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彼は普通の人である。物心ついた時から自分を男と認識しつつ女を装う事を強要されていた著者の幼少~大学卒業までを描いた作品。今の若い世代でも、性同一性障害や同性愛について歪んだ認識(いじめてもいい奴)を持っている人が大半で、そこから自分を守るために大なり小なり偽装工作している人は多い。性別だけではなく、多くの社会規範(1つは母親だ)が著者にのしかかり自分らしさを奪っているように感じた。正しい有様など存在しない事だけが「真実」であり、他人に強要を許すほどの正しさなど誰も持っていない。あるがままに生きてほしい。
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読みやすかった。絵も好きな感じ。
当事者でなくても分かり易く書かれています。
様々な葛藤や悩みがそこには赤裸々に描かれています。
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女性の体に生まれ男性になりたい作者の経験が漫画化されており、逆の立場からみてもとても共感する部分の多い本であった。
カミングアウトの問題は本当に深刻で根深いものであり、これが悩みでなくなる社会になれば良いなと感じた。