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メルヘンといってもいいのかもしれない。
なんだか不思議で、暖かい話。
ミトンさんは可愛らしさから対局にいる存在かもしれないけど、やっぱりどこか可愛らしいといってもいいような気がする。
それは、ミトンさんの真っ直ぐさなのかもしれない。
その真っ直ぐさでするりと心に入ってきて、その人の真っ直ぐなところを引き出してしまうのかも。
ミトンさんがたくさんいる場所、この世のどこかにあるのかもしれない。
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いつのまにか入り込んだ。
伯父の家に引っ越したら(伯父は留守)ミトンさんという小さなおばあさんがいて、
果物を与えてかわいがることに。(果物が好きだから)
「おれ」といって話すところがおかしい。
主人公の彼の位置はどうなのか。やりとりとかちょっと残念。(果たして登場する意味があったのかという気もしたり)
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完全なジャケ借りです。福田利之さんの装画が素敵で図書館で一目惚れ。世界にひきこまれて、スイスイ読んでしまいました。
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おとなのための童話、といった手触り。
言葉選びが美しいなあとうっとり浸りながら読んだ。さらっとしてるけど何となく心に引っかかる。
最後、庄司くんはどこへ行ってしまったのかな。
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うーん、残念な感じがした。
登場人物同士がどう影響し合うか、どんな心の動きがあるかが弱いと、読ませる力がなくて、読みつづけられない感じ。
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東直子の、大人の童話。
すがすがしい筆致で描かれています。
あいまいな人間関係の中に、不思議な存在ミトンさんが投げかける波紋。
それは‥
アカネは、海外赴任の長いミキヒコ叔父さんの家に住めることになった。
5年3ヶ月暮らした狭い部屋を出て、綺麗な白い家に。
台所の床下収納を開けたら、梯子を降りていくと、赤い服を着た50センチぐらいのおばあさんが眠っていた‥!
叔父さんに電話すると、「アカネ、駄目だよ、ミトンさんは起こさなければ10年ぐらい寝ていたのに」と言われてしまう。
家の守り神というか住む人の守り神なんだという。
自分のことは「オレ」と言い、フルーツが好き。すぐに寝てしまうが、外に連れ出すと喜ぶ。
顔を隠す帽子を買って抱っこしていると、赤ちゃん連れで通るのだが、子供が出来たという妙な噂も一部に広まったり。
2年以上付き合った庄司くんとの、くっついたり離れたりの仲は、リアル。
頼りない彼は最初ミトンさんのことをまったく受け入れないのだが、なぜか戻ってきてからは世話を焼いたりしてくれるように。
学生時代の友人みほさんと思わぬ再会。
すぐにミトンさんの存在を受け入れる彼女。ほんわりした人だけど、孤独な状況。
なかなか連絡が取れないミキヒコ叔父さんも、何をやっているのやら、ちょっと怪しい存在。
日常的なような全然そうでないような出来事がゆるゆる絡まりあって‥
寂しいような、そうでもないような、でもミトンさんに会えたのは良かったね、と思える読後感でした。
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『薬屋のタバサ』ほどの衝撃はないけれども、
和やかに不思議で良い読書でした。
(タバサを衝撃的とか受け止めるのもおかしいのかもしれないけど・・・)
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ミトンさんは黒髪のおかっぱと書いてあったけど、私の頭の中には常にムーミンのミィがイメージされていた。
最後のほうに出てきたミトンさんの仲間?はお団子頭って書いてあって、やっぱりミィじゃん!って思った。
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図書館の返却コーナーにあったのを
たまたま手に取ったのだけど、
文章がやわらかくて、どこかメルヘンで
すごく読みやすい、すごく好きだ。
ミトンさん可愛いし、みほさんが大好き。
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図書館で借りたもの。
叔父さんから借りた家の床下には、身長50センチほどのおばあさん(ミトンさん)が眠っていた――。
なんだか不思議な話だった。
ミトンさんはまたアカネの前に戻ってくるのかな。
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どこか懐かしい感じがする温かい物語
何かを忘れているような、
何かを思い出しそうな・・・そんな気持ちになった