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トム・デマルコと『要件プロセス完全修得法』のジェームズ&スザンヌ・ロバートソンと、あと立ち読みしたらワインバーグもちょこっと出ていたので、購入。
主にプロジェクトマネジメントについてのアンチパターン(と良いパターン)集。アジャイル寄り。ほぼ全部のパターンが他人事ではありませんでした。マキアヴェッリが言うように、天国へ行くためには、ここに網羅されたパターンを熟知する必要がありそう。
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開発プロジェクトにおける「ありがちなパターン」集。ダメなパターンが多めですが、「こんな感じのことをしていると、うまくいくこともある」というパターンもあります。パターンのバリエーションは豊富なので、「良かれと思ってやっていることも、ダメなパターンに陥ることもあるんだ」と気が付くところも多々ありました。
基本的にパターン集なので、これらのパターンから参考とすべきところや、改善すべきところを自分で見つけて実践していくことで、この本を初めて有効に活用できます。逆に、この本からプロジェクト運営・管理の具体的な改善方法を教えてもらいたい、と思って読むと、単なる「あるある集」で終わってしまうでしょう。
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プロジェクトを失敗に陥れるさまざまな要因を、ユーモラスに語っている本。
失敗要因は笑うためではなく、学ぶためにある。
>弱いチームの方が、強いチームより決定や行動を「保留」する傾向がはるかに強い
強いチームになるためには、意志決定や行動を迅速に行える覚悟が必要なのである。
時間が一番貴重な資源であり、一呼吸おいたらすぐ実行という自分の考え方と一致する。
>約束がなされたか、また、それは正確にどのような約束だったかについて、約束した側と受け手側の解釈が異なっていると、約束のシステムは崩れる
コミュニケーション不足が大きな問題に繋がることを示唆している。
自分だけのメモに終わらず、相手と一緒に確認して、やっと約束のシステムが出来る。
以心伝心という発想は、結局双方向に良くない。
>どんなに機能を付け足して飾りたてても、デザインはよくならない。むしろデザインを美しくするには、そぎ落とすことである
同感!
「良いデザインとはシンプルで実用的である」という自分の信念に一致する。
また、ここから「決断とは断つことである」という教訓も学べる。
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デマルコ大好きなので即買いだったんだけど…
システム開発のあるある本。
一個一個にうなづける所は多いけど、1項目2~3ページじゃねぇ?
良さそうな題材を選んで、もう少し掘り下げてほしかった。
共著だからそんなもんなのか?
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トム・デマルコとアトランティック・システムズ・ギルドのメンバーが、ソフトウェア開発現場に見られる様々な「パターン」を淡々と描いた一冊。うーむ、描写が的確すぎて、どれも笑えん……。
帯の惹句は「トム・デマルコの最高傑作」だが、彼の最高傑作は依然としてピープルウェアだと思う。しかし、アドレナリン・ジャンキーが素晴しい一冊であることに変わりはない。
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身に覚えがある、見たことのある、そんな数多くの実在しうるプロジェクト・パターンをユーモア溢れる表現で説明した良書ですな。これは業界の人からすれば、楽しむための読み物としても十分な、含蓄あるけれども敷居の低い、身近で手軽な本でした。職場の同僚から紹介されて借りてみたものの、久々の大ヒットですな。
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プロジェクトマネージメンや組織等に関するパターン?が80以上記載されていますが、数個程度しか頭に残らなかった。目新しさに欠けていたのかもしれない。
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[○11/09/10完読]ドムデマルコの本が出ている。期待!読まねば。ということで読みました。相変わらず面白い。最近「パターン・ランゲージ」なるものをちらほら見た記憶があります。本書もそれを参考にしているようです。プロジェクトや組織の中に見られるパターンをわかりやすく列挙していきます。「あーわかる」という私の感性もあながち間違いではないと少しは自信がつきました(笑
そのうち再読し、内容を簡潔にまとめてみたい気はします。
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プロジェクト管理に役立つか?と言われると、そうでもない。が、読んでいて面白い。
自分の状況と照らし合せると笑えない。
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本屋でちょっと立ち読みしてみたら、今いるプロジェクトのリーダーがまさにアドレナリンジャンキーで彼のことを書いているのかと思った。後で全部読んでみたい。
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説話集みたい.別に役に立つかどうかは微妙なところだけど,読んでいて面白い本だった.
ソフトウェア開発,主にエンタープライズ系の開発が行われている現場について,プロジェクトがどんな感じに進むか,チームのメンバーはどんな傾向が出てくるかなどを,ある程度の説得力で書いている本.自分は実際そういったプロジェクトに入ったことはないから何とも言えないけど,面白い本であったことに変わりはない.
また,周りに認められてチームを任されるくらいの時に読み直したい本かな?
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自分の周りでもたしかに思い当たるパターンが多かった。特にダメな方のパターンはわかってて流されてるところもあるかも。。。
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たぶん、IT業界で働く人が読むと、面白い本。あまりよくない方面の業界あるあるネタが書いてます。
日本企業独特のことかと思ったら世界中同じなんだなぁと気付かされました。ただ、解決法っていうものは書いてない(書けない?)ので、こうなってたら危ないよって気づくための本と思います。
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開発チームにおけるアンチパーたん、もしくはあるある話集。
判りきっていることの再確認をするための本。
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計画に対する乖離を早い段階で把握し、手遅れになる前に適切な対策を打てるかどうかが、プロジェクトの成否に大きく関わってきます。そのために、プロジェクト・マネージャーはプロジェクトのQCDに関するデータを収集して現状を分析しようとします。(監視・コントロール)
しかしながら、こうしたQCDデータに現れない事象がプロジェクトを思わぬ方向に導くことも少なくありません。
本書は、こうしたプロジェクトの「兆候」を86のパターンに抽象化してユーモラスな名前を付けて紹介しています。
中には自分の身に覚えのあるパターンも沢山あって耳が痛い限りですが、ありがちなものをピックアップして目に見えるところに書き出しておくだけでも役に立つのではないでしょうか。独特のネーミングも相まって、印象に残るトッピクスが多いと思います。
内容としては、チームビルディングやファシリテーションなど「人」に関する教訓めいたものが多い印象です。