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印象に残ったのは「指導者は言葉を獲得しなければならない」という言葉。
自分が感覚で理解し、できたことについても、理屈や理論で示せなければいけない。
スポーツ以外の世界でも言えることだと思う。
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70歳を超えた今も球界から引っ張りダコの野村監督。
その理由を知りたくて、初めて野村本を手に取る。
読んでみた素直な感想は、とにかく面白い。
適材適所、知力の活用など野球以外の場でも十分活用できる
考え方が満載。
でも、なんといっても考えることの大切さは、万事に通じるのだと
改めて思った。
プロ野球選手でもサラリーマンでも「一生懸命やる」のは当たり前。
多々ある課題の中で自分はどれをやるべきなのか、どうやってやる
べきなのかを考えることがマスマス重要だと感じた。
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-備忘録
全ての仕事に全身全霊をかけること。
誰かは必ず見ている
よりハングリーに何をすれば生き抜くことが出来るか
考える力が必要
どうやって生き抜くか。
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おもしろかった!!
読みやすいったらありゃしないわけで、2時間くらいで読破してしまいました。
本作品を通じて、野村監督が「如何に野球というスポーツに、自分のすべてをかけているのか」を感じ取らされました。野球ファンはもちろんのこと、そうでない人であってもこの本から学ぶことはたくさんあると思うので、是非お薦めしたいです。
また、本作品では指導方法についても書いてあり、これを「教育の現場に生かせるかな?」と淡い期待を持って読んだ僕ですが、どうやらそれは少し難しそうです。別に学校の先生になるわけじゃないからいいんだけど、こういったやり方で生徒を指導するためには、ある程度明確な目標を持った学生を前にして出ないと上手くいかないんじゃないですかね。
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コレは、アニキの著書『覚悟のすすめ』を買いに行ったとき、
隣りに平積みされていたのを思わず買ってしまった作品です。
まんまと店員さんの術中にハマってしまった感、丸出し。
読んでみると、まるで示し合わせたかのように
『覚悟のすすめ』と内容が似ている。
アニキとノムさんが考えることは同じなんだ。
すなわち、一流になるには共通した考え、姿勢があるんだと。
ノムさんの著書を読むたびに、
野球って奥が深いなぁ〜って感じさせられます。
そして、人間としての成長を促されます。
日々、のほほ〜んと生きていたらダメなんだ。
常に、考え、行動し、反省し、改善する。
そうしないと、一流の世界では生き残っていけないんだ。
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楽天の山崎、まーくん、磯部、高津、井川や
古くは小早川、江夏などを育成・再生させてきた野村監督。
○選手一人一人をよく観察すること、
○長所に注目すること
○「気づき」のきっかけを作ること
といった点はビジネスや子供の教育にも共通することだろう。
やはり野村監督やオシム監督など名監督の言葉やエピソードは非常に参考になる。
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ノムさん本はほとんど同じことが書いてある。
そして、それでもほとんどおもしろい。
これは、やっぱり文章がうまいからだろう。
通勤カバンにそっと一冊。
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今まで知らなかった野球界のこと、バッテリーと打者のやりとり、どうやってチームづくりをするのか、なんて野球ファンなのに、そんなことも考えずに野球を見ていた自分に気付きました。
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野村監督の育成術は、野球選手育成だけではなく
会社のチームづくりにも大いに参考になる。
サッカーのオシム監督とは一味違った
Made in Japan 監督だ!!
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心が変われば態度が変わる/態度がかわれば行動が変わる/行動がかわれば習慣が変わる/習慣がかわれば人格が変わる/人格が変われば運命が変わる/運命が変われば人生がかわる 自己限定をすてさせ、自信を与える 再生とはよく観察し気づかせること 見ている人はみているよ。仕事はゼッタに手を抜いたらだめだ。全知全能をつかってベストをつくしなさい。必ず誰かがみているから。草柳大蔵
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「データってそんなに強いんや」
と思わざるを得ない一冊。野球好きには楽しめる内容。
2009年、楽天がダークホース?
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とても野村監督らしいお話でした。
野村さんの現役時代の経験などの話が選手たちに刺激をあたえているのかというのも、
詳しく書かれていました。
野球があんまりわからない人でも人生とはこういうものであるみたいなこともかかれていたので
自分的には良かったです。
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・他人からの評価が自分の評価である。
・ヤクルト、阪神での監督業
・野村監督の半生
1点目は自分を見つめ直す意味で刺激を受けました。これからの仕事に一層力が入りそうです!
