投稿元:
レビューを見る
第2章の仕事の現場の章の水戸岡さんの話を読んだ上で水戸岡デザインにもっと触れてみたいと思わせる本でした。真摯で、常に成長することを怠らない姿に感銘を受けた。
比較しない、不都合を受け入れる、対立構造をつくらないという仏教の言葉も印象に残る。
投稿元:
レビューを見る
水戸岡さんのデザインした電車、すてきですね〜。実際に乗ったことがあるのはひとつしかないのですが、もっともっと乗ってみたくなりました。
投稿元:
レビューを見る
前半は鉄道の写真集で、後半は水戸岡さんの想いをまとめている。鉄道は昔から好きだったが、より一層好きになったのは、水戸岡さんの影響が大きいなぁと思う。九州の人間なので、JR九州車両には誇りを持つことができる。水戸岡さんは、やはり素晴らしいデザイナーだと改めて思います。。
投稿元:
レビューを見る
工業デザインの、というか鉄道デザインのカリスマ水戸岡氏のJR九州での仕事を中心に網羅的にカラー写真で紹介して、後半はエッセイという構成。
水戸岡氏のデザインに臨む気持ちが伝わってきてとても楽しく読めた。
投稿元:
レビューを見る
オンラインセミナーの予習として。
水戸岡氏がこれまでデザインした電車のカラー写真を中心としたもの。
いわゆる観光列車というものにはおそらく乗ったことがないけど、九州にこんなに個性的で楽しい電車が沢山あるのはなぜだろう。JR九州の赤字からの頑張りなのか?首都圏でしか暮らしたことがないと、路線や会社の違いなど無いも同然の、画一的な通勤車両しか見たことがないのでとても驚いた。九州を電車で旅したらとても楽しそうだと思った。
・日本は元々経済だけを考えて生きてきた民族ではなく、経済と文化のバランスを取りながら、精神や心を大事にした民族。
・洋の上に和を乗せるから無理がある。和の文化の上に洋の文化を乗せる。
・戦後欧米的に自己主張することが常識になっているが、日本人のDNAには合わない。対立構造を作って居心地の悪い社会になっている。
・赤字こそ創造と変化のステップ。
・人が集い、安心して心地よく過ごす時間と場所を作り出すことがデザイン。
投稿元:
レビューを見る
<目次>
第1章 作品集
第2章 仕事の現場
<内容>
JR九州の列車デザインで有名になったデザイナー、木戸岡さんの本。列車に寄る本かな?と思ったが、実際は木戸岡さんの仕事への立ち位置とアドバイスの本だった。第2章は意外と熱い。印象的だったのは、列車のデザインのコンペでも、絵ではなく言葉でプレゼンをすること。その方がイメージを共有できるという。そして、仕事をきちんとすること。信頼関係を作ること。対立関係を作らないこと、など仕事に対するイメージが鋭いし、理にかなっているような気がする。