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時代モノ長編
実在の人物の話ではなく なかなか面白かったと覚えています
・・が もう内容忘れてますね (^^;;
いつかまた読み返したいです
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悪くは無いです。でも・・・・。
こうした飄々とした主人公が藩を立て直すというストーリーはチョクチョク見かけますね。山本周五郎にも有ったと思います。しかし、何かが足らない。
何となく主人公の造形が弱く、ただ回りに流されているだけと言う感じがするところが弱みですかね。
普通は飄々としていても、何か琴線に触るところがあると、覚悟を決めて・・・・。という話になるのですが、この主人公の心に引っかかっているのは、大阪商人に約束させられた「藩の旧借金の返済」です。これが手習い子の受けた悲劇あたりをきっかけにすると、もう少し話がうまくすすんだように思います。
ちょっと残念でした。
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主人公神山慎吾は、かつてはお国家老の嫡男。
1万両を私したと詰め腹を切った父。いくら名門の家といっても横領の罪は消えない、母が死んでお暇を願い江戸に出る。手跡指南所の手伝いをし、今では体調を崩した主の代わりをしていて、天職かと思うほど好きな仕事だ。
が、新しい御国家老の元、疲弊に疲弊を重ねているお家のため、何度も刺客に狙われながらも、運命の翻弄されるように、藩の改革をなす地位まで駆け上ることに。。。
何度も、あまりに状況に取り巻かれる主人公に、なんで、そこで断らない!!とイライラすること、度々。
珍しい主人公である。