新しい部分は楽天のことが書かれていること。
山崎、マー君、嶋、楽天のチームと目からうろこな点がたくさんありました!
楽天はまだこれから歴史を作るチームです。まだ時間は必要なのかもしれません。
長い目で見る必要はあると思います。
今シーズンは5位になったことで現在どんなことを感じているのかが知りたいです!
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開始:20080815、完了:20080815
野村監督の哲学が書かれた本。読み応えがある。以下、気になった言葉。人は無視・賞賛・非難の段階で試される。若手と接するとき大切なのは絶対に結果論で叱らないことである。指導者は選手を好き嫌いで判断してもいけない。一切の先入観を排し、どの選手が組織にもっとも有用かという観点から判断すべきである。「組織はリーダーの器以上には大きくならない」と私は思っている。人間は失敗してこそ自分の間違いに気づくものだ。自分で気づく前に何か言われても真剣に聞く耳を持たない。選手が自ら教えを乞いにくるときは選手の向上心や知識欲が最高潮に達しているときだから、そんなときは聞き入れ体勢が整っている。「自分は何のために野球をやっているのか」ということを明確にさせることが必要なのである。ピッチャーの投げるボールには一球一球根拠がなくてはいけない。人間的成長なくして技術的成長なし、というのが信念。欲はたしかに必要だ。だが最後は欲を捨てなければならない。すなわち、「欲から入って、いかに欲から離れるか」。伸び悩んでいる選手はほとんどが「いわれなき自己限定」をしている。「自分はこれで精一杯だ」「自分の力はもはやここまでだ」と考えている。ではなぜ自己限定をしてしまうのか。低いレベルで「妥協」してしまうからである。壁にぶつかると「俺はこんなもんだ」とあきらめてしまう。それ以上の努力をしようと思わなくなる。「満足→妥協→限定」は成長や再生を妨げる最大の敵。スタートは意識改革、ヒンズー教で、心が変われば態度が変わる、態度が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる、運命が変われば人生が変わる。負け犬根性が染み付いたチームには、「この監督についていけば絶対に勝てる」と思わせなければならない。楽天でも毎晩ミーティング漬け。楽天の選手たちの姿勢はヤクルトの選手に近いものがあった。中心なき組織は機能しない。自分の記録を意識する前にチームが勝つにはどうすればいいのかを最優先して試合に臨むことが大切なのだ。野球は「間」のスポーツである。一球一球ゲームが消える。「そのあいだに考えろ、備えろ」といっているのだ。「野村野球」とは一言で言えば「プロセス重視」。プロ野球は結果がすべて。手っ取り早く勝とうと考える。でも結果の裏側にあるものはなんだろうか。「プロセス、過程」にほかならない。「プロフェッショナルのプロ」とは「プロセスのプロ」でもあると私は思っている。楽天の選手に言っているのは、一に準備、二に準備、ということ。準備の大切さ。これをやかましいほど説いている。準備すなわちプロセスを重視した指導を徹底している。野球は確率の高いほうを選択するスポーツである。強者なら天性だけで向かっても打てるかもしれないが、弱者が勝つにはあらゆる準備をして臨まなければ太刀打ちできない。そのために意識付けが必要なのだ。分析・観察・洞察・判断・記憶。観察とはいわば目に見えるものから情報を引き出す力である。もっとも成功する確率が高いものは何かを選択するのが「判断」であり、その正解率は蓄積された「記憶」の量が多ければ多いほど高くなる。ということは、それだけ勝ちを拾う確率も高くなるのである。「人間」という字は「人の間」と書く。これは「人の間にあってこそ人のためになってこそ人間と呼べる」のだと理解。「人」という字も人は支えあわなければ生きていけないことを示している。つまり「他人があってこその自分」という謙虚な気持ちを持てということだと思う。己を過信しているなら正さなければいけない。選手である以前に人間としての生き方を説いてやらなければいけないのである。チーム強化というものは補強と育成の両面でなされなければならない。よいチームの条件のひとつに先輩が後輩に自然にアドバイスできる環境ができている。山崎を誤解していた。鉄平は中日の二軍で5年くすぶっていた。鉄平と山崎の再生。伸び悩んでいる選手に共通しているのはマイナス思考。「僕はこれで精一杯です」、「自分の力はこんなもんです」。いわれなき自己限定をしている。吉井と阪神の遠山は限界と思われた選手を再生させた。ストレートとスライダーしかなかったところ、シュートをマスターしなさいといった。再生するには絶対欠かせない資質がある。第一は闘争心。「なにくそ、いまにみていろ、絶対に復活してやる」という強い気持ち。
