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親から借り読破。
非常に良い一冊。
手元に置いておきたい一冊。
何が特に良いかというと、
綺麗事のあるべき論が羅列されているのではなく、
著者の生々しい経験に基づき、かしこまることなく軽妙な文章で、
実践的かつ網羅的に書かれたリアルな一冊であるという点。
ときに課長の仕事を蔑むくらい、斜に構える部分がありつつも、
(やる意義はないが体面としてやらざるを得ない非合理な仕事等に対して)
課長として求められる能力や必要なスタンスが具体的に網羅されている。
また、各項目が3~10ページ程度で、
冗長な部分なく必要十分な文量で書かれており、
本全体としてもちょうど良い文量に収まっているため、気軽に読み返しやすく、
何度も手に取って振り返る教科書としての役割もしっかり満たせている一冊だと思う。
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(オーディオブック、febe)
課長、経営者に持っていた幻想が消え、分かり易く、理解しやすくなった。
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タイトル通り、初めて中間管理職になるような人にとってはわかりやすくてオススメ。いろんなビジネス書を読んでればよくあるような内容なので、それがまとまってるような感じ。マクロに組織を見れてる人にとっては物足りないかな。とにかく初心者向け。
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大学生協の現場には、課長という役職がないので、頭の中でさまざま読み替えて咀嚼。ひらたく言ってしまえばマネジメント論だが、その中身は小技から人格まで縦のレンジが深い。この手の広くトピックを扱う本は、どこかで聞いた話のまとめになりがちだが、本書はまさに清濁併せたものとなっており、読み応え充分。
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”中間管理職”は日本独自の文化であること。だからこそ、ミドルが機能すれば、グローバルでも戦える可能性を秘めていることなどが示唆されている。
ミドルの役割は①部下の評価(数値だけではない)・モチベーション管理や、②上下(経営と現場)の情報伝達、③社内外のネットワーキングなど、多様な働き方や組織の強化力が必要である。
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こういう本って理論で言われてもわかんないので経験の確認の文脈で読まないとダメだと思った。経験がないとすごくチープに見える。団体管理経験のある人にオススメ。
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前半は面白いが後半はいまいち。参考になったのは下記
課長の教科書
予算管理に実質的な責任をもつ管理職の最下位
経営者と直接仕事の話をできる最下位
部下の業績や能力を評価できる最下位
部下の正しい行動をほめ、成果を能力、実績と照らし合わせて評価する
叱り方
事実関係をかくにん
問題に至った原因を究明させる 考えさせる
気付かなければ直接原因を伝え、叱る
感情のフォロー
ストレスの管理
低すぎてもだめ
仕事に没頭する状態の条件
やることの目的と価値が明確になっている
活動を自分でコントロールできる
難易度がちょうどよい
邪魔が入らない
成功と失敗か明確
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【気づき】
・課長として最も大切なのは、部下のモチベーション管理
・課長の本質は、ルーティン・ワークから外れるような例外的な業務に対応できる柔軟性
・社内政治において予算と人事を勝ち取る鍵はキーマンとの関係性
・部下の悩みやメンタルの発見には女性特有の感度に頼る
【行動】
・ルーティンワーク外の業務に対応出来るように、今のうちに挑戦し、経験を積んで専門性を深める。少なくとも二つの分野において、組織内では専門家と言えるレベルになる。
・社内キーマンとの関係性構築を積極的に行う。情報発信と彼らの成果へのアウトプット。組織の枠組みを超えた業務を行い、組織の仕組み、動かし方を理解する。
・経営者のレベルと担当者のレベルを理解、区別し、それぞれに適切な粒度で伝える。
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中間管理職への応援歌。課長が学ぶべき「8つのスキル」「8つのキャリア戦略」はとても参考になる。コーチングも私が学んできたものと同じものだった。管理職といわずに多くのビジネスマンに勧めたい本。
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"The text book of section head" written by Joe Sakai. It's important to consider employees not function but human who has both emmotion and feeling. Then, we must prepare the work environment to make employee enjoy the work. 10日ぶりのランニングになってしまったけれど、割りと楽しんで4分台は達成できたので良かったです。
さて、現在の米国職場には日本から来た尊敬できる先輩がいまして、早速現地でチームを持って仕事を進めています。徐々に課長職が近づく私なもので、せっかくの機会、その先輩に色々聞いている中で「課長の教科書」という本を紹介して頂きました。
