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著者は、プロ野球という弱肉強食の過酷な環境の中で、47歳まで現役を続けることができた理由について、「自ら考え、自ら動いてきた」からだ、と述べています。
つねに「10年後の自分」を見据えて、ピッチングに直接関わらないようなことにも、積極的に取り組んできたとのこと。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=1982
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29年間プロ野球選手として活躍してきた工藤公康さんからのメッセージ型のビジネス本。
いくつも、ヒントと気付きをもらえる言葉に溢れた内容でした。
「10年先の自分」の分かれ道は、「今」自分でやるべきことに気付けるかどうか。
「いつでも大事なのは、自分で考え、自分で動くこと」
学問ではなく、アスリートとして、自分を鍛え抜き、考え抜き、行動してきた彼だからこそ、伝えられる内容ばかり。
将来が見えずに不安を感じる方、やる気やモチベーションが下がっている方には、ベストな一冊だと思います。
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長所か短所か。それは考え方次第。
私はそうした他人が見つけた欠点を修正するよりも、自分で自分の足りない点に気付いたり、まだまだダメなんだ、ということに気付いたりすることのほうが大切だと思っています。
私は不安だったからこそ、自分の身体と対話してきました。不安だったからこそ、自分の心と対話してきました。「今の自分に何が必要かを必死で考える」。
誰もが挫折も息切れもある。だからこそ、そこで足を止めずに、深呼吸をして、また歩き始める。「今」を積み重ねていくことが「10年先の自分」をつくるためにつながることだと思っています。
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年齢を重ねても練習量を変えないこと。ベテランだからといって楽をしていいということはない。
基本の繰り返しが最も効果的。
25歳がピーク、というウソ。25歳で体をイジメ抜いていない人は伸びしろがある。
限界は自分が思うはるか先にある。
他人との比較は意味がない。
ファーストへのカバーは目をつぶってでもできるようにする。毎日繰り返し練習していると、体が勝手に動くようになる。
自分が今やっていることを信じられるか。