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【由来】
・「猟奇夢は夜ひらく」の抱き合わせ購入。
【期待したもの】
・「抱き合わせ」とは言え、読みたい本でもあり。図書館にもないし値段も安かったし。
【要約】
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【ノート】
・
【目次】
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ファーストガンダムの完結編とも言える映画版「逆襲のシャア」のノベライズ版だけど、登場人物やマシン、設定などいろいろ違っている。これは映画版シナリオの初期案でボツになった内容が元になっているからだそう。ただ基本の流れは映画版に沿うので、映画版でちょっと難解な部分も読むと、あぁ、なるほど、そういうことかと理解しやすくなる。そういった意味でも読んで損はないと思う。
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約1年前に「逆襲のシャア」の感想として、以下のように書いた。
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ところで、角川カセットブック「逆襲のシャア ベルトーチカ・チルドレン」を聞いてみた。59分。
大局はあまり変わりない。
・ナナイ・ミゲル → メスタ・メスア
・ギュネイ・ガス → グラーブ・ガス
・サザビー → ナイチンゲール
・ヤクト・ドーガ → サイコ・ドーガ
と、ネーミングが異なる程度。
が、まず導入部として、なんとアムロとベルトーチカのセックス事後・後戯「ベルトーチカの顎は尖ってるんだから(胸板に刺さる)」という、!!!!!!!!
しかも、クェスを倒したのは、チェーンではなくハサウェイの誤射。これが、後に「閃光のハサウェイ」へとつながる。まるで「シャイニング」「ドクター・スリープ」の関係のようだ(スティーヴン・キング。スタンリー・キューブリック。マイク・フラナガン)。
さらにラスト、妊娠3カ月未満のベルトーチカが出撃し、アムロがアクシズを押すのを後押ししてくれたのは、なんと後に生まれるはずの子供の意志だ、という……そりゃ映像化しづらいよ! でもベルトーチカ好きとしては、音声だけで妄想が捗ります。
先日手に入れた原作小説の序盤でもベルがエロそうだったし、そもそも小説ではアムロが性的にいろいろあるとか聞いたことがあるし、小説家富野にも手を伸ばしたいところ。
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で、読んでみた。
ほぼ上に書いた通りなのだが、富野御大の文章の生硬さが愉しめた。
映像の補助がなければ読むのは結構辛かっただろうな。
美樹本晴彦によるイラストのクェス、可愛い。
にしても、アムロの言う、
「万全の段取りを組んだし、赤ちゃんのためにも勝つ……違うな。シャアには、ベルトーチカのような女性との出会いはなかったし、子供も手に入れられなかった。しかし、ぼくは、ベルトーチカとお腹のなかの赤ちゃんがいる。この違いは、絶対的な力だ」
って、そうとう手厳しいなw
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富野由悠季作品は久しぶりに読みます。バイストンウェルの話しは一通り読んでますが、ガンダム系は初めてかも。
映画版とはストーリーが違いますが、こちらも面白いです。ただ、映像作品じゃないですが、ちょっと「尺」が足りないかも。クェスとシャア、ハサウェイとクェスの関係とか、もうちょっと色々お話しがないと、なんであんなに入れ込んでしまうのか、少し伝わりづらい。
この本ではアムロの子供ができる設定になっていますが、映画化のときにはそのストーリーは否定されたと後書きに書いてあります。富野さん本人も、それがいい、との判断で映画版では子供はできてませんが、それで正解だった気がします。後の世代は、この後ブライトの子供のハサウェイの話が続きますが、あまり、誰々の子供と誰々の子供の話し、みたいに続くより、新しい人が出てくる方が良いですね。作る人もどんどん新しい人に代わっていって欲しいと思います。
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あとがきをこんなに興奮しながら読んだことはありませんでした。映画とは異なる設定、ストーリーが少々あるものの映像で記憶してる部分は読みやすくラストシーンでは一気に読み終わってしまうほど。映画観たことあってガンダムが好きな人なら超オススメです!