのですけど。
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面白かったー。
地方とか観光は全く興味ないんだけど、視点を変えると景色が変わり、発想が変わるっていう。わかってるんだけど、掛水くんの視点から見せられて、また自分の目は曇ってたのかと思わされた。
吉門さんのキャラ変貌っぷりもよかった。清遠さんのかっこよさはハンパない。
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お役所って堅いなぁ。
公平性って何じゃそりゃ。
でも、あれだけ風当たり強かったら堅くもなるか。
掛水と多紀ちゃん、吉門と佐和の恋はもどかしいけど甘酸っぱさ満載でした。
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面白かった。
実在の県(高知県)を舞台にし、実在の県庁の部課(観光部おもてなし課)をモデルにしていて、登場人物達の台詞は大半が心地よいリズム感の方言(土佐弁)で書かれている、かなり異色の作品。高知県の魅力がこれでもかと紹介されていて高知県にとってはかなりオイシイ内容なのだけれど、保守的で硬直したお役所仕事の問題点も率直に書かれているので、よくこの内容にOKをだしたなと感心してしまった。私自身は高知といわれても漠然と、龍馬の出身地でカツオがたくさん獲れてお酒に強い人が多くて清流がある、というイメージしかなく、観光地としては弱いと思っていたのだが、だからこその面白味があるということをこの本で教えてもらった。
地方行政に携わっている人、観光に興味のある人には特に学べることの多い本だと思う。
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おもろい素材の中でもしっかりラブコメしてる、さすがw
映画のキャストを見てから読んだけど、うん、しっかり脳内で再生された。
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こちらドラマ化、楽しみです。たしかこの作品、有川さん本人の体験から来ているそうですね。私は公務員という仕事が今まで楽しそうに見えませんでしたが、掛水と吉門のやりとりを見ていると学祭の準備をしている時の雰囲気を感じました。いわれた事ばかり、ベルトコンベアみたいな作業じゃなくて、「あんな事したら楽しいそうだな」、「これはまだ誰もやっていない! チャンスだ!」なんてやってるもんですから、こっちまで意見出したくなりました(ずうずうしいですね)
これなら公務員もおもしろい!? なんて思ったりして。よく考えると国の機関なんだしやろうと思えば国をあげてのプロジェクトだって出来てしまうのでは? 公務員は安定、安心、安全だけじゃない! そう思わせる作品です。
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単行本発売当初からずっと読みたくて、文庫化を待ちに待ってやっと読めました。
面白かった!面白かったんだけど…期待が高すぎた分、ちょっと肩透かしを食らった感があります。。勝手に期待した自分が悪いんだけど。。どうなるの!?っていうどきどきがあまりなかったかな。。あと、完全に映画のキャストが頭に浮かんでしまって、もったいないことしたなーと思いました。
お役所のしがらみとか、観光ビジネスの話とか、興味深かったんだけど…。
とりあえず映画もみたいです!
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高知に行きたくなる一冊。そして観光ってそういうことだったのか、と腹落ちする一冊。
相変わらずの有川ワールド炸裂で、読み終わるのがもったいなかった。
佐和が崩れ落ちるシーンでは、もらい泣き。
ある意味、おもてなし課の彼の成長記なんだけど、吉門さんも前に進んだんだね。
清遠さんのキャラがまたいい。有川さんの話に出てくるオヤジって、ほんと毎回いい味だしてる。「オヤジ」って、心をこめて呼びたくなる感じの。
ああ、高知に行こう。
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高知の人の良さ、自然の良さが伝わってきて、高知に住みたい欲が上がった。土佐弁が喋れるようになりたい。
友達に公務員になる人がいるけれど、こういう苦労を積み重ねて行くのかなーと思う。安易に批判しないようにしよう。
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めっちゃおもしろかった!
掛水くんだんだんかっこよくなってくし
多紀ちゃんはずっとかわいいし
吉門さんはおもしろいし。
個人的には吉門さんと佐和さんがすごくきゅんきゅんする。
もう少し掛水くんのダメっぷりが見たかったな~。
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これは面白かった!
「高知県レジャーランド化」
モノをアピールし、集客するノウハウも詰め込まれていました。
読んだ後に元気の出る一冊。
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グダクダだけと、自分の悪いところを受け入れて改めることが出来る主人公、かわいくて気が利いて一生懸命なアシスタント、悪いことは悪いときちんと指摘してくれる友人、新鮮な視点を持ち、進むべき道に導いてくれる大先輩、大きな度量を持ちながら組織のルールの中で事を進める道を見つけることが出来る出来物の上司、こんな素敵な人たちと仕事がしてみたい。そんな物語。
実際は、いやな奴が一人もいないこんなことないけどね。うらやましい。
最初いらいらさせて基本的にみんないい奴だからどんどんいい方向に向かって行って、最後は可能性を秘めて終わる。なんだかね。
有川さんの本には毎回、良いように感情を弄ばれている感じがする。ちょっと悔しい。
登場人物の感情の部分を書いてくれるので、安心して読めるのが良い。普通は、気の利かない主人公は、隣の女の子の涙を理解できないし、説明もないから読んでいる方もハラハラするし、察しの良い友人が引き返せよとアドバイスもくれないから大体こじれる。読んでいてまたイライラする。
だけど、この本にはそれは無い、実社会では相手の気持ちがわからなくて、あれこれ思い悩むことが多いので、小説の中では、良い奴ががんばっていていい結末を迎えるお話を読みたい。そんな私には最適な本でした。
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ブクログレビューを読んで、単行本を買おうと思っていたけど、文庫本が出て、ラッキー気分?
ジャンルとしては、観光小説か、
「限界集落株式会社」黒田伸一著、とかこういった、地方を元気にさせる小説がもっと出てくるといいな。
とにかく、掛水と多紀、吉門と佐和、それぞれの関係が微妙でくすぐったい。誰かも書いていたけど、有川浩の小説は、読後ほっこりする(笑)
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ストーリーと観光振興の打ち出し方は新鮮でおもしろかった。
県庁ルール…確かにあるかも。
ただ、恋愛の話は甘すぎる!しかもカマトトですな。
特に嫉妬する場面。「ビミョウに面白くないのは何でだ」と書かれていると、好きだからだろ!と突っ込みたくなる。
もっとこう、行間から感情を読み取らせてほしいです。