電子書籍
影響力のある書籍をわかりやすく解説
2016/02/21 10:09
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投稿者:mariner51 - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界に大きな影響を与えた名著のポイントをわかりやすく解説してくれる。これを読むと本が世の中に与える影響は計り知れないと、改めて考えさせれれる。
紙の本
宗教から環境、経済まで
2015/12/27 01:31
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投稿者:よっち - この投稿者のレビュー一覧を見る
池上彰さんが、本屋さんや図書館ではなかなか手に取りにくい本について、解説しています。
例えば、コーランは、イスラム教の教えですが、成り立ちから現在の解釈についても、池上さんらしい観点から解説しています。
「資本論」は、経済学を学ばない人は読むことがないだろうし、「アンネの日記」も児童書の範疇ならば、大人や男性は手に取りにくいものも、それらが書かれた歴史的背景も交えながら解説してあります。
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読書案内かと思いきや、さにあらず。
現在のいろいろな問題の背景にある思想に影響を与えた本を紹介するとともにその思想も明示してくれる。
大きく分類して、宗教、経済、科学が主流である。
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アンネの日記はぜひ読みたいです。分かりやすい解説だったので、それ以外の本も少しずつ原著を読んでみたいと思いました。
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キリスト教とユダヤ教とイスラム教。資本主義と社会主義、共産主義。この一冊で世界中の主な思想とそのルーツが網羅されている。入門書として最適。
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第1章のアンネの日記から惹きこまれた。
池上彰さんの本は、すごく解りやすい上に、いつも新たな発見がある。
アンネの日記の原題や、表現をソフトに修正した版と日記そのままの版があることも本書で知ったし、アンネの日記による功罪の、罪の方については、初めて思いが至った。
宗教、戦争、経済の3つは切り離されたものではなく、根底で複雑に絡み合い、現在も続く領土争いや民族紛争の根源になっているが、本書はこの3つの分野の基礎知識も、わかりやすい解説で横断して理解することができる。
すると、今まで断片的にしか知らなかった情報がつながり、今現在の世界情勢などを理解する礎にもなる。
若い内に読んでおくと、その後に知った事が血肉になることは間違いなく、また、年配になってからでも一読することで、世界が一気に広がる必読の一冊だと思います。
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本屋をハシゴして購入。
アンネの日記位しか知らなかった。
宗教の教本って読む機会がないから、面白く読めた。
若いうちに読んでおくべきって気がする。価値観とか変わりそう。
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弱いものは狙われます。けれども、強いものは生き残り、けっして負けることはないのです。(アンネ・フランク アンネの日記より)
ユダヤ人のことをもっと知りたいと思った。もっと言えば、境遇が生む力の大きさが知りたい。それほど力強い少女の言葉であった。
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『聖書』『コーラン』『種の起源』『資本論』といった定番中の定番から、『イスラム原理主義の「道しるべ」』という(少なくとも私にとっては)聞いたことのない書物まで計10冊、池上先生が簡潔ながらも分かりやすい解説を付して紹介している。特に『道しるべ』については全く予備知識がなかっただけに、大いに勉強になった。
奇しくも先日、ここで取り上げられている『アンネの日記』が破られる事件があったが、その際、イスラエル大使館がなぜ『アンネの日記』を大量に寄贈したのか、本書を読めばその理由がよく分かるだろう。個人的な悲劇は何かと政治的なプロパガンダに利用されやすいのだ。また、同じく本書で紹介されているケインズの財政政策とフリードマンの金融政策を知ることは、アベノミクスを理解する上でも参考となると思う。
池上先生のレクチャーにはいつも感心しているけれども、その土台には、おそらく若い頃に読んだであろう膨大な量の古典の蓄積があったのだなぁ、と改めて感心させられた。世にはびこる自称コメンテーターとはやはり年季が違う。
書名は「世界を変えた」と過去形になっているが、ここに挙げられた10冊は、それぞれがそれぞれの形で今なお世界を変え続け、現在の世界を形作っている。その意味でこれは「世界を知るための10冊の本」でもあるのだ。
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難しい本をわかりやすく、かつ、いまに至る経緯や比較、現況を織り交ぜて書いてくれてるのですごく素敵な本です。世界を変えた10冊をさらに、もっと深く知りたくなる本です。
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宗教と経済の結び付きが分かる本。タイトルは知っていたが、内容を知らなかった本がいくつかあったのでザックリ内容を知るのに丁度いい。
アンネの日記は一度ちゃんと読もう!
