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【マイナス思考】=イヤな事でもしっかりと受け止める。常に最悪を想定する事で、それを回避する思考回路が身につく。結果、人間として成長できる。
【プラス思考】=一見前向きで良い事のように思えるが、実はそれはただの現実逃避。「嫌な事に目をつむって明るく楽しく生きよう」では結果、人間として成長できない。
マイナス思考を自負している人へは勇気を与え、プラス思考を自負している人へは不安をもたらす。そんな内容の本。
ちなみに私は極度のマイナス思考を自負しているので、この本と出会えた事で勇気をもらった。
プラス思考原理主義者は、人生そのものを否定されかねないので、それなりの覚悟をもって読んだ方がよい。
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マイナス思考法は、ネガティブになって終わりではない。
あくまで最悪の結果を回避するために、考え実行するためのツールであると理解した。
文章自体もマイナス思考法で書かれているのが面白い。
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テーマは「謙虚」
プラス思考は究極のマイナス思考になりかねない。
基本的に
・嫌われている前提で行動する
→自分の話はしない。
→相手に話させる
・話は聞いてもらえない前提で話す
→工夫し、何度も繰り返し話す
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期待しない、慎重になる。
タイトルは釣りだが、ネガティブ・マイナスな面を考えて行動すれば、大負けはしない。
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ココロ社はいい。勝間本と違ってモチベーションは上がらないけど。
でも考え方によっては、こちらのほうが厳しいことを言っている。
「くよくよしない」ということは「反省しない」ということだ、的な。
以下、思わず噴だしたのでp.188から引用。
「なぜなら、運が悪くて失敗したのではなく、努力していなかったり、判断力がまずかったりして失敗したのなら、その失敗は、ある意味その人の個性であり、その後も個性が発揮されるだろうからです。」
人生はマイナス思考で生きないと。この本はいかにうまくマイナス思考で生き抜くかを書いている。
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● プラス思考は、他人にとってはマイナス思考です。
● 「自分大好き」という考えは、成長できない人の思考回路です。当然ですが、人間は反省しないと前進しないからです。
● 相談する側の人は「どうしていいかわかってはいるが、どうもやる気がでない」などというのはみっともないので「どうしていいかわからない」ということにしているだけで、それは、トイレを「お手洗い」というのと同じです。「手を洗う前にいろいろしてるだろう!」などと追及するのは野暮というものですよね。上品に生きるための作法であると考えるとわかりやすいでしょう。
● 「何が間違っているか」がわかっても「自分が間違っているかどうか」はわかりません。
● プラス思考がうまくいくように思えるのは失敗した事実を無意識に追いやるからです。
● それを考えると、「人生はやり直しがきく、ただしやり直す前よりは悪い状態で」というのが真実なので、その意味で、やり直せないと思って、日々緊張感を持って生きていく方がよいのです。
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必ずしもプラス思考が良い結果を生む訳ではなく、むしろマイナス思考で謙虚・慎重に行動するべき!という発想が面白かったです。
プラス思考・マイナス思考という2択で考えてしまうのがそもそも間違いだった事を気付かせてくれる良い本だと思いました。
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あまり暗い人と思われない程度に人と接することが大切なのかもしれません。笑顔は大事というのは納得できます。
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これまで何となくモヤモヤしていた疑問に答えてくれた本。
ポジティブシンキングを切る一方で、一見ネガティブな考えの裏に潜むポジティブさもバッサリ切ります。
ぼちぼちの人生を送るためのマイナス思考法が書かれています。
ブクログを始めたのも、自分の学習能力に頼らず記録することの意義が書かれいたからです。
どこまで続けられるか、わかりませんが…。
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要は常に最悪の状態、最低の状態だと思って行動すれば、それ以上のマイナスはないということ。日々慎重にマイナスの最低ラインを予想しておけば、それよりは良い現状になるということだと思う。
確かに、常にポジティブに無理して前向きに考えるだけよりは、ある程度最低ラインを覚悟して謙虚に生きることも大切だとは思うが、少々この本ではそれがいきすぎて、かなり自分に自信をなくしてしまうようにも思われる。
自分の行動に慎重に、そして反省し成長していくというマイナス思考も時には必要という意味では少し参考になった。
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「どういうパラダイムに乗っかって生きるのが良いのか?」を考えるのは、「どういうデッキにしようかな?」ってカードゲームで遊んでいるのと同じ感覚で楽しい。
僕はこの手のデッキはあんまり使わないかなと思うけど(カードゲーム的に言えば「あんまり面白く勝てなそう」だから)、しかし得るべき知見はやはりある。カードゲームでなら、このデッキ(=パラダイム)を構成しているいくつかのカード(=アイディア)でいいのがあったから、自分のデッキにも入れてみようかなと思わせるような感じ。
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まえまえから自分が考えてたことと同じでした…。
現状を冷静に受け止め、よりよい改善策を考えなければならないという事のような気がします。
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ヤフーニュースで、「スマートフォンからガラパゴス携帯に替えたら正気にかえり、生活が改善した」のコラムがおもしろかったので、ココロ社さんの本を読んでみました。
いくつか参考になる点もあったので、こころに留めて自分