前提として、私は昇進、地位、お金には興味がなく、お金は最低限あればよいタイプです。人事には「昇格しても給与上げないって出来ます?」とバカな質問したこともありますので笑。
で、読んだ結論。従業員は機能ではなく、人間であるという事を念頭に接するという当たり前の事が一番印象的でした。現実を見渡すと、できない人が多いなと感じます。社内の会話でよく聞く「誰々を使って~」という言葉が普通に聞かれる事を考えても。"I use her or him"なんて普通に考えたらおかしいでしょうに。
課長は成果を求められるので仕方ないとも思いますが、成果のための従業員ではないという著者の考えはほぼ同意です。本の内容は9割型、納得できる内容だったので、自分の考えもあながち間違いではないというのを認識できたことも収穫です。私は、「まずは方向性示して、あとはチームメンバーが仕事って楽しいと思えるように環境を整える事に徹すれば、成果なんて自然に予想を越えたものが出る」と信じている1人です。それほど、人には可能性があると思います。
サラリーマンとは関係ないけど、星野源さんのアルバム特典DVDを見てても、「結局、この人との仕事は楽しい」等があるからこそ、名だたるサポートメンバーが集まってきて、そのチーム総力戦で曲を作って世に送り出して評価されて、という流れなので、根本は課長と変わらないじゃん!とか思ってました笑。
また、人事評価とか目標で、何でもかんでも数値化する風習があるけれど、数値化が難しい事も山ほどあって、例えば「職場の雰囲気を明るくする」という重要な質的価値がその一例。ストライカーには得点という具体的な数値があり、その人がクローズアップされる評価であれば、皆ストライカーやりたくなるのは当然だよねというのは激しく同意でした。勿論、数値化も大事なんだけど、数値だけが重要?と疑問に思っていたので、少し答えがわかった気がします。
長くなりましたが、自分の目標は「仕事楽しいな、今日も会社に行こう!」と思う人を増やすことです。
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はじめての課長の教科書
著:酒井穣 | 2014/3/20
日本の企業組織が欧米の企業組織と同じまな板の上で比較され、否定される場面が多い。欧米のマネジメントリおrんには学ぶべきところが多くあるものの、日本と欧米の企業組織はその成り立ちの背景からして異なり、日本企業には中間管理職という、日本企業ならではの強みがあるという視点を忘れるべきではない。近年日本の組織は、経営者、中間管理職と末端社員が相互に助け合うような三元論を基礎にしている。
本書は、現在課長として活躍している人や新任の課長にはもちろん、いつか課長になりたいと考えている係長クラスの人向けに書かれている。
構成は以下の5章から成る。
①課長とは何か?
②課長の8つの基本スキル
③課長が巻き込まれる3つの非合理なゲーム
④避けることができない9つの問題
⑤課長のキャリア戦略
本書は数年前に尊敬する旧友から薦めてもらった1冊で、環境が変わったり自分の中で原点に立ち戻りたい時に手に取る、管理職としての指南書的位置付けとして手元においている。
つらいという表現が多い「中間管理職」。しかし、そのつらさの中におもしろさがあり、無限に広がる自己の可能性を見出すことも出来る。当事者としては見えない事柄も本書をひとつのフィルターとして忙殺される毎日を見ることによって見えることも多い。そしてそれにより見えたことが自分にも周りにも大きなプラスとなることが多い。
また次に進めそうと背中を押してくれた。
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そりゃそうだ、という話をきちんとまとめてくれている印象。真新しさはないが、時折振り返りたい。
しかし、課長って大変だな〜
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課長とは?ということについて、すごく網羅的に書かれている。読んで本当に良かったし、いま現在、課長の人だけでなく、むしろこれから課長を目指す人に有益だと思います。
5つの機能(自分の力、上と下の指示と、報告、外部との連携、自分の課の組織力の強化)は頭の整理ができました。
他には
①2つ以上の分野の専門家となる
②挫折や修羅場を乗り越え、他人に認められる経験(評価より、評判が大事)、
③ホウレンソウの中で、相談を部下から受けられるか?が肝、
④情報を取りに行く、
⑤経営層にエスカレーションすべき問題と、そうでない問題の選別を間違えない
⑥他部署との交流、
⑦フロー体験が大事
⑧自分の負けパターン(失敗しないように)を知っておくこと。
⑨緩い人的ネットワークを築いておくこと。
この本を読んで、自分がもっと掘り下げて考えることは
①コーチングと、②部下の評価と査定。
だと感じています。
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昇進したのだが、マネージャーやリーダーを説いた本を全く読んだことがなかったので購入。
上司や部下と人間的に深くつながることの大切さがこの本の中心にあると思う。組織は人ありきであることを肝に銘じたい。
この本の特徴は日本独特の企業文化を踏まえた上で、マネジメントとリーダーシップを説いていることだ。初版はだいぶ前の本ではあるが、かかれてある日本企業の問題点は今も続いている会社が多いだろうし、管理職としての切り抜け方は参考になる部分があると思う。
日本企業に勤めているのであれば、課長でなくてもお勧めできる本。
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印象に残った言葉
「褒め上手であるだけで驚くほど多くの問題が解決してしまうことに気付いている人は、世の中を他人よりも楽に渡っていくことができる人です。」
感想
課長も部下も人間通し。愛を伝えること重要性を理解した。