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嘘喰いのマキャベリゲームから興味をもって買った本。
マキャベリ(目的のためには手段を選ばないという理論を提唱した人)の言葉を引用しながら、現代社会で成功する方法を説く。
目次をみても
「相手の欲望を煽れ」「他人に相談などを持ちかけるな」
などと過激なように思えるが、内容は
「人より2倍の努力をして専門性を身につけよ」や「誰かの悪口は絶対言わない」
など至極まともで納得させられることばかり。
結局物事を達成するには邪道はなく、王道なんだな、と思った。
ただ、王道は王道でもちょっとしたコツみたいなのも書かれていておもしろかった。
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性悪説に基づくリーダーシップ派と思っていたマキヤベリ。私は、性悪説が好きでないため、食わず嫌いをしていた。しかし、性悪説が現実社会をリアルに映し出していることが、身に染みた。のし上がるために綺麗ごとだけではすまされない社会を知る本。
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マキャベリに興味が沸いたものの、いきなり君主論を読む勇気も無く入門編として本書を読了。おかげで君主論だけでなく、他の著書も是非読んでみたいと思いました。
非常に読みやすく私自身は共感出来る部分が多かったのですが、思想が思想ゆえ誰かにオススメする本としては適していないかも…?色々な意味で人を選ぶ本のような気がします。
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マキャベリの君主論、政略論、リウィウス論などから学ぶ、現代ビジネス心理学。君主論単体で読んで意味不明だったけど、こういう解説書とセットで読むと、マキャベリの意味するところがだいたいわかる。
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マキャベリファンとして謎の義務感に駆られ購入。
マキャベリの色んな言葉からかい摘んでビジネスと関連させて筆者が一言、みたいな内容で、一つ一つにあまり深い考察がみられなかったのが残念。ビジネスの場においての心の持ち方アドバイスみたいなものだし、心にストンとこない説明は省いただけなのかもしれないけど。
著者は心理学を志した人ということで、心理学由来の実例が多数引かれているのがちょっとおもしろかった。
にしても、アメリカ人対象の心理学の実験例って、日本人に対してどの程度の説得力があるんだろ…。「いやそれ、日本人にやったら全然違う結果になるんちゃうの」って思う実験ばかりなんだけど。
ふと後から思いましたが、速読の練習にちょうどいい内容だったような。論理が深すぎず、楽すぎず。
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仕事でへこんだときに買った。そんなに使えない。覚えているのは「アテになるのは自分の力だけ」ということだけ。
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君主論を読んでみたくなった。
それだけ。
覚えているのは
部下のひとりだけに指示をする
普段いい顔をするよりもそうでない方がよい
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相変わらず、一見常識的ではないように見える事柄が書かれていたが、どれも納得でき、かつ使ってみようと思うテクニックが多く書いてあった。
具体的には、
「熟慮の結果として決断したことでも、さもその場で判断したように見せかけよう。そうすれば、みなさんは“速断できる人”として高く評価されるはずだ」
など。早速使ってみようと思う。
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「マキャベリズム」を生きていくためのツールとして活用するための本。いつもやさしい人はちょっと他人に不親切にすると評判が落ち、普段冷たい人がたまに優しくすると高評価を受けるので、冷たい人でいたほうが良い、というのはガーンときたが思わず納得。この著者の書く本はすらすら読めて良いやね。
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うーん、中途半端。
マキャベリのエッセンス的な部分を引用して、ビジネス心理学者である著者が解説するのだが、ちょいちょい「ほんまか~?」とか引用したマキャベリの語録に対して解釈が不十分と言わざるえない部分もある。フリーの作家として自信の体験による言葉はそれなりに重みがあってそこだけは良い。
まあビジネスマンのマキャベリ入門としては、読みやすい。が、お金だすほどじゃなかったorz
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『使えるマキャベリ』/ちくま新書/★★★☆☆/ルネサンス時代のイタリアの政治学者マキャヴェッリの著作の断片から現代のわれわれの生活に適用できるものを、著者の見解と外国の心理学者の見解を交えて解説したもの。良い人すぎないとか、賞と罰を効果的に与えるなど、参考にしたいものが多かった。
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部下にはあまり読ませたくないなぁ、という一冊。
マキャベリの君主論が書かれた当時は統計などの学問がなかった(多分)ので経験に基づいた法則のような感じですが、現代でも十分にあてはまります。
マキャベリの本としてはすこし浅いように思いますが、読みやすいと思うので、入門書としてはよいとでしょう。僕としては最近 マキャベリ から離れていたので思い出すきっかけになりました。
ただ、みんながこの考えだと仕事が進まなくなりそうなんで、ま、そのあたりは考えどころですね。
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頼れるものは自分だけだ、一定の距離を保ち続けるんだ。人を変えようとするな。結果が手段を正当化するんだ。ガンバリズムに酔う前に成果をあげよう。
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マキャベリの著書から、その思想のエッセンスが詰まった訳文を紹介し、「現代の」ビジネスシーンでの活用の観点から解説している。著者は「自分のアドバイスはマキャベリの焼き直しのように感じる」くらい、マキャベリの影響を受けたそうである。そんな著者が紹介しているマキャベリの言葉は、さすがに「分かりやすい」ものが選ばれており、非常に読みやすかった。
個人的には、ところどころに垣間見える著者の自己顕示の強さに苦笑いが禁じえなかったが、コンサルタントという職業を考えると、それもまた自己演出のひとつなのかとも感じた。
本書は自体はサラリと読める易しいものになっているが、マキャベリに興味をもち、その著書を手に取ることの動機付けとしても、一読の価値があると思った。
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政治思想家として有名なニッコロ・マキャベリは人間の本質を見抜いた数々の言葉を残しているとのこと。その言葉を現代のビジネスに生かすなら、どんな行動習慣が必要かを解説しています。