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読んで良かった。安定感。今日も帰りの電車で涙をこらえる。
でも、もう少し辞書に凄みが出ても良いと思うのだけど。だれかの志操が
不透明だから。凡庸なモノを苦労して作りましたよ、的な印象に終わる。
wikipedia の仕組みの頑健性を考慮してストーリ展開すべきだと思う。
同僚が良い。
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三浦しをんさんだから、と手に取った。
情熱と真摯な姿勢で辞書を編む人たち。
突き抜けている人と、彼らを気持ちよく支える有能な人たち。
しかもみんなの成長が見える。
読んでよかった。
次の本も楽しみだ。
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辞書がどんな風につくられているのかなんんて、考えたことがなかった。
言葉って、いつのまにか生まれて、いつのまにか消えていて。深く考えたことなかったけど、すごく不思議なものなんだなあと。
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一冊の辞書を編むには膨大な時間と根気が必要だと改めて思った。また、言語を表現するのは難しいが、考えればそれもまた楽しい作業だと思えた。題材として非常に興味深いものだった。
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テーマが面白いなと思って、つい本屋さんで買ってしまいました。
いつも身近にある辞書。何も気に留めずに使っていましたが、辞書の編纂がこんなにも大変だったとは!
編集者の登場人物が個性的で面白かったです。タイトルもステキ。
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“ことば”が好きな人、本が好きな人なら間違いなく楽しめる作品。
辞書の編集部という設定もユニークでいい。
三浦しをんの作品はすべてチェックしているが、今回も作品のなかの登場人物たちがいきいきとしている。
どの人物もどこか不器用で愛おしく思えた。
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辞書を作ることがこんなに大変なことだったなんて・・・
いつも新しい題材に目を向ける三浦しおんさんに感心します
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辞書編集部のお話
三浦しをんさんの書く文はとてもきれいです(まだ二冊目ですが)
言葉を大切にする人、
何かに打ち込みたい人、
穏やかな気持ちになりたい人、
辞書を愛する人に、薦めます。
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なにかで見た記憶があるが、著者曰く「ノリで書いた」そうな。ストーリーとしてはありがちで、いかにも映像化しやすい小説。でも「言葉」はやっぱり大事。ある研修機関の人が「最近レストランで若い人が給仕の際、『こちらご注文のオムライスになります』の『なります』に『いったいお前は何になるんだ!オムライスになるのか!』と思わずいきどおりを感じ得ない」と語っていたのをなぜか思い出した。
内容(「BOOK」データベースより)
玄武書房に勤める馬締光也。営業部では変人として持て余されていたが、人とは違う視点で言葉を捉える馬締は、辞書編集部に迎えられる。新しい辞書『大渡海』を編む仲間として。定年間近のベテラン編集者、日本語研究に人生を捧げる老学者、徐々に辞書に愛情を持ち始めるチャラ男、そして出会った運命の女性。個性的な面々の中で、馬締は辞書の世界に没頭する。言葉という絆を得て、彼らの人生が優しく編み上げられていく―。しかし、問題が山積みの辞書編集部。果たして『大渡海』は完成するのか―。
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「強い風に吹かれている」以来の傑作だと思う。
「言葉の海」高田宏さんの描く辞書のにまつわる話にも感動しましたが、今度はまた質の違う感動を覚えました。
辞書編集という地味な世界をこんなにもおもしろおかしく、深く、興味深く描かれていることに大拍手。
しおんさんの小説に登場する人物がいつもに増して、際だって動き、話しているなぁと感じました。
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中学生のころに使っていた国語辞書の手触りを思い出しながら読みました。
三浦さんの小説を読んでいると、今まで意識したことのない事や物・人などが、とても大切に思えてきます。
じんわり感動がきました。
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2012 1 9
ことし二冊目
辞書について 言葉について
考えさせられた
こんなにも深い世界だったとは!
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とてもやさしい、物語でした。
物事を突き詰めるということ、真摯に向き合うということ、
そのすべてが愛おしく、そして真っ直ぐに、今の自分に突き刺さってきました。
- 俺は名よりも実を取ろう
いつの日か言の葉の海を自由に渡ってみたい、ですね。
ん、空白の物語に期待してしまうのは私だけ、でしょうか?
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女性作家らしい心地の良い小説でした。内容的にも辞書作るのって大変なのだと純粋に感心しながら楽しく読めました。
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三浦しをんさんの本だから、と思って手に取った。ですが、ストーリーにスピードをあまり感じることができず、大きな山場もないまま最後のページまで行ってしまった感じがした。しかし、普段は気にも留めない「辞書の作り方」を多少なりとも感じることができた気がする。確かに辞書作りには、時間とお金が沢山かかりそう。