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物理の威力を痛感。ニュートリノの虜に。人類史の最先端にいることを本書が教えてくれた。興奮した。
・太陽の表面まで光は100万年かかる
・星の重力崩壊のメカニズム
・強い力のあとにビッグバンがあった
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元東北大で、今はKEKのボス(なんですね)の鈴木厚人さんの本。
何年も前に小柴昌俊さんのノーベル賞受賞で脚光を浴びたカミオカンデ。
そのカミオカンデ、そしてスーパーカミオカンデ、さらにカムランドには責任者として関わってきただけに、素粒子実験、そしてニュートリノの話はとても面白い。
各理論についてもわかりやすく説明されており、高校生とかに読んでもらいたい内容である。
やはり個人的に、研究者として生きていけるのであれば、それが1番幸せなのだろうなと思う。
とてもおすすめ。
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カミオカンデの奇跡は至る所で語り草となっているが、実際の観測当事者による説明は臨場感があって面白い。観測3分前まで点検のため装置を一時停止していた話とか、論文に間違いがあって郵便局に急いだとか。
「カムランド」という装置ははじめて知った。