愛は世界を救うのか!?（８） みんなのレビュー

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投稿者：はにーとーすと　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

女性が減った世界を救うため、研究に勤しむ新野（受け）のもとに、
ルックス・頭脳・態度、全てが完璧、でも腹黒な男、御子柴（攻め）が引っ越してきた。
出会った瞬間からラブ光線全開で迫ってくる御子柴に、新野は先輩のくせに振り回されてしまうのですが・・・
と、お話は進んでいくのでした。
世界の人口の一割しかいない女性。そんな女性が住むのが特区と呼ばれる特別な地区。
その特区には特別な遺伝子を持つ男性のみが住めるという。
そんな特区と呼ばれる地区から特区外の新野の研究チームへ突然移動してくる御子柴。
そう、とても壮大なＳＦ色の濃いお話になっています。
新野の論文を読んだだけで新野に興味を持ち、リスクを負ってまでも移動してくる御子柴。
それも論文に興味がある、というのは建前で新野自身の魅力によるものだったのでした。
ただ、その理由付けがいまいち弱くて、どうして新野に手を出したくなるくらいの魅力があるのか、
などなどいまいち伝わってこないのですよねぇ…
もう少し踏み込んで描いてほしかったなぁ。
でもまぁ、後輩で腹黒な御子柴とその腹黒くんに振り回され、あたふたしている純情な先輩新野の
ドタバタを純粋に楽しめればこれもアリかなぁと。
まだこのお話は続くようなので、続編を期待して評価をつけたいと思います。
地球は果たして救われるのか？なんだかかなり無理かも（笑）