いわれたことを素直にやってみる、間違いに気づいてそれを正す、どうすればもっとよくなるか考える、こうしたことができなければ、いくら私がアドバイスしても成長することはないし、同じ過ちを繰り返すだけだ。山崎は何も考えていないに等しい、天性だけでやってきた選手。40歳になるベテランが「おお、野球っていうのはそういうふうにやるのか」という。「監督の野球談義を聞いていると、野球の見方が変わる、じつにおもしろいですね。野球って…」相手投手の心理状態を考え、配給を読むようになった。その前に「一流の社会人であること」を私は選手に求める。過去にある程度の実績を残した選手は往々にして自分が正しいと信じている。「このままでいい」と思っている。変わる必要性を感じていないし、変わろうという意思もない再生には「考え方を変える」ために本人が「気づく」ことができるかにかかっている。したがって指導者は「気づかせてやること」が大切になる。指導者に必要なのは第一にその選手をよく「観察する」こと。力があるのに引退せざるをえなかった選手は指導者の怠慢の犠牲者だといっていい。選手をよく観察するというのは、その選手をもっとよく知りたいということでもある。そしてそれは言い換えれば、どれだけ愛情を持って接することができるかが重要だということだ。「どうやって人を再生させるのですか」よくそう訊かれる、すると、私はいつもこう答える。「その選手に対する愛、そして情熱です」再生の根底にあるのは愛情。「この選手をなんとか一人前にしてやりたい」「成長してほしい」という愛情があったからだと自信を持っている。監督は確固たる意思をもって毅然とした態度で「おれのいういとおりにしていれば必ず勝てる」と選手にいい続け、信じ込ませることができなければいけない。でなければチームはそこから崩壊していく。「戦力が足りないから」、敗因を田尾はそう結論づけた。だが、楽天球団が聞きたかったのは、「その戦力でいかに戦うのか、将来ど��ようにチームをつくるのか、そのためには何が足らず、何がどれだけ必要で、どのくらい時間がかかるのか」ということだtったのだ。見ている人は見ているよ、仕事は絶対に手を抜いたらダメだ。全知全能を使ってベストを尽くしなさい。必ず誰かが見ているから。若い頃、「給料はいらないからもう一年いさせてください。クビになったら南海電車に飛び込んで自殺します。」「そんなこといった奴ははじめてだ」。ブルペン捕手が頭角を現すためには、人と同じことをしているだけではダメだ。人よりももっと練習しなければ。打てなくなってわかったことは「自分は不器用なのだ」ということ。ストレートがくれば打てる。カーブがきてもカーブを待っていたときには対応できる。でも、ストレートのときにカーブがくると打てない。どうしたら打てるか。出てきた結論は「頭を使うこと」。苦手のカーブでもあらかじめカーブがくるとわかっていれば打てるのだ。ならば頭を使って読みの精度をあげればいい。つまり、相手バッテリーの配球をできるだけ正確に読むこおtができれば、それだけ打率はあがるにちがいない、と考えた。より正確に読むために必要なものは、何か。いうまでもないデータである。ピッチャーの配球になんらかの傾向があるはずだ。それがわかれば読みが当たる確立は格段にあがる。そう思い至った。同時に相手投手のクセを探ることにした。たとえ不器用な選手であっても頭を使えば一流のピッチャーにも充分に対抗できるということに気がついた。「野球は頭のスポーツである」、この信念が私のなかでじょじょに像を結びはじめた。選手たちにも読書を奨励している。「引退後の生活は長い。そこでは人間としていかに生きるかが問われる。野球バカで終わらないためにも本を読め」って。
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野村流の選手の育て方から、部下を育てるケーススタディを学べるという印象。読み物として単純におもしろい。