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池上彰氏の、世界に影響を与えた本10選。どれも超有名な本だけど、たしかにその本自体をちゃんと読んだことは、どれひとつとしてない。。。よくないねー。
宗教がまず世界の国々を形作り、それぞれの宗教観に沿った経済が出来上がり、経済の中でも対立が生まれ、そして現代が出来上がっていると、そういう流れかな。沈黙の春、だけはちょっと毛色が違うかもしれない。非常にわかりやすく、導入としてはすばらしいと思うので、ここから何冊かは読んでみたい。うん、読もう。
こうしてみると、世界を変えるには書物として普及することが必須なのかなとも思う。世界を変えたスピーチ、というレベルのものはなさそうだし(ひとつの国を変えた、ならあるかも)、複製して世界中に広まる、ということが大事なんだろう。ただ、これからの時代はインターネットで文字だけでなくさまざまなメディアが流通するから、本だけじゃなくなるかもね。
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有名な本なら知ってる、知ってるーと思ったら、2冊ほど題名すら知らない本が。自分まだまだです。宗教と政治の結び付きや、世の中の思想がどんな感じで、生まれたのか分かりやすく書いてあります。池上さんの本の中で、一番好きかもしれません。とりあえず、アンネの日記を久しぶりに読みたくなった。
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『聖書』『コーラン』
宗教がらみの本は、それは世界を変えたでしょうと思うが、何千年何百年淘汰されていないということはそれなりのことが書かれているのだろう。基本自分を律する考えを他に委ねてしまっては誰の人生かと思うが、そのような淘汰の中で残った規律を自身のものとすると楽であるし、それはそれで根幹だけをしっかりしたものに託すということで良いのかもしれない。
しかし、ユダヤ、キリスト、イスラムの各宗教が同じ神を信じているのに何で争うかといつもながら思う。
『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』
昔の人はもっと生活を楽しんでいたと聞いたことがあるが、現在の日本の働くことが美徳という風潮はプロテスタンティズムから来ているのだなと思った。資本主義は必ずしも人間を幸せにするものではない。勤労は神への捧げるもの、そんな事は自分は信じていない。
『雇用、利子および貨幣の一般理論』『資本主義と自由』
ケインズとフリードマン。現在の経済学の大きな考え方は、この2人から来ている。何か大きな問題にあたる時は、皆天才が考えた学説を元に組み立てていくんだなと思った。考え方というより、ツールなんだろう。ある目的地に歩いていくよりも、自動車というツールがあるなら、それを使った方が便利みたいな。
10冊の他の本は以下の通り。
『アンネの日記』
『資本論』
『イスラーム原理主義の「道しるべ」』
『沈黙の春』
『種の起源』
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「聖書」の基礎を知ることでみえる歴史の流れとは!?
革命の原動力となった「資本論」の理論とは!?
「コーラン」「種の起源」「アンネの日記」から
ケインズ、フリードマンの経済書まで、
世界史に大きな影響を与えた10冊を池上彰が厳選、
その内容と歴史的意義を解き明かす。
現在の国際問題や思想の源泉がわかる、現代人、必読の教養書。
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今更やけど、うちの中で今、池上彰がブーム。
しかも、TVではなく、この人の本をもっといっぱい読んでみたいなと思った。
今回は、この本を読んでみてんけど、素直な感想としては、難しかった。
うちは今まで、過去は振り返らず今を生きる、なんて言い訳をしながら、歴史を全く勉強してこうへんかった。
でも、この本を読んで、歴史の大切さを知った。
と言うか、歴史を知らないばかりに何も理解ができひん自分がおった。
ただ、最後の「資本主義と自由」というのがあるねんけど、これは、理解できたとは言いがたいけど、めっさ面白かった。
こうやって、新たな知識が加わり、勉強になったこの本に感謝。