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●あらすじ●
没落しつつある旧家・清澗寺家。その長男の国貴は、幼馴染で使用人の息子である遼一郎と偶然に再会する。ささいな誤解から離ればなれになっていた二人だったが、それをきっかけに、国貴は窮屈な暮らしの中の安らぎを遼一郎に求め、彼に惹かれていく。しかし、遼一郎には命に関わる重大な秘密があった。それを知った国貴は彼を救おうとするのだ・・・・・・。許されぬ愛に溺れる、主従ラブロマンス。
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清澗寺シリーズ1作目。
長男の話。
シリーズ2作目の次男の話がすごいんです。攻の深沢がスゴイのです。
シリーズなので、先ずは1巻から。
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清澗寺家シリーズ第一弾
軍人の長男と元使用人の話。
大正浪漫な雰囲気が存分に味わえます。
このシリーズは次男、三男、そして年齢不詳の
父親の話と爛れた話やら苦悩の話やら
実にさまざまな人間模様が楽しめます。
和泉先生の小説の中でこのシリーズが
一番好きですね(笑)
良かったら合わせてどうぞ♪
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あらすじ:没落しつつある旧家の長男の国貴は、幼馴染みで使用人の息子である遼一郎と偶然に再会する。ささいな誤解から離ればなれになっていた二人だったが、それをきっかけに、国貴は窮屈な暮らしの中の安らぎを遼一郎に求め、彼に惹かれていく。しかし、遼一郎には命に関わる重大な秘密があった。それを知った国貴は、自らの身体を差し出して彼を救おうとするのだが…。許されぬ愛に溺れる、主従ラブロマンス。
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この話、すっごい好き…っ!主従の下克上!挿絵描いてる方も大好きなので、お気に入り。この本シリーズになってるんだけど、このCPは中々出てこないので寂しい…;;
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清澗寺シリーズ中最も好きです。他の作品のキャラクターのインパクトが強いせいかあまり注目されてませんが、この作品は本当に凄い!時代色も一番濃厚だし、2人の関係が、肉体的な主従関係を圧倒的に通り越していて、こういうBLを待ち望んでるんだよ!と叫びたくなった。続きが読みたい。
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清澗寺家シリーズ1
長男国貴の話
<イラスト>
円陣闇丸
<あらすじ>
大正時代、華族である清澗寺伯爵家の長男・国貴は、幼い頃にある事件が元で離れ離れにされた運転手の息子・成田遼一郎と偶然再会する。
没落しつつある一族を背負い、その重圧に押しつぶされそうになっていた国貴は、幼馴染の遼一郎とすごす時間に安息を求める。
しかし、遼一郎が実は社会主義運動に傾倒していることを知り・・・。
清澗寺家シリーズ1巻目です。使用人の息子(攻)×華族の嫡男(受)。BLジャンルで言うと主従モノということらしい。
長男・国貴はまじめで堅物「であろうとする」まさに典型的長男。一人、世間と、家族と、時代と闘いながら清澗寺家をなんとかしようともがいていたわけですが、本当は逃げ出したかったんですな。ラストの彼の行動はすごい。
ある意味序盤の彼とは正反対の行動に出ますが、実はすごい熱を溜め込んでたんだなという、思い込みの強そうなところは序盤から見えていたのでそれが逆に切なかったです。っていうか思い込んだら一直線、決してひかない彼のような人は、大正という時代にとても合っていると思いました。
大正スキーとしても、大正という時代のにおいがきちんと感じられる作品だと思いました。ラストの逃避行先のチョイスがツボです。
しかし。今読み返して驚きましたが国貴は27歳だったのか・・・けっこう歳がいっているのですね。
どうでもいいけど、裏表紙のあらすじに書いてある、遼一郎の「命に関わる重大な秘密」って何だろう? ラストに判明するアレかな?
たしかに命は懸かってるけど、あれを「命に関わる重大な秘密」とは表現しない気がする。
追記:
はじめランクを★★★★☆にしていましたが、シリーズ全部読んでからもう一度読み返したら★★★★★になりました。
一途でまっすぐな国貴がとても愛しい。
でも、遼一郎がもし国貴を好きじゃなかったら、非常に迷惑なストーカー野郎だと思う(笑)
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面白かった…!ですがこれで終わりなのかと思って焦りました。(このままでは他の家族や使用人?が…)いやいや、ありますよね続き…良かった…。そのうち他も読みます~。
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大、大、大好きな清澗寺家シリーズ第1作。長男・国貴編です。
没落しかけの家を支えようと奮闘するお兄ちゃん。
でも、そんな国貴を尻目に、パパや次男坊は醜聞を垂れ流し続けているという…うーん、苦労人…。
大正時代の背景も濃くて、歴史ものとしても恋愛ものとしても十分楽しめます!
お互いがお互いを想い合うが故に傷つけ合ってしまうのが苦しいです…(´;ω;`)
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清澗寺家シリーズ第一弾。軍人の長男・国貴は長男ゆえに家にとらわれていた。その国貴が幸せな思い出のある、元使用人の遼一郎と再会し。
ストイックなまでに大正という時代の中で旧華族である家を守ろうとする長男・国貴。そのために自分自身を律する必要があり、しかし不幸な出来事ゆえに離れてしまった忘れられない遼一郎と再会後は、遼一郎を守りたい一心で憲兵の男と寝る。
下剋上、かな。
清澗寺というあるいみ特殊な家の中で長男として何とかしなければ、という国貴がけなげ。
Hシーンは濃い。
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この作者らしく、けなげ受の気配はあるんですが、いかんせん全体的にハードな感じなので、期待した「切ない→幸せ~」って気分にはならなかった。
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時代と運命に抗うように生きる、ひたむきなふたりに惹かれました。後日談のショートも良かったです♪絵はがきのエピソードに泣けます。。
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陸軍中尉である国貴は、金策に追われ疲れ果てていた。そんなある日、幼なじみの成田と偶然再会し、国貴は改めて成田に魅かれていくが…。大正ロマン登場! イラスト:円陣闇丸
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今更ながら手を出しました清澗寺シリーズ。
そして単体なら初読みの和泉さん。
時代物、ファンタジーもの大好きなのに、なぜか手を出して
いなかった有名作ですが、漸く重たい腰をあげて一気読み
してみようかと……。
大正時代の没落家族の長男受でした。
お相手は使用人の息子なんですが、全体的に漂う退廃的な
空気感がなんとも言えません。
幼い頃の約束を後生大事に胸にしまい続けてきた受が、
悲劇の別れから偶然に攻と再会。
でもお相手は社会主義運動に手を染めており、自分は
軍人という立場上、それを見過ごすことはできないという
何とも胸苦しい展開です。
何とか攻を逃がしたいという思いから、同窓の憲兵に
情報を流すようスパイ行動をするのですが、その見返りに
身体を……というお決まりコース。
身を削っての献身もむなしく、攻にも色々と誤解され
こっちでも身体を要求されるという、不憫受です。
結局は色んなすれ違いが生んだ悲しい出来事だったわけ
ですが、色々と鬱屈が溜まっていた受が終盤爆発。
あれほど拘っていた家というものを全て捨てて攻めと
逃避行。
BL的にはおいしい展開なんですが、弟達のその後が
凄く気になる……。
書き下ろしの逃避行編では、何も出来ない受ににやにや。
主従身分差好きにはおすすめです。