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以下の解説だけでも良かった
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10年後、税理士や事務、営業などはなくなる? デジタル失業の時代が到来(ビジネスジャーナル)
- 経済 - livedoor ニュース
http://news.livedoor.com/article/detail/7464298/
10年後になくなってそうな職種 - ネットゲリラ
http://blog.shadowcity.jp/my/2013/03/10-5.html
コンピュータ技術やロボットの飛躍的な発展は、雇用の二極化をもたらすようになる。
今までにない新しいビジネスを創ったり、感動的な音楽や文学を生み出すような直感的で創造的な仕事の領域と、高度な問題解決能力をも必要とする看護師や美容師、配管工といった反復作業ではない肉体労働はコンピュータやロボットには苦手な領域だ。
雇用はこれらの高所得を得られる創造的な職場と低賃金の肉体労働に二極化され、それ以外の中間層の仕事は急速にコンピュータに置きかえられる。それが、現在の総雇用減少の一因になっているというのだ。つまりデジタル失業の時代だ。
『機械との競争』の共著者の1人、アンドリュー・マカフィー(MITスローンスクール リサーチサイエンティスト)がインタビューに答えている。
IT革命の影響で恩恵を受けているのは高度スキルの人材だ。コンピュータ科学者やデータ科学者、プログラマーなどのハイテク分野の仕事で、アマゾンやアップル、フェイスブック、グーグルの社員は学歴もスキルも非常に高い。
一方で、コンピュータのおかげで文書事務が減ったことが一因で、事務や秘書、営業といったホワイトカラーの仕事が減っている。また、計算ソフトのおかげで、ソフト開発会社は儲かるが、会計士、税理士の需要はこの数年で8万人も減っている。
これまでは「テクノロジーは起業と雇用を生む」と考えられてきたが、テクノロジーは起業を生み出すものの、雇用は生み出さないどころか、奪おうとしてしまうのだ。
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原著は紙で97ページの分量だったので、読むのに時間は掛かりませんでした。サマリーについては以下がかなり詳細なので参照のこと。
http://getnews.jp/archives/286612
本書は「機械が雇用を奪うか」という問いについて、報告と提言をしています。画期的なのは、それについて楽観視していること。いずれにしても誰しもがどの道巻き込まれていく問題なので、この本なり前掲のサマリーなりを読んで考えて備えると良いでしょう。
しかし4章で挙げられた19の提言については疑問があります。どれも政府が政策として行なう行動なのですが、そしたらその目的は国富なり国民所得の中央値向上にあるのでしょうが、それこそテクノロジーとグローバリゼーションの恩恵により他国民がフリーライド出来てしまうと思われるけど、それで良いんでしょうか?そう考えると、小さな政府志向者の言うように、適切な政策というのは、人的資本の形成(主に教育)と規制緩和位しかなくなるように思います。
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本来、技術の進歩は、生産性を高めることによって長期的な成長を促すものであったが、昨今のIT技術の進歩が速すぎるがゆえに、その成長の果実を掴むことができず取り残される失業者が増えていっていると主張。
人間でしかできないだろうと思われてきたことが、次々とコンピューターによって置き換えられていく状況。
では、どうすれば良いか。
本書では19項目の解決策を提言している。
どれもすばらしい内容ではあるが、教育や投資、法規制など、社会システムを変えていくことが中心で、個人としてどうしたらよいかは書かれてはいない。
いままさに取り残されようとしている人が読んだら憂鬱な気持ちになるだろう。
しかしながら、技術に奪われるのではなく、技術をパートナーとして使いこなすことによって富を産み出す事も可能であるとプラス面の示唆も与えてくれる。
現状を把握するには十分に説得力のある話が短くまとめられているので、目を通しておいて損は無い本だと思う。
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“機械の登場による事務職のコストの低下、しかし日本はそれをそのまま人がやっているので、できたあとのサービスやものの値段が高い(=デフレ)。このデフレを脱却するには、事務職の機会への移転と、それであまった人材の創造的職と肉体労働への最分配と、それに伴う組織変更である、という本
3・11見た感じ、高すぎる”
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テクノロジーによって雇用が奪われるかがテーマの本です。
数年前に書かれた本なので、期待はそこまでしていなかったのですが非常に面白く読めました。
ただし、紙質がわら半紙みたいでこれで1,680円とるとかヒドいと思い、☆4に抑えさせて頂きました。
結局は雇用や収入について、二極化していくお話だと思います。
(IT分野のスキル教育を受けてるかとか代用の聞かないスキルを持っている点で)
そのテクノロジーの進化が早すぎる中で、人間にしかできないソフトスキル面を延ばすことや、コンピュータを奴隷にするスキルが高い人が残って行くのかなと思いました。
(一部テクノロジー関係ない職種もありますが、IT分野に従事する身として)
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装丁が格好いいけれども、ちょっとどぎつい。プロレタリア風のデザイン。紙質がボール紙のような黄色でめくりにくい。ちょっと昔懐かしい感じのポップさ。Amazonでポチったけど書店だったら買わなかったかも。意外と小さくて薄い本。字も大きい。
機械は人の雇用を奪うだろうか。人間にできて、機械にできないことはなんだろう。創造的な仕事、肉体的な仕事。なにもないところから、作曲をしたり絵を描いたり、笑顔で食事を運んできたりすることが機械にできないのであれば人間の行動の意味はそのへんにあるのではないか。
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いつ読み終わったんだっけなぁ?
次なるラダイト運動は起こるか?起こしようもないのか??
機械の登場による産業構造の変化は三次産業へのシフトだった。だから結局、労働集約の場が変わっただけ。
今度の産業の変化は三次産業の労働力も奪うものである。次なる4次産業なんてできるのかな??
と思ったら4次産業・5次産業はあるんだと。
「4次産業…ソフトウエア産業とか、情報通信産業、技術開発など、物質やエネルギーなどの大量消費を伴わない産業。マスコミや芸能界なども含まれる。」
つまり、とりあえずクリエイティヴな仕事ってこと。
「5次産業…第1次から第4次までの産業形態を自由に融合、分化させて、これまでになかった一種の不定形な産業を生み出す産業」
つまり、4次産業で生まれたクリエィティヴな事業を一つの産業にまで格を上げる仕事ってこと??コンサルト的な??
結局、仕事は人の力を使わないようなっていく。それもものすごい速さで。ということは分かった。
でもさ、そうなると、アナログな技術って価値が下がるようで、価値が高くなると思う。
この時代の流れで、アナログ技術の価値が洗練されて、本当に美しい技術が何かって言うのがわかるようになるんだろうなぁ。
例えば、農業でも、トラクターとかビニールハウスは廃れても、里山と共存していくような農業は意外と伸びるかもね。
だって、そんな非効率的なことはコンピュータにはまだ早いでしょww
ただ一つ結論できるのは、人口の減少は必至だな。
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-11484248440.html
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インターネットが当たり前の時代になって20年近くたちました。
その間のITの発展は目覚ましく、それによる社会の変化も大きなものです。
蒸気機関、電気による産業革命に続く第3の産業革命とも言われるIT
本書はこれによる雇用への影響を論じた一冊です。
全5章からなる短い(しかし内容は充実している)本ですので、忙しくて余り時間がないと言う方にもおすすめです。
では前置きはこの位にして以下で内容を簡単にご紹介。
上記の通り全5章からなり、それぞれ
1章:テクノロジーが雇用と経済に与える影響
リーマンショック以降、回復傾向を見せるアメリカ経済にも関わらず、同国の雇用状況は厳しいまま。
この状況を説明する以下3つの理論を解説し、最後の「雇用の喪失説」が現実だと主張
・景気循環説
今の状況はこれまでにもあったありふれたもの。
雇用状況が厳しいのは単純に景気の回復が不十分なだけ。
・大停滞説
イノベーションを産み出す能力や生産性を高める能力が長期的に失われてきており、現在の雇用状況はそれが目に見えるようになって来たものである。
・雇用の喪失説
技術の進歩により、従来の人間の仕事を機械が行うようになった。
その結果、雇用自体が減少してきている。
2章:チェス盤の残り半分にさしかかった技術と人間
3章:創造的破壊ー加速するテクノロジー、消えていく仕事
以下の様なテクノロジーの発展を指摘。ムーアの法則に基づき、これからその発展速度は想像を絶するものとなると主張。
・2004年に出版された経済学者フランク・レビーとリチャード・マーネンの著作「新しい分業」では自動車の運転は機械には無理だと主張されたが、6年後にはグーグルカーが完全自動運転を実現した。
・コンピューターのパターン認識能力を活用した証拠文書解析により、弁護士1人で500人分の仕事が出来るようになった。
4章:では、どうすればよいか
テクノロジーの急激な発展の一方、人間社会の変化は遅い。
その結果、テクノロジーへの個人や社会の対応の遅れが生じ、それが雇用の喪失につながっている。
しかし、機械と対立をするのではなく、それと協調すれば生産性はこれまで以上に上がる。
例)チェスの現チャンピオンはコンピュータではなく、コンピューターの使い方に秀でたチェスのアマチュア2人組+コンピュータの組み合わせ
ebayやアマゾンマーケットプレイ、Appstore、知的仕事を依頼できるMechanical Turk など様々な形態の新ビジネスが誕生。
これらによって直接的に作られた雇用は数百万。
そして、急激に変化する技術に対応するため、人材育成の重視や様々な規制の撤廃による社会の柔軟性の確保などを目的とする19ヶ条の提案を提示。
5章:デジタルフロンティア
これまでの2つの産業革命同様に、今回の革命に社会が対応し終わるまで数十年の時間がかかる。
