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26 Oct 2008 図書館
確かに事実はよく認識できたんだが,方法があまりにさらっと書きすぎててとてもじゃないけど実行できなそう。その行動をとった方がいい必然性も説明不足で(結局カウンセリングに行けってことなのか?)で,どうしたらいいんだ〜という気になった。
も少し具体的に実行方法書いてくれないと悩みだけ深まるなあ...
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怒りは向けるべき相手にむけなくてはならない。より安易なターゲットにむけてはならない。 コントロールしないと気が済まない母親。自分が必要とされなくなるのを恐れる 肉体的な暴力でなければ暴力でないと考える人は多いが、それは正しくない。 言葉で傷つけられた場合には傷がそとからみえない 自分を防衛するために相手を攻撃しない 相手が変わるか変わらないかは重要なことではない。大切なのはあなたが変わることであり、あなたは相手の反応がどうあるかは無関係に、自分の力だけで過去のパターンから変わっていくのである。
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ああやっぱりという内容。
これがすべてじゃないけどとりあえずハッピーエンドは存在しないということが確認できた。
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読んだ限りでは自分の親は毒ではないようだ
でも自分が親になったら毒になりそうな気がするのはなぜだろう…
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アダルトチルドレン本はこれまでに数多くあったけれど、どうやってそれらから立ち直っていったらよいのかという本はあまりなかったように思う。
親として不完全な親に育てられた場合に起きる弊害と、大人になってどうなってしまうか、そしてどうやったらそれを克服していけるのかわかりやすく書いてあって大変良かった。
具体的な症例の記述は少なめだし簡潔にしか記していないが、逆に現在何らかの病状がある人にも読みやすいということなので、それはそれでいいのかもしれない!
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親になって、自分が、大嫌いな親と全く同じ怒り方・価値観を持っている事に恐怖した。そしてありとあらゆる有名本を貪り読んだ。
この本だけが唯一私に救いをもたらしたと思う。
親を「許す」必要はないんだと。「許す」事なんて出来ないと。
親を毒親と認めて初めて、母としてどうすべきかを考える事が出来た。
たぶん一生「おまえはダメな人間」と刷り込まれた感覚は消せないけれど、知る事で取り敢えず、一歩前へ。
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2012.5.2 市立図書館
時々、自分が毒になる親になっている・・・。
頭ではわかっていても余裕のない時はキレてしまう。傷つけてしまう。無意識にコントロールしようとしている。
この本は、自分への戒めになる。
p217 自分を防衛するために相手を攻撃しない対応の仕方。
(論争したり、言い訳したり、説明しようとすることは、自分のエネルギーを相手に渡してしまうことになる)
自己防衛的にならない=相手に何も求めていない。
「ああ、そうなの」
「なるほど」
「それはおもしろい考えだね」
「あなたがどういう意見を持とうと、もちろんあなたの自由ですよ」
「あなたが賛成してくれないのは残念ですが」
「それについてはもう少し考えさせてください」
「これについてはあなたがもう少し冷静な時に話しましょう」
「がっかりさせて申し訳ないけれど」
「あなたが傷ついたのは気の毒だけど」
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人に紹介されて読んだ。要するに、私が親のことで悩んでいたのだ。
この本を読んで非常にほっとした。自分が「間違っている」わけではない、と言われたような気持ちになり、「許された」ような気持ちになったのだ。
とてもわかりやすい、しかも実践的な本である。
親のために生活が、あるいは現実がゆがめられ、その感覚・支配から逃れられない人にとって、「大丈夫、それはあなたのせいではない。そしてあなたさえその気になりさえすれば、その支配からあなたは逃れられる」と言ってくれる本書はまさに「目から鱗」であろう。大げさでなく、この本が「救い」となる人も少なくないと思う。
子供は親の保護と愛情を求める。たとえ親が現実にそぐわないことで理屈を通そうとしても、親の保護と愛情が子供にとってはほとんど唯一と呼べるほどの死活問題なので、子供はそれを受け入れるしかない。
