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amazonのレヴューを読んで何気なく買った本だったが、とてもためになる本だった。何より想像以上に読みやすくて野球好きでなくてもわくわくしながら読めたのが意外。仕事でのチームづくり・人間力強化のヒントが得られれば・・・と思っていたのだが、「そのためには相手をよく観察して理解し、相手に自ら気づかせる事が大事」と書かれていた。よく耳にする方法論だけど本書では個性的な野球選手の例を使って興味深く書かれているので楽しみながら理解できた。確かにそうだな〜。どんなにこちらの考えが正しくて相手にそれをぶつけてみても、相手がピンと来てなければただの自己満足で終わってしまう。「どうだ?俺の考え」的な態度を見せてドヤ顔して終わりなんだ。相手が自ら気づけるように水を向けてあげる事が大事!しかも相手によってスイッチの場所が違う。だからスイッチの場所をしっかりと見極めるために相手の方を向いてなくてはならない。そういう事かな?と気付かされた。などなど他にもためになる話がいっぱい書かれていてとっても得した気分。全く知りませんでしたが野村監督ってすごい人だな〜と感心しました。知らないって恐ろしか〜。
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野球をやっていた頃にはよく読んでいた、野村監督の本を久しぶりに読んでみました。
(他の野村監督の本と内容が一部かぶる部分もありますが)いろいろなチームで監督が育てた選手や、さまざまな戦略の話はプロ野球ファンにとってはどれも興味深い話ばかりです。(特に95年の日本シリーズのイチロー対策の話は読み応えがあります。)
しかし、この本の良いところは、決して野球のみならず、ビジネスの世界を始め、様々な場面で、活かせるアイデアや考え方が載っていることです。
野村監督ファンのみならず、組織を率いている人、部下を育てなければいけない人にお勧めです。
やっぱり、一度野村監督にWBCを率いてもらいたい・・・
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本書抜粋
「依存心が強ければ強いほど、人間の思考能力は衰える。思考を停止すれば、進歩も止まる。一流とは、より多くの疑問を抱き、失敗からたくさんのことを学び取る能力に優れた人間のことをいう。
「他人の下す評価こそが、その人間の真の価値であり、評価なのだ。」
「満足→妥協→限定」は成長を妨げる最大の敵。
「人間的成長なくして技術的進歩なし。」→他人あってこそのの自分という謙虚な気持ち。
「見ている人は見ている。仕事は絶対に手を抜いてはいけない全知全能を使ってベストを尽くす。」
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「野村ノート」とかぶっているところが多い。新たに、楽天の話が加えられている。山崎選手や草野選手など多くの選手を再生させた野村手腕はすごい。「失敗」と書いて、「せいちょう」と読む。渋い、 野村監督。
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何冊目かのノムさんの本。多数の著書を持つノムさんが、今回は「再生」をテーマに具体的エピソードを交えながら話を展開している。無視・賞賛・非難、満足・限定・妥協など、よく使われる名言のほか、阪神監督時代の井川、福原へのアドバイスのような掘り下げた話もある。
野球ファンだからか、ノムさんの言葉はすっと入ってくる。
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みなさんご存知元楽天監督。ぼくはこの人好きです。本当は、ぼやくのだってかなりエネルギーを要するはずだしね。ノムラのエッセンスがぎっしり。これまでのノムラ本も読んでますが、それはここでは割愛します。
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ノムさんが好きになった。
自分でも、もっと何事にも考えをもち行動しなければならない。
失敗と書いてせいこうと読む。
指導する立場の方にオススメです。
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のむやんはぼやいてるばかりではなく、部下への思いやりがある監督である。山崎たけしとのエピソードが肝。
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プロ野球に限らず、スポーツ選手から我々は学ぶべきところが多い。
何を考え(気づき)、どう行動し、どのような結果を残したか。それがスポーツはとてもよく見えるからなのかもしれない。
本書から、人生観や考え方のヒントを得ると同時に、底辺からのすたーとだったノムさん自身のお話は、我々に希望を与えてくれる。
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何かは忘れてしまいましたが以前読んだ野村克也さんの本。
山崎武司さんの「野村監督に教わったこと」で読んだことにより、
野村克也の著書を読みたくなり、読んだ本です。
田中、山崎、嶋、古田、飯田、川崎、小早川、高津、江夏、江本、門田、
現役選手、現役時代を知ってる選手、引退後しか知らない往年の選手を
例に叱り方、褒め方、教え方などの人材の育成方法について書かれた
とても興味深い本です。
現在部下を持っている方、人材育成法に悩んでいる方はもちろん、
現在悩みを持つ方などなどそれ以外の方が読んでも、
とてもタメになる本だと思います。
