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ライトノベル調で非常に読みやすいが、IBMマーケティングマネージャーが著者ということもあり、内容は参考になる点も多い。
情報として知っている内容でもこのようなストーリーになっていると、アタマの中への入って来方がまた違い、理解がしやすい。
今回は同シリーズのvol3としてイノベーションについて。
イノベーションのジレンマなどが元になっているが、会計のサンプル会社がどのようにイノベーションを行うかというその内容も面白く、すぐ読み終えてしまった。
p.120
交渉の基本中の基本
BATNA Best Alternative To Non-Agreement 交渉が成立しなかった場合の次善策
強いBATNAを持っている方が交渉は有利となる。
p.172
「良い戦略、悪い戦略」に出てきたインテルの話
経営幹部が全員クビになって、新しい経営幹部が引き継いだ場合、その幹部は何を実施するか。
参考図書
「貫徹の志 トーマスワトソンシニア」
「まず、世界観を変えよ」
「良い戦略、悪い戦略」
「イノベーションのDNA」
「本物の営業力はリーダーシップに通じる」
優秀なリーダーは自分の行きたいとこというビジョンを持ち、それを表現するためのコミュニケーション力を持ち、ビジョンをビジョンとして終わらせず、実行する力、を発揮する。
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物語としては急展開すぎて逆に面白い。
ただ、イノベーションの戦略や、実際のイノベーションの裏をしれて楽しい。
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イノベーションのジレンマ、オーバーシューティング、BATNA (best alternative to non-agreement)。。あのライバル同志、久美と明日香が同じ職場となり、イノベーションで危機を乗り越えて行く…ウチも早く次のステップに行かないと。現状維持=崩壊へのカウントダウン。
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マーケティングが物語方式で分かる、初心者でも理解しやすくすごく勉強になる本。
1巻2巻と続き3巻目のこの本を読み終わった感想として、
IT関係の仕事を少しもかじってない自分でもスルッと入ってきて、楽しく読めたので記憶の定着も良さそう。
著者の永井さん、
マーケティングと言う物をこんなに分かりやすく初心者に伝えることが出来てて、凄く頭の良い方だと言うのを頭が悪いなりに感じました。
他にも永井さんの本ないのか調べてみます。
2度目終了。
・そこらにある情報は、99.996%はスルーされている。
しかし、友人や信頼できる人の話なら、誰だって喜んで聞く。
・入り口のサービスを無料で提供しつつ、別のところでお金を設けるビジネスモデル「フリーミアム」
・交渉が成立しなかった場合の次善策「BATNA」
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シリーズ第3弾は、『イノベーション』がテーマです。
企業買収、新戦略を通して久美と明日香が共に戦っていく姿は、新しい時代を感じさせます。
シリーズを通して、マーケティングが面白く理解できました。
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あー、面白かった!一日で読めます。
私より先に小学生の息子が持って行ったけれど、一日で面白かった!と返ってきました。
会計ソフトという会社なら必ずお世話になるソフトウェアが題材なのでわかりやすい。1,2作目はいかにも現実にありそうな話でしたが、この3作目は、未来にありそうなお話し。会計ソフトのグローバル化はまだ難しいよね~IFRSとの整合性すら取れてないのに。
Apple社の製品化の例えが興味深かったです。私は今まで、Apple社の製品の遍歴について、天才ジョブスが永遠の子どものように自らの興味の赴くまま追求していった、という見方でいたけれど、マネージング理論からは”自社の商品を否定し、乗り越える製品戦略”となるわけなんだ~、とその見方の違いが新鮮でした。
内容とは関係ないけど、会計ソフトは高いと思います!毎年約3万円なんて零細企業じゃ辛い。付加価値なんていらないからコア部分だけの廉価版出ないかな。でもネットのセキュリティも万全と思ってないからクラウドで会計もやだけど。ということで、私ならガンジーネットは使わないけど、社長の会計も高価そう・・・
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チェック項目2箇所。いくら無料でも、価値が提供できなければお客様は使わない。昔は”ヒト・モノ・カネ”が経営資源だった。情報社会になってこれに”情報”が加わった。さらにネット社会になって”時間”が五つ目の貴重な経営資源になっています。