その通りだと思う。私もそう思った。どれだけおかしいと思っても、親がそう言うのなら子供は受け入れるしかないのだ。たとえそのために現実がゆがめられたとしても、それが親にとっての「現実」なのだから、それを子供も現実だと容認しまうのだ。
しかしそれは嘘である。だから本物の現実とのギャップにいつまでも苦しむ。どこかおかしい、なのに抗えない、否定ができない。目の前の「矛盾」が受け入れられないがために、いつの間にか自分もおかしな理屈で現実を見ないふりをしてしまう。
この本は、それらの「異常な心理」を易しく丁寧に、しかも真摯で偏りのない視線で諭してくれる。あなたの思考は決して独りよがりなものではない、そこには必ずそれなりの原因があり、また解決法があるのだ、と。
それだけに私は、この本を実に危険だなとも思ったのだった。効果がありすぎて、免罪符のように使われないか心配になったのだ。
人間は弱い生き物だ。この本自体に悪いところは全くない。しかし、この本の「言葉」を利用したり、利用するなんてつもりは毛頭なくとも、いつの間にかべったり寄りかかってしまう人もいるのではないかと思ったのである。
それほどこの本の「あなたはあなたの親を許す必要はない」という言葉は巨大な意味を持っている。そのことを、私自身も忘れてはいけないと思う。
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第一部「毒になる親」とはどんな親か
この内容の本はよくあった。体験談であったり、精神科医やカウンセラーの症例であったり。
しかし、
第二部「毒になる親」から人生を取り戻す道
このソリューションを具体的に書いてある本ははじめて出会った。
「対決」をし、毒親から卒業する。その過程において、~の場合、~になった場合、と予想される毒親の反応に対してのパターンの例も豊富である。
しかしこれを遂行するには本人の強い決意と実行力が必要であろう。
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親子関係に限らず、あらゆる心の傷は、
「なかったこと」にはできないものなのでしょうか・・・
・・・できないから、苦しいんですよね。
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今から15年ほど前、親との関係に苦しんでいるときに読みました。いろいろなことがストンとおちて、楽になれたことを思い出します。
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親によって子どもの時に与えられた経験は、大人になっても影響されるんですねー。
その子どもの時に傷ついて、今もなお影響を受け続けている人をカウンセリングして改善していく経緯を、実例を交えながら解説
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どこにでもいるんだなあ…というか…。子供をちゃんと育てられる人だけが親になってくれたなら、大人になる頃にはもうボロボロの子供などいなくなって、世の中もっと良くなるんじゃないかと思います。が、人間も所詮は動物、どうしようもない人ほど作りますよね、子供。
虐待など親のやらかしたダメな育児・教育方法はその子供にも受け継がれ、負のサイクルにしかならないんだ…と再確認しました。
私は、親のようにだけはなりたくないので、出来ることなら生殖関連のいらない内臓を撤去しておきたいくらいです。
「何だかうちの親って変…?」など何かしら思い当たる節がある方は、一読の価値アリかと。存外ダメな親が多いことを知るだけでも、少しは心が楽になりますよ。
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子供に対する親の影響が手に取るように分かる本。
本書で一番印象的だったのは「ネガティブな感情の連鎖」
例えば
コントロールする親の子供もコントロールする親になる
暴力を振るう親の子供も暴力を振るう親になる
アル中の親の子供はアル中になる
その連鎖がなぜ起きてしまうのが腑に落ちました
もちろんすべての関係においてそうなるとは限りません
ただし、大なり小なり「親からの影響」は多大な事には変わりません。
本書にはどの位「両親」の影響、支配下にあるかチェックするページも有りました。
そして、「ネガティブな感情の連鎖」を断ち切る方法も書かれていて実践的。
僕自身もこれから親になる人間として本書は非常に役に立ちました。
子供に心を開く
子供にあやまれる親になる
この2つを肝に銘じたいと思います
人間関係に悩むすべての人におすすめです。
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不幸にも毒になる親に育てられた子供を自由にするための本。
毒になる親とはどういう親なのか、自分の人生を取り戻すためにはどうすることが必要なのかを実例を交えて解説しています。
自分の素直な意見を、相手に正確に表現することの重要性を再認識いたしました。