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以前に一緒に謎を解いた高校生5人がクラスがバラバラになってからの事件4編。シリーズの続きかと思ったのですがそうでもないようです。乾さんの作品はキャラに思い入れができないことが多いのですが、今回は5人のキャラを描き分け、以前より読み易くなっていると感じました。表紙絵も上手く特徴をつかんでいると思います。軽いお話ですがパターンがあって読み易く自分の高校時代を思い出したりして楽しめました。犯人を捕まえることがすべてではないラストの一話がとても好きです。差し込まれている「十年後の読者のために」が笑いを誘います。
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創立百周年を迎えた京都・宇治市にある北乃杜高校。
寮生活をおくるサッカー部員の清水克文は、級友の横井圭、赤倉史朗、山科桃子、稲川みどりと学園で日々起きるさまざざまな出来事の謎解きに「探偵」として挑戦。
そして、修学旅行の際には殺人予告がなされ、卒業式にはいやがらせ写真が出回るなど、様々な学校行事にも不思議な「事件」が発生。
清水たち「探偵」グループは解決に乗り出す。
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「せうえうか」漢字にすれば「逍瑶歌」。
京都府宇治市にある名門・北乃杜高校で校歌や応援歌のほかに歌い継がれてきた歌だ。
生徒に親しまれ愛されているその歌詞が、実は書き変えられているという。
いつ、誰が、どんな理由で?
北乃杜高校探偵部の5人が辿りつく、胸を打つ真実とは?
(アマゾンより引用)
シリーズ物かと思ったけど、違うんだ?
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自分の好みの「どんでん返し」系の要素がなく、ちょっと違ったなって感じでした。
「学園物」という要素が強めです。
本書も「カラット探偵1」も1話目に、言葉遊びの話を持って来るのは、著者のこだわりなのだろうか…。個人的には、言葉遊びはあんまりなので、他の話を最初に持ってきたら良いのに、と思います。