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藤堂志津子っていうブランドで買うと、ちょっと違うかなぁという感じ。
主人公の年齢が高めの設定がすんなりと入ってこなかった。
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◆あらすじ◆
五十二歳で突如結婚を思いたち、なじみの居酒屋でよく会う独り者に同居を持ちかける蓮子(「夢ふた夜」)。
かつて歯牙にもかけなかった同僚にほだされる自分に戸惑う八千代(「フレンズ」)。
人知れず抱えてきた女のプライド、処世で身についた妥協と諦念……。
もう若くはない女たちの、やりきれないけど愛おしい日々のかけらを精緻に描く短編集。
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涙が出そうになった。
自由、孤独。
独りでもひとりでなくてもいつも自分を苦しめるのは恋愛なのだと。
他者に対する傍観や冷静さや同情も確かに存在する。
しかしそのすぐ裏側には自身の苦い経験や忌々しい感情だったりする。
歳を重ねるとはそういうものだと、漠然と感じられる作品。
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このままどんどん年齢がすすんでいくと、話す相手がいなくなる
私の中学高校の同級生は4人グループだけど、みんな子持ち。
私は半年に一度くらいしか会ってないけれど、みんなは割りとしょっちゅう連絡を取って、結構お互いの家を行き来してるみたい。
遠い人は1時間以上かかるんだけどね、車で。
私は1時間以上かけて会おうと思わない。向こうもそうだし、別に会う用事がないから会わないんだと思う。
それを当然と思いつつ寂しいと思うこともあるから、茶飲み友達が出来ればいいと思う。
だけど、この年まで一人でいたってことは、なかなか茶のみ友達にさえなれないからなのよね!!!
なったところで、お互い別の楽しいこともあるしね!!
っていうのをすごく痛感する本でした。
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タイトルにどきっとして読んでみることにしました。
短編ばかりでちょこちょこ読めました。
確かに「若くない」ことに気づいたとき、私も
これからどうやって生きていこうかと考えました。
ちょっとだけお手本になったかな。
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五十二歳で突如結婚を思いたち、なじみの居酒屋でよく会う独り者に同居を持ちかける蓮子(「夢ふた夜」)。かつて歯牙にもかけなかった同僚にほだされる自分に戸惑う八千代(「フレンズ」)。人知れず抱えてきた女のプライド、処世で身についた妥協と諦念…。もう若くはない女たちの、やりきれないけど愛おしい日々のかけらを精緻に描く短編集。
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著者の本は初めて読みましたが…なんというか、若くない、そう40代~50代くらいの年齢の女性の心理をうまいこと表している、と思いました!
特に独身の女性の…年々老いて行く自分を客観視するところとか、いや、周囲にはもう若くない女性と見られているんだけれどもまだ自分の中にはそう割り切れない感情が渦巻いていたりとか…まあ、そこら辺の微妙な心理描写がイイですね! 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
これはおそらく著者自身も高齢独身女性だからでしょうか…なんかサラっと書いているようでありながら、ナマナマしいものを見せ付けられたような感じが致しました…。だけれども、読者に配慮しているのでしょうか? どの短編も決して後味の悪い感じにはならず、読後には気持ちよい涼風に吹かれているかのやうな…そんな清涼感ある読後感でしたかね。おしまい。
ヽ(・ω・)/ズコー