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外国語だろうが古文だろうが原文のまま読めるのが理想。同じ日本語なんだから古文くらい...とは思いません。高校時代の成績が示してくれていますのでorz
随分と細かく記録しているというのが率直な感想。信長存命中からリアルタイムで書き記してたんだろうな。
次は『言継卿記』かな。
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旧臣が記した信長の一代記。一次資料としての価値が高く信長研究では必須の書であり歴史小説のネタの多くがここから出ている。
信長は生涯を通して戦闘しっぱなしだった。イメージとしてはこんな感じ。
90% 合戦、および評定/恩賞/叱責/成敗
5% 鷹狩
2% すもう大会
2% 天皇・将軍行事
1% 名物召し抱え
戦国時代、死がすごく身近にある。「何々の戦いで敵方地侍七百五十人と討ち取った」とか淡々と繰り返し出てくる。
たくさんの武将名が見てたら「信長の野望」をやりたくなった。
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信長さんの旧臣、太田牛一が綴った信長の一代記
全16巻を一つ集約し、それを現代文に訳してあるので理解し易い
読書と言うよりは資料閲覧って感じです。困ったら再度開くでしょう(^^;
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底本のひとつになっている角川文庫版の信長公記とつきあわせながら読んだ。読み飛ばしていた部分や読み間違っていた部分の理解に役立って良かった。注釈も多く、特に地名の注釈として現代の地名があるのは有り難い。
章番号を増やしてあるのは現代語訳だけを読むなら便利だけれど、原文の方とくらべていると読みづらいので、そこだけ残念。入れ替えた章のように補記があると嬉しかった。
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信長とともに生きた家来が書いた伝記で、臨場感が伝わってくる。人に聞いて綴った内容も多いと思われるが、それでも当時の様子や動きが細かく書かれており、一触即発の様子や駆け引きをしている様子が伝わってくる。武将の名前や立場を知らないとなかなか関係性が分かりにくいかもしれないので、信長を取り巻く武将の関係図などをネットなどで調べておいて読むと良いと思う。
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引用数が第一位の第一級史料である、太田牛一の信長公記の口語訳です。大変読みやすく、語句の説明や巻末年表も参考になります。歴史好きな方は、一家に一冊常備されることをお勧めします。
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この本は、第一級の史料認定されているらしく、よく歴史物のテレビ番組などで引用される。再現Vなんかで、さらに脚色されているので、どれほどワクワクするのかと読んでみたが、それほどではないと最初思ったけれど、戦記の中でも時々出てくる信長の言動が魅力的だと読み進めるうちに思ってきた。休暇をもらった丹羽長秀らの武将が湯治に出かけたことなども載っていて、面白い。明智光秀が、本能寺の変の前に、「考えるところがあってか、二度も三度もおみくじを引いたそうである」などの記述も興味深い。
信長は怖いと思っていたけど、この本を読むと、印象が変わる。そして、牛一は信長が大好きだったんだろうなと思う。正しいことをしているので、神の御加護があったなどと書いてあったりして、信長が慕われた上司であったんだなあと感じる。まあ、確かに「際限なく首を切らせ、目も当てられぬ有様だった」などの記載もあり、怖い部分は多いにある。徹底して間違ったことを許せない、圧倒的武力を持った三成というイメージかも。それにいつも足半を身につけているとか、すごく細かいところまで信長の言動がわかる。伊丹城の人質を殺すシーンで、信長も可哀そうだとは思ったが、悪人を懲らしめるために云々とあり、信長が何も感じない人であったわけでないこともわかる。
本人が弓の腕前をほめられ、加増されるエピソードも載っていて武士なためか、戦いや業績の詳細が多い。。
だけど、牛一が合間に述べる信長は、とても慎重で時の流れを読んで、意に染まない相手に対しても周囲の所感などを読み、ひとまず我慢したり、何年も掛けて一つの物事をなしたりと冷静で沈着な面も見られ、没落寸前の将軍家にも忠節を誓ったり、頭の良い人だ。戦乱に迷惑したであろう地域の町人たちの税金を免除したり、思いやりも十分推測できる。何より、いつも行動が本当に早い。
それに、ちょっとみんなを驚かせてやろうと?、かわいい面もある。有名な斎藤道三との会見の様子を描いているが、「生まれて初めて髪を折り曲げに結い、いつ染めておいたか知る人もない褐色の長袴をはき、これも人に知らせず拵えておいた小刀を差した」なんか牛一達の驚きぶりや、それを無表情を装って喜んで見ていた信長が想像できて、かわいい。
失態を犯した佐久間信盛が「そうはおっしゃいましても、我々ほどの家臣はお持ちにはなれますまい」と言うと、「おまえは、自分の能力を自慢しているのか。何を根拠に、そう言うのか、片腹痛い言い草だ」と言い、機嫌が悪かった」とある。確かに、とても厳しい上司だと思う。でも、激流渦巻く川を渡らねばならぬ時など危険な時は、自身が率先して行い、すごく信頼できるリーダーだ。
