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シリーズ5巻目で最終巻。
ラルフシオンの陰謀で薬により記憶を失くしてしまったシェリル。けれど、王宮で暮らす中で記憶を失いながらもどこかで「シオン」を求めている自分に気づく。そんな「シオン」がラルフシオンとは違うことを無意識のうちに感じ取ったシェリルは何とかして王宮を抜け出そうとするが・・・。
一部のことはその後どうなるんだ?!と疑問も残りましたが、満足の一言に尽きる最終巻でした。
シェリルを助けに王宮に忍び込んだアレクシオンとシェリルが再会するシーンは胸に熱いものがこみあげてきました。お互いの気持ちを確認し合った2人の強い絆と愛の深さに感動。
謎だったルーカスの過去にも触れられた最終巻でしたが、あまり深くは語られてなかったので短編集とか外伝とか出ないかな~とか期待してるんですが(笑)
そして、ラルフシオンも成長しましたね。最後のシーンではイザークと同じことを思いました。カッコ良かったゼww3兄弟の中では個人的にはラルフシオンが一番好きだったので彼の成長を感じれたラストは格別でした。でも、シェリルにはアレクしか考えられませんが(笑)
次回作も期待しています。楽しく読ませていただいた作品でした。
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最終巻。いつの間にか5冊も出てたんですね。
前巻でラルフシオンに記憶を奪われてしまったシェリルでしたが、同じ「シオン」でも自分の想う「シオン」ではないと感じて、アレクシオンに再会したときは、かなり切ない。
再度ラルフシオンに記憶を奪う薬を飲まされたのに、効かなかった理由が明らかになると、そうか、そこにつながってたのかって想いました。
あと、アレクシオンを自分の子と認めていた国王が、亡くなる前にしていたことって、かなりすごいって思いました。自分の名前が刻まれていると思っていたラルフシオンからすれば、裏切られたって思うかもしれないけど・・・。
王と認められたアレクシオンが、「四誓」を伴侶にできないことから王にはならないと言ったのもかっこいいって思ったけど、王位を譲られたクラウシオンが、その定めを撤廃してアレクシオンに王位を再度譲ったのは、もっとかっこいいって思っちゃいました。
アレクシオンよりクラウシオンの方がなんか好きなんだけど、シェリルはアレクシオンの方がいいんですよねぇ。
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小さな澱は残ったけども、大団円な結末。泣いてしまったわ、次兄クラウの成長っぷりに(笑)イザークの無礼を承知で言った言葉も良かった♪もうね、クラウよクラウ!それぐらいクラウ可愛いよ(*´ω`*) 三男ヒーロー王子とヒロインがいちゃいちゃしてる間にぬっと入って行って邪魔しちゃいなよー!(笑)それぐらい許されるよー(笑)ニクラスはもしやシェリル親友の一人とくっついちゃったりはしないわけー?年の差あるけど、看病するされる間から恋が芽生えてもいいと思うの。116p3行目で篠原涼子さんのあの歌を思い出した世代(笑)激しさと優しさと切なさと(笑)
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怒涛の完結巻! 一気に読んでしまった!! メイン二人もだけれど、仲間たちもすてきでしたー(*´ω`*)
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ラスト巻です。
シリーズ全体を通して、かなり背中の痒い乙女ノベルらしいロマンチックな作品でした。
現実味に欠けている感はいなめないけれど、騎士道精神に溢れる彼と、切ない乙女心満載の物語は好感。
ラスト巻なので、もっと泣ける展開かと思っていたが、そうでもなかったナ。とはいえ、単純で予想できるストーリーではありますが、気持ちの良い大円団です。
後書きのあと、ほんのり甘いSSアリ。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-3853.html
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こういう結末でしたか....。あとがきにも書いてあるけど、色々、過去とか逃げた二人の行方とかは明かされることなく終わってしまって、マニアックなところを追求したい読者の一人としては少しムンムンなところありました。が、最後は笑顔で終われたので満足です!!あーみんなカッコよかったなー