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架空のビジネスモデルをベースに話が進むが、今までの価値観を超えたビジネスモデルが必要となる時代になって来ていることを痛感した。
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3巻で世界が大きく広がっていって面白かった。持続的イノベーションと破壊的イノベーション、BATNA、リスクの取り方が興味深い。
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シリーズの完結編。
今回はイノベーションとリスクへの挑戦について。
3部作を通して、ドラマチックなストーリーとなっており、この作品も楽しく読めてためになる。
ビジネス上のいろいろな危機に対して不器用ながらも前向きに挑んでいく宮前久美の姿に勇気づけられる。
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日本向けにカスタマイズされてグローバル展開できない。
もっとも安いところで調達し、もっとも安いところで生産したものを全世界にむけて販売する。
失敗を恐れず、自らリスクを取って新しいことに取り組まなければ、イノベーションは起こせない。
得意な分野にこだわりすぎると失敗することが多い。
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3が内容的にも面白かった。
現状維持は破滅、新たな顧客と市場を創り出せ!と本の見出しにも書いてある通り、イノベーションに関する物語が描かれている。
具体例をあげるとAppleのイノベーション。
Appleは自ら起こしたイノベーションを乗り越えて価値を生み出していく。それには激しい自己否定が必要であり、リスクを取って未知の分野に踏み出す決断をしなければならない。
シリーズを通して、映像化される可能性が高いと感じた。ストーリーもしっかりしているし、キャラクターの個性も明確に設定されていて、現に漫画化もされている。
途中からこの本も、そのための「戦略の布石」としか思えなくなった。
私たちは、永井さんの手のひらで踊らされているのだろうか。
『イノベーションのジレンマ』
『BATNA』
『企業買収』
『オープン・アーキテクチャ戦略』
『リーダーシップ』
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今回は今までのシリーズと比べると、ストーリーに深みがあった気がする。
清水節が人気になる理由は自分にも分からない。実際にこんな人がいても人気にならないと思うのだけど、どうなんだろう。そういう人がいるのだろうか(フィクションにそういうツッコミを入れるのは邪道だけど)。
まあでも、それも含めてガンジーネットのビジネス手法がすごい。この方法をよく考えれたなぁ。そういえば、freeeという無料会計ソフトが前に話題になってたけど、あれはどんな感じなんだろう。
後、主人公がくまモンを知らないとこに何故かビックリした。2013年発売の本だし、さすがにくまモンぐらい知ってるという設定でもよかったと思うのだけど。
それと、リニアモーターカーが上海で、しかも10年以上前から実用化されてると初めて知って驚いた。なんで日本はこんなにも遅いんだ…。まあ、その理由も本書に書いてあったけど、どちらにしろ遅すぎる気が。
後、中国のアウトソーシングの話。観月ありさ主演の『OLにっぽん』というドラマを思い出した。あれが放送されてからは反日デモとかあったから、今ではまた状況が違うのかもしれないけど。
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面白い。指南役だった与田がいなくなったことでマーケティング理論などを解説する場面は減ったが、小説として楽しめた。「評論家みたいに言いたいことだけ言って、行動しない。守りに入って新しいことにチャレンジしない。目の前の仕事をひたすらこなすだけで精一杯。それでは未来が開けない。」ほんとだね。中国でリニアモーターカーが10年も前から実用化されているなんて知らなかった。
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市場のグローバル化が進む中、イノベーションとリスクへの挑戦をテーマにしたシリーズ完結の3作目。
他には、M&Aやグローバル競争戦略についても分かりやすく解説されています。
2050年には人口も3000万人減る見込みですし、国内市場や過去の成功体験に囚われずに新しいコトを我々が始めることが必要だと考えました。
「現状維持は破滅」、重いコトバです…。