投稿元:
レビューを見る
子供たちの無邪気な会話がまたたまらんっ(笑)
飛行艇のシーンは何度読み返してもワクワクしますね。やっぱりアリソン親子は空を飛んでこそ生き生きする感じ。
トレイズ君の活躍も忘れているわけじゃないけれど!
密かに巻末のメグとリリアのショートストーリーに小躍りしました。
* 2010/11/24 * メグセロを読んだあとに再読。
投稿元:
レビューを見る
遊覧飛行艇に乗り、これで目的地まで行けばひとまず安心…と簡単には済まず。トレイズの腕の見せ所です。
大事件を乗り越え、少しトレイズに対する態度が軟化したリリアが可愛い。
アリソンⅢの時のクロスと似た状況に立たされたヴィルにも注目。
投稿元:
レビューを見る
リリアとトレイズシリーズ第二弾。
前巻の続きです。
トレイズが頼りになるところも頼りにならないところも発揮してくれるお話。
リリアの心証が上向いてよかった。今作の主役の二人はほほえましくてこっそり見守りたくなるね。
アリソンとヴィル(トラヴァス少佐)が本当にかっこよくなっちゃってもう…という感じでしたが(笑)
このシリーズ、すごく簡単に人が死んでいくけど、それがあまり重くならないように描かれるところが特徴だね。
次巻以降、前途多難な主役の二人がどうなるのか楽しみだな。
投稿元:
レビューを見る
相変わらず、さわやかなんだか、グロいんだか。トレイズがかっこよく、かつへちょくてよかった(笑)
投稿元:
レビューを見る
トレイズ、頑張りました!
男の子の面目躍如ですね。
暗躍してる大人の汚い部分を、これでもかと出す
時雨沢の書きぶりが好きです。
ヴィルがもう“そっち側”なのか、と思うと、
なんだか寂しい気持ちになる…。
投稿元:
レビューを見る
リリアとトレイズ」の2冊目。内容的には1巻の続編です。アリソンでは、アリソンが活動的で要所をヴィルがしめる。という感じだったのですが、リリアとトレイズだと、実行部隊はトレイズで、リリアが「普通の女の子」としての視点を受け持っているように思えました。いや、リリアも十分に魅力的な女の子なんですけどね。
どうも、母アリソンのイメージが強くて(笑)。そのほかに、いろいろなことを知らされていない、守られている存在だから、という感じも受けました。それだけに、事件の裏を知らずに、出会いを素直に喜べる。それを見てトレイズも癒されるというか、助けられているんだと思います。
投稿元:
レビューを見る
飛行艇事件の後編と短編が2つ。
"ご気分が悪くなることを保証する" か…確かになぁ。
短編2つは口直しにはちょうどいいけどね。
メグってメグとセロンのメグかな。
投稿元:
レビューを見る
頼りないイメージがあった、トレイズを見直すお話でした。
アリソンの遺書には驚きました。
読んでる途中に胸が苦しくなってくるぐらい、人間味のある文章でした。
ヴィルは、なんだか変わってしまいましたね。
大人になったというか…。
投稿元:
レビューを見る
下巻。
落とされようとしている飛行艇から脱出する話。
アリソンが登場しての戦闘と、沈み飛行艇からの脱出は楽しかったです。
その後の事件の種明かしについては暗くて退屈だったし、
ヴィルの現状について驚いたりもしました。
遺書は書くことには納得だけどなかなか驚くものでもあるな。
投稿元:
レビューを見る
旅行先で事件に巻き込まれたリリアとトレイズは、自分たちを、そして飛行艇に同乗するカルロら子どもたちを守ろうとします。二人の危機を知ったトラヴァス少佐は、アリソンに連絡を取って救助へ向かわせます。そして最後に、トレイズは少佐から事件の真相を知らされることになります。
トラヴァス少佐は、スパイとしての使命に忠実でありながら、けっして「人間」であることを忘れないことを決意したひとのように見えます。それはちょうど、『アリソン』の第3巻で描かれたアリソンの父と同じ生き方だといえるでしょう。そのころのトラヴァス少佐は、「スパイ」の任務と「人間」ないし「親」とのあいだで苦しみながらも現実のなかでの解決を見つけ出そうとしたアリソンの父を「すばらしい」と称えました。しかしトレイズは、少佐に対して感謝の言葉を口にしながらも、静かに彼を睨みます。どちらが正解だということはできませんが、より親しみを感じるのはやっぱりトレイズの方だと思います。
巻末には二つのサイド・ストーリーが収録されています。「遺書」は、ずっと昔にアリソンがヴィルに宛てて書いた遺書が、アリソンとリリアのもとに届けられるストーリーで、シンプルですが秀逸だと感じました。「メグとリリア」は、スー・ベー・イル出身で周囲から孤立しているメグの「友人第一号」であるリリアとの出会いをえがいています。こちらは、続編シリーズ「メグとセロン」へ向けての導入のようなものでしょうか。