虎山御前の城についてもしかり。大船についてもしかり。皆を驚かせる発想の持ち主。どちらかというと、とても現代人の発想に近い。船も櫓を取り付ける位置など設計も細かく指導したり、そもそもの建造理由も、将軍の反乱を予期し、そこに向かう最短経路の確保のためと理路整然としており、あまたの良さも感じる。それに意外?に、備えよ常にの人だと思った。
農民が信長の女踊りの返礼に踊りをした時も、気さ���にあいさつに応じて、衣装を褒めてやったり、団扇であおいでやったり、お茶を出させたりと気さくで魅力的。
人に褒章を渡しては、「よくお似合いです」と言ったりもする気遣いもできる人だ。それに他の?時代が違う大名なんかと違い、農民にも会ってくれたりする。帰属してきた人に対する領地安堵もきっちり覚えていて実行し、新しい領主には、その安堵分の土地を補填する。年老いて遠方へ派遣する家来にも、その旨を気の毒に思う旨、そしてそれをねぎらい入場する際の見栄がいいように馬を与えたりと本当に気配りさん。訓令も農民から不必要に取り立ててはいけないなど理路整然。物にいい意味で執着がない。自分が秘蔵していた物を褒章として与えたり、贈り物が来ても、気に入らなければ返したり、大量の贈り物が来た際は、名簿を作って配り不公平がないようにしたりとすごく公平な上司でもあると思う。
牛一は、先にも書いたとおり、結構な腕前の武士だが、風流を忘れない方だったみたい。信秀の死にあたっては、「生死無常は世の常とはいえ、悲しいことである。風がさっと吹いてきて草々の露を散らし、一団の雲が満月の光を陰らせるようであった。」と表現してあったり、処々に美しい表現がみられて、軍記物でも楽しめた。虎山御前の城からの眺めに関する表現も素晴らしく、源氏物語を引用しており、造詣の深い人物であったと思われる。
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信長公記の全現代語訳文。しかも時系列順に並び替えてくれてあって大変にわかりやすい。
信長公記が書かれた当時の地理を理解できている(もしくは地図を脇に置いておく)必要はあるが、文章自体は簡潔で理解しやすい。当時実際に戦闘に出た、信長配下だった武士によって書かれていることもあり、この1冊を読み終わる頃には、当時の武士が何を価値の基準としていたかも自然にわかるようになる。
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織田信長が好きなら読むべきだし、知らないなら絶対読むべき。戦国を駆け抜けた強さも運の強さも、信長が信長である理由もわかる気がする。ひきこまれる面白さは小説とはまた違った楽しさ。人間50年、下天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり を体現した人間。
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信長に興味を抱いていたところに現代語訳の本書を入手。戦国時代とはよく言ったものと痛感。その中で信長が生き抜いていく様子がよく判る。しかし攻め下した敵将やその一族に対する生殺与奪の仕方に統一性が見られず、特に成敗という名の殺戮を記したくだりは痛ましい。終盤に甲斐の国から帰陣する道中は東海道の宿場町として残っている地名が多く、そこだけ平和な道中記を読むようだった。本記は明智光秀謀反から安土城留守居衆の様子、家康が堺から退去していくところで終わっている。他の文献でその後の様子が知りたくなった。
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信長の旧臣・太田牛一が執筆しています。織田信長を語るには外せない一級史料ですね。
有名なエピソードや合戦は読んでいるだけでテンションが上がります。さらに細々としたエピソードが挟み込まれるのも魅力的で、作家・太田牛一の記録者としてのこだわりを感じます。教科書には載らない話。
市井で起こったゴシップ事件や、信長の趣味である相撲、蹴鞠、能のシーンなどは、信長が活き活きと描かれています。現代語訳になっているので読みやすい!
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信長の家臣、太田牛一の見た信長像が生き生きと描かれていて、血の通った信長の一側面を感じられた。
感想をメモしたノートが消えてしまったので、思い出しつついつかまた読みたい
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想像できないほど大量の人が死んでいて頭が混乱してくる。そんな世でも道義に生きる人がいて胸を打たれる。こういう時代があったのだとリアルに感じられた。
「信長に憎まれた者は、すべて自然に死んでいくのである」この言葉は怖い。
辞世の歌が悲痛で、一人一人の無念さに胸を打たれた。追い詰められても人を恨まずに、家族を愛して主君を愛して、潔く死ねるものなんだろうか。
生きるために、名を残すために、それぞれに正義があるのかもしれない。
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面白かったですね。
聞きかじりより、作品を読むのが一番です。
そして、やはり、何故、本能寺の変が起こったのか、わからない。
大河ドラマではどのように描くのでしょうか?
楽しみです。
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歴史はやっぱり原典を読むのが一番まちがいない。
作家の妄想に付き合う前に、まず原典を読んでおくのは必要。
春秋戦国なんかなら間違いなく「史記」が一番おもしろいし重要なのと同じ。