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タリバンの男女差別、他宗教への弾圧が生の声として綴られている現代版アンネの日記。
アラブ圏外の先進諸国がタリバンによる圧政下におけるアンネの日記を求めていたのかもしれない。マララのメッセージを伝える為にマスコミが関与していたり、ブログ形式で公開していたりと言う点が「現代版」である所以だ。
男女差別は日本にも同じ様な歴史がある。欧米の目には随分遅れた国だと映っていたであろう。
さらに現代の日本ではどうであろうか?タリバンを批判する事はできるが、日本には何の問題も抱えていないだろうか?
ペンはその力を十分に発揮できているであろうか?
本は守られているか?
教育は正しく行われているか?
また、それらは退廃の方向ではなく、ちゃんと進化の方向に進んでいるだろうか?
この本はそのようなことを再考することを促している。マララのメッセージをしっかりと受け止めたいと思う。
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マララが撃たれてからの畳み掛ける描写に号泣に続く号泣。父母の愛はもちろん全世界の人々の願いが鋭く突き刺さってくる。
東京都議会のセクハラやじを飛ばした厚顔無恥なバカ都議たちに読んでもらいたい。
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知らないことが多すぎた。
学校に行くのに命がけ、それでも学ぶこと、学ぶことは権利と言い続けるってすごい。
女性の地位が低すぎる、
もとはそんなことなかったと思うけど、神の名を使って権力者が良いように解釈していったんだろうな。神を信じることで不幸せになるなんて、宗教ってなんなんだろう。
パキスタンやイスラム社会のことをちょっとは知ることができたかな。
マララもすごいけど、お父さんがすごいと思った。
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彼女の身に起きた事件や悲惨なニュースのことは知っていても、タリバンに支配される以前の美しいスワートを知る人は少ないだろう。この本を読めばその景色が目に浮かぶのだ。そして私はマララと同い年。なんと恵まれた環境に生きてきたのだろう!学校に行くなだなんて武力に押し付けられることもなく、怯える必要もない。だからこの環境で得たものを恵まれない人々のために使いたい。私にもできることがあるはず。そしていつか平和の戻った美しいスワート渓谷にいるマララに会いに行きたい。
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この話はつい先日のこと。
私はテレビで他人事のように見たのを覚えている。
一人の私たちからしたら小さな女の子が活動をする。
その行動力に驚く。
何事も動かないと始まらないとわかっていで行動することは難しいものだから。
やはり平和であることが一番。
私は学べる環境、好きなことが出来る環境に感謝する。
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中谷彰宏の本の編集者でもある
学研パブリッシングの森田葉子さんの労作です。
(2014年10月14日)
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★SIST読書マラソン2015推薦図書★
★SIST読書マラソン2014推薦図書★
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http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=all&category-mgz=all&materialid=11400111
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最年少でノーベル平和賞を受賞。
私もいい大人なのに、正直中近東の事はまったく理解できない。
この本を読んでも文化の違いも大きいけど、なんで争いばかり起きるのか本当に理解できない。
そんな環境の中でも生きていかなければいけない人々がいる。
マララのこの先の人生を見つめていきたい。
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中東のことを全く知らなかったんだと痛感。マララについても、この間のノーベル平和賞受賞まで知らなかった訳だし。自分の無知さが恥ずかしい。民主主義で、平和に暮らせている現状に感謝。
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2014/10/27
289.2||ユ (4階歴史・地理)
先日、ノーベル平和賞候補となった少女の著書。
教育者の父の影響、ゴミの山で暮らす子どもたちとの出会い、タリバンの圧政に対抗して全ての人に教育が必要だと訴えるなかで、タリバンに殺されかけたのがきっかけで有名となる。
普通に誰でも教育を受けることができる環境に感謝を感じる一冊。
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マララさんが生まれ育った街のこと、彼女の父親の活動、通学のバスの中で襲撃されるまでの生活が中心に書かれている。彼女の教育に対する熱い考えをもっと知りたい!
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ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイ氏の手記。
スワートを巡る地縁因縁が16歳の少女マララの言葉と勇気に宿り、
彼女が一時言葉を失った時、世界中の祈りが少女マララに注がれた。
そして「一人の子ども、一人の教師、一冊の本、一本のペンが、世界を変える」、国連本部でのスピーチに至るまで。
彼女と彼女の愛するスワートの地に何があったのか。
今を生きる我々が今読むべき一冊として、大変おススメいたします。
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パキスタンという国に関してはだいぶ勉強になったけど、ただの日記という感じで、途中で飽きてしまいました。伝記ってこんな感じなのかな?また時間に余裕があるときに読んでみようと思います。
Nov. 7, 2014
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日本という国は、本当に平和だと痛感する。そして、そんな境遇に甘えていることを考えさせられた。
親の教育方針が、子供に大いに影響を及ぼすものだ。それでも、ここまで立派に育つのは特殊だと思う。動き出した大きな歯車は、それ程負荷をかけずとも回転するという、ビジョナリーカンパニーの話を思い出した。しかし、こんな若いのに、苦労を続けているのに、ここまで頑張れるとは、チープだが素晴らしいとしか言いようがない。
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『もっと教育を』
女性の教育権を訴えるマララさん。
ノーベル平和賞をとった人。
テレビでよく見る人。
ニュースで見た数分のスピーチに心動かされ、秋頃から毎日朝読の時間に読み続けた。
ただただ、マララさんが生きてきた人生と、国の現実が書かれているだけ。
正直、特別な文章ではない。
でもそこに書かれていた現実は、私の想像をはるかに超えるものだった。
恥ずかしながら、分かっているフリもできないくらい、タリバンや、イスラムのことを私は何も知らない。読み終わった今もあまり理解できていないと思う。でも、この本を読んで、知らなかった現実をたくさん知ることができた。
なぜこれほどまでに女性の自由が奪われるのか。
驚くべき現実の連続だった。
今の日本は本当に自由。自由だからこそ不自由に生きている人がいっぱいいる。
でも世界には別の不自由さを抱えながら、懸命に生きている人がいる。
当たり前の毎日に感謝しよう。
そして、世界中が戦争をしない、平和な世の中が来て欲しい、と改めて思った。
大人になればなるほど、世の中の汚いところ、歪みがたくさん見えてくる。
世の中から戦争がなくなるなんて、不可能だと思ってしまっている大人の私。
歴史を勉強して、純粋に平和な世界を願っていた幼い頃の私の気持ちが、再び沸きあがってきた。
世界中が平和になってほしい。
みんなが優しい気持ちをもって、安心して学び続けられる社会になってほしい。