ぜひ、時間をつくって読んでみることをお薦めします。
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野村監督の野球人生を振り返った本。野球に対する姿勢だけでなく、人生に対しての考え方、捉え方が浮かび上がってくる。弱者も頭を使うことで強者に勝てる可能性が出てくる。彼の生き方はそれを証明してきた。我々も、日常をただ漫然と生きるのではなく、考えることによって、より豊かな人生を歩むチャンスを持っているのではないか。そう気付かせてくれる一冊。
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野村監督と言えば
自分の不器用さをカバーするために
データを活用して、結果を出した人。
そして、監督時代にもそれを活用して
二流の選手を一流に育てたというイメージがあります。
本日ご紹介する本は、
人を再生させるための「野村再生工場」の
秘密のノウハウを公開した1冊。
ポイントは
「気づき」
結果が出ていない状態から
結果が出るようにするには
行動を変える必要があります。
考えかたが変われば、行動が変わる。
考え方を変えるには、
本人が気づくことができるかどうかにかかっています。
間違いに気づいて正す。
そしてどうすればもっとよくなるか、
考えることができているかどうかが重要です。
「いわれなき自己限定」
自分はこれで精一杯だ。自分はここまでだ
と自分で範囲を決めてしまうことを
本書では”いわれなき自己限定”と言っています。
仕事でも、自分の担当外だと勝手に思って、
全く考えようともしないような
”いわれなき自己限定”になっていないか
あらためて確認してみましょう。
「評価」
”人間の価値は他人の評価で決まる”
他人からどう見えるか、どれだけ貢献できたかが
その人の価値になります。
たまには他人が自分をどのように思っているのかを
考えてみることは大切だと思いました。
「フォア・ザ・チーム」
プロ野球では、個人のタイトルもありますが、
まず、チームが勝つことが重要です。
チームが勝つためには、自分は何をすればいいか、
何ができるかを第一に考えなければいけません。
仕事でも、自分が与えられた仕事を成し遂げることも大切ですが
チームが実績を出すために、自分の役割や、やるべきことを
考えることの方がよっぽど重要だと思いました。
ぜひ、読んでみてください。
◆本から得た気づき◆
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結果よりプロセスを重視する=絶対に結果論で叱らないこと
「いわれなき自己限定」=自分はこれで精一杯だ。自分はここまでだ
組織作りで最初にお行うことは「意識改革」=考えかたが変われば、行動が変わる
「チームが勝つためには、自分は何をすればいいか、何ができるか」を第一に考えなければならない
「人間の価値は他人の評価で決まる」
一度落ちた評価を覆すには、「あいつ、変わったな」と周囲に感じさせる必要がある
見ている人は見ている。仕事は絶対に手を抜いたらだめだ
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◆目次◆
第一章 弱者を強者にするために
第二章 楽天的、意識改革
第三章 再生の極意は気づきにあり
第四章 弱い組織を再生させる
第五章 私の人生もまた再生の歴史である
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◆マインドマップ◆
http://image01.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/6ea86f55c41db4e1.png
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野球に興味がない人でも勉強になる本
やる気のないメンバーのリーダーに選ばれた時、この本を読めば少しは道がひらけるだろう
「無形の力」は非常に興味深い言葉だ
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タイトルの通りのことを、事細かく(そこまで書いてしまっていのか)っていうくらい書いている当書。
楽天の監督をしていた頃の山崎とのやりとりや(互いに嫌っていたらしいが意外にそうでもなかった)、監督を歴任した阪神やヤクルトでのエピソード。
あの場面の選手との会話などこと細かく書いている。
ヤクルトvs西武の日本シリーズで満塁ホームランを打った杉浦亨が、その後の試合でまた満塁の場面が来る。そこで力んだのか、いただきと思ったのかちょっとした欲で凡打になってしまい、日本一にもなれなかった。
楽天磯部に対しての見方も、マスコミだけ伝わるイメージとは違った。元近鉄出身の選手はチームのためというより個人成績主義な人が多かったとか。だから楽天はすぐには強くならなかった。など。
キャッチーをしている時の打者との駆け引きとかも聞けて、非常に興味深いものがあった。
指導者は選手を好き嫌いで判断してはならない。一切の先入観を排しどの選手が組織に有用かという観点から判断すべきである。
ためになる話ばかりでした。
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野球にも野村克也氏にもあまり興味はなかったが、人からのススメで読んでみた。結果、読んで大正解。ジャンル的にはスポーツモノというよりは完全にビジネス書である。野球の話がベースにはなっているが、明日からのビジネスシーンに役に立つ話が満載である。特に管理職や中間管理職の方には役立つ話が多い。部下の育成などで悩んでいる人、名将の話をぜひ!!