紙の本
サッカー選手松田直樹さんを知れる一冊
2024/04/23 16:50
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投稿者:かつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
急性心筋梗塞で天国に旅立ったサッカー日本代表経験者松田直樹選手。
日本代表や魅力的なサッカー選手としての半生を振り返ります。
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松田直樹を忘れない。読み終えて更にその思いが深まった。苦悩を抱えながら、もがき苦しみながらマリノスでのラストシーズンを終えた。簡単に書いてますが、本当に辛い時だったと思う。松本山雅への入団過程、入団式で見せたサポーターへの愛、今迄とは違うアプローチでチームメイトに接する、J2昇格のために必死に試行錯誤、親友安永や由紀彦に見せた素顔…そして迎える運命の日。
兎に角読んでください。
サッカーが好きな人、マリノスが好きな人、松本山雅が好きな人、松田直樹を忘れないためにも。
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もうね、内容云々では無く題材が松田直樹な時点で泣ける。
やっぱり、倒れた日の描写は涙なしでは読めなかった。
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2011年8月4日。
あの日、自分の心にぽっかりと穴が空いてしまった、そんな感覚を覚えた。
多くの人々に愛され、この世を去ったサッカー小僧、松田直樹。
マリノスでの栄光と、屈辱の戦力外通告。そして新天地・松本山雅での奮闘の日々。
34歳でこの世を去るまでの、プロサッカー選手としての生き様が描かれている。
長い長い一日、8月2日のところは涙なしでは読めなかった。
みんな悲しみを抱えながら、でも前を向いて生きてほしい。
そんな著者の、そして松田直樹の思いが詰まった一冊でした。
ただ残念だったのは、誤字がやや多かったことかな。
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戦力外を通告され、部屋を出た。残り1試合を残し、ファンへの挨拶の機会をもうけた。チームに貢献した選手をきるのに社長も同席しなかった。アントラーズの秋田に戦力外をする時は涙が止まらず。コーチ陣は言えず、最後は社長から告げた。松田は膝の怪我のため、年間通してプレーできない。
松永に相談する、CBとボランチどっちがいいか?
松永にたしなめられる。そんな質問すること自体がおかしい。
J1チームからの誘いはなかった。J2チーム、ベルディ、草津から誘われた。
松本のスタジアムが三ツ沢の雰囲気だったのでJFLでプレーする。
レベルの違いでいらつくが序々に選手へのコーチングができるようになる。
後輩の俊輔に、もっと積極的にプレーしろと言ったのは松田。
栗原が松田のDNAをひいた。
走れなくなっても、ピッチ内の存在があった。
戦力外を告げた下さん。代表の合宿に行かない松田の首根っこをつかんで叱った。倒れたグラウンドにはAEDがなかった。AEDがあったら助かったのかは不明。一命を取り留めても、障害は残っただろう。
カズはミサコ夫人に、日本で一番うまいDFと紹介。
2010WCでポジションを奪われた俊輔に、シュンの出ない試合はつまらないから見ない。実際、見てない。
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忘れない。
当時の松本の選手たちのこと、
安永さんや佐藤由紀彦さんのことなどもわかり、よかった。
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読みながら、何度も涙を流した一冊。誰もが応援したくなるアツいサッカー選手・松田直樹のマリノス退団から松本山雅移籍、そして急逝とその後の松田直樹メモリアル設立までを愛情込めてつづった一冊でした。マツさんのことを日本代表の試合やJリーグで見るたびに声を出して応援せずにいられないあの気持ちを思い出させてくれて、業界ややってることは違ってもそういう存在は必要とされるものだなと、自分の周りに置き換えてみたりしました。器用なコミュニケーションなんて取れなくていいから、本気で相手と向き合うこと。それをもっと自分も大事にしてみようと思いました。松田直樹は僕の中にも生きてます。
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勝負に拘り子供のように感情を剥き出しにする熱い男。読むと松田のプレーが見たくなる。これほどまでに純粋でファンに愛される選手はもう現れないんじゃないだろうか。