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個人的に好きな一冊。
貫井徳郎と言うと暗めの犯罪小説のイメージが強くなってきたが、被害者は誰?や本書のような、コメディタッチの作品も面白い。
巧の計画話からの展開がスピーディで飽きさせず、一気に読んでしまった。
巧帰宅後、両親と刑事さんがどうなったのか気になる…!
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テンポ良し、読みやすさ良し。
なかなかおもしろかった!
長くないよ!臆することはないぞよ!
続きも気になるね!ないけどね!ないやろけどね!
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おもしろ誘拐物語。でもちょっとシリアス!
気楽にスーっと読めちゃいます。
怖いのが苦手な方にオススメちゃん。
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悪くはない。でもだんだん飽きてくる、くどい文体。
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「真面目に生きても無駄だ」。しょぼい騙しを繰り返し、糊口を凌ぐ詐欺師コンビの高杉と園部。仕事先で知り合った美人同業者と手を組み、豪邸の飼い犬を誘拐しようと企てる。誰も傷つけずに安全に大金を手に入れるはずが、計画はどんどん軌道をはずれ、思わぬ事態へと向かってしまう--。スピーディーな展開と緻密な仕掛け。ユーモアミステリの傑作。
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カード詐欺で細々と生計を立てる詐欺師高杉は、耳くそほどの役にも立たない舎弟園部と共に、田舎の成金を狙う。
ところが、偶々居合わせた美人同業者に思わぬ邪魔をされ、挙句アジトまでつけられてしまう。
こうして出会った3人の詐欺師は、園部が考えた"極めて人道的な"犯罪計画を実行に移すが...
二転三転"オチはすぐ読めた"とドヤ顔で語る人は多いだろうが、何度も攻守交替の訪れる展開のすべてを読めた人は少ないはず。
前半つまらなくて止めそうになったけど、どんどん無茶苦茶な展開になっていく中盤以降は一気に読める
貫井さんの他の作品に慣れてる人の目には新鮮と映るか裏切りと映るか。
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誘拐された子供を助けるために悪党達が走り回るというストーリー。最初の時点で伏線に気づいてしまったためあまり新鮮味は感じなかった。もっと上手く隠してほしい。
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誘拐がテーマの割には重苦しさが無く、
ミステリとしても大きな仕掛けは見当たりません。
文庫の分厚さの割には内容が薄い気もしますが
軽いタッチでコメディなノリの作品なので、
飽きることなくあっという間に読み終えました。
貫井さんの作品は「慟哭」と「被害者は誰?」しか読んでいないのですが、
シリアス路線の作品も軽いタッチの作品も
どちらも面白い作家さんだと感じました。
他の作品も積極的に読んでいきたいです。
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珍しく軽いテンポの貫井作品。重い話が多い著者だけど、たまにはこういうのもいいね!面白かった!
人を騙して金をむし取ろうとしたものの、ひょんなことから菜摘子と巧と知り合い、逆に誘拐事件に巻き込まれる。
根が単純なのか、結局、悪党と言いながらも最後は人助け。登場人物が少ないので、何となく犯人はうっすら分かってたけど、面白くて一気読み。
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面白かった!
ミスリードやフェイク(同じ意味だ)が随所にちりばめられ、読んでいてずーっとわくわくしていられる。
最後まで読みえおえて、さてもう一回ってなる。
しかし、解説を読むだに、この作家さんの普段の小説とはテイストが異なるのね。うむむ。寂しい。でもほかの作品も読みたくなった。
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純粋におもしろかった。軽いタッチの誘拐ストーリー。
あまり手際が良いとはいえない詐欺師たちが、小賢しい子供にそそのかされて誘拐を企てたのはいいが、その子供がどこかの誰かに誘拐されてしまった。子供を救うために、詐欺師たちは誘拐の実行犯になるしかなかった・・・というお話。
ノリの軽さを出すため、冗長な部分あり。登場人物が少ないので、犯人も絞り込める。
それでも軽いテイストを楽しむには最適な作品です。映像化したらおもしろいだろうな。コンビは誰と誰を組ませようか、なんて考えてしまう。
でも、この作者なら重い作品の方が好き。「慟哭」の衝撃が強すぎて、まだあれを超える作品には出会えていない。
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明るい話が読んでみたくて。読みやすく、明るく、読後感も良かった。わかりやすいお話で意外性はないけれど、王道という感じ。裏切られることはなくて好ましい。
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金持ちの家の犬の誘拐を企む三人の男女。しかしその家の子どもに自分を誘拐誘拐するよう逆に依頼される。ここまではどこかで見た事のあるような展開。だが、謎の人物『ジョンレノン』の登場により状況は一変する。完璧な誘拐計画に走る亀裂は想定内なこかはたまた、、ハラハラ感がたまらない。本当の悪とは何なのか。誰もが感じる現実社会と個の乖離の中で奔走する悪党たちの物語。
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ドラマを見てからの原作。実写化ってホント原作通りにやらないよね。そんな自分らしさを出したいなら、完全オリジナルでやれ!って思うけど、それだとスポンサーがつかないんだろうね笑 だからドラマ版の高杉はあんな役どころなんだね。高杉=監督、演出家、プロデューサー・・など、ドラマ関係者の分身なんだと。だいぶキャラたちが改変されたせいで現金の調達方法など、原作とは似ても似つかないものになりそうだ・・と、ドラマの悪口はこの辺まで笑 所々に笑いありで、今までにない貫井さんを見れて楽しかった!現金の受取りはホント斬新。個人的に最後のオチは○○○だと思いましたが、ハズレでした^^;
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題名からもコミカルタッチであろうことは想像できたが、それにしては前半のスピード感が今いちで読んでいて焦れったくなってしまった。ストーリーも驚きの展開は少なく、割りと普通であった。警察は?など、細部が放置されていて気になったのと、ボランティアというきれいごとに収まってしまったのがちょっと、、。
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〈あらすじ〉
けちな詐欺師、高杉と子分の園部。偶然であった美女詐欺師三上菜摘子。資産家の息子で、小五なのに大人びている巧。初めは巧の計画で狂言誘拐をするはずが、本当の誘拐犯に巧がさらわれる…。
2時間ドラマでありそうだなー。誘拐自体も深刻じゃないし、殺人もない。最後の真犯人のところだけ急に凶暴な気がしたけど、あとはあっさりと読める。