しかし、人と人との繋がり、政府の透明性の向上や説明責任の強化など革命の先には豊穣な未来が待ち構えている。
未来は明るい。
産業革命は価値の抜本的な変化を生んできました。
本書でも紹介されているラッダイト運動(1811年から1817年頃、イギリスで起きた機械破壊運動。機械に職を奪われた人々が機械を破壊)など、その変化の過程において社会に大きな痛みをもたらしてきました。
しかし、その後の歴史を見ても分かるようにラッダイト運動はこの変化を止める力を持ちません。
従って、その変化を拒むのではなく、逆にそれに積極的に対応していく事が求められます。
著者らはその対応力の要として教育の重要性を指摘しており、革命後の世界では、もしかしたら現在の大国ではなく、教育制度が優秀な国家が主導的立場にたっているのかも知れませんね。
上記の通り、短い本ですので忙しくても十分読みきれる一冊となっています。
興味をお感じになられれば一読されてみては如何でしょうか。
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産業革命が起こる度に一部の人間の仕事は奪われてきた。現在の第3の革命はコンピューターの発展により、指数関数的に拡大していくと考えられている。つまり人間の仕事はどんどんコンピューターに奪われていく。これは止まらないと考えられているが、筆者はコンピューターにも苦手なところがあり、これを活用し共存することで人間の仕事はなくならないという。一方で、生き残るための仕事の方法を身につけなければ仕事がなくなるのは時間の問題かも知れない。
現在気づいていなくても自分自身の仕事が将来的に奪われる可能性はかなり高いので、その中で生き残るための準備をする上でも本書を一読し学ぶべきポイントを具体的に考えていく必要があるのではないかと思う。
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基本的には、現在の失業率の高止まりと技術進歩が与える影響との関係についての考え方だけで一冊の本になっている。 ちょっと期待ハズレであった感は否めない。 実際には、いろいろな論文やウェブサイトで説明されている内容に対しての、Link集のような役割にはなりそう。(と言っても、図書館に返却してしまったけど。)
何度も出てくる、チェス盤の後半に入りつつあるという感覚は参考になったのだが、ちょうど読み始めた、ブライアン・デイビッド・ジョンソンのSF プロトタイピングの本で、今後の技術進歩が与える影響を考えるという方が個人的には興味深いかな。
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これまでの経済理論では古い産業が新しい産業に駆逐されると古い産業に従事していた人は新しい産業に吸収されるので、最終的には失業者は増えないことになっていたが、現在のIT革命では新しい産業の変化のスピードが早すぎて、新しい産業に吸収されず、失業者が増えているという。
その対策として著者が提言している内容は、それほど目新しいものではないが、日本には足りない部分だ。
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機械(特にIT)がどんどん進化してきて、人間の仕事を奪ってきている。しかも、今までの機械の進化より、これから先のITの進化は、今より人間に近い柔軟な仕事ができるようになり、ますます人間の仕事を奪っていく可能性がある。
そうなっていくのはもう逃げようがない。そうなった時に、人間がやるべき仕事とは。世界はどうなる、貧富の差は。考えれば考えるほど結論は出ませんが、先を見据え、一つの仕事に拘らず、本業以外のスキルを持っておき、複合的に仕事ができることが、機会に打ち勝つ、唯一の手段のように思います。
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機械が人の雇用を奪って行く。失業率の悪化は不景気ではなく、機械との競争によるもの。
いずれ人間の知能は機械に抜かれる。その時の人間の価値は何か?
仕事はますますオペレーションが機械化されていく。人間はその機械をコントロールできるように成長する必要があり、それができない人は生き残っていけない。
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『どれほど富裕な国でも、人的資源を無駄遣いするゆとりはない。大量の失業に伴う士気の低下は国家にとって最大の無駄であり、社会秩序を脅かす最大の敵である。』
--フランクリン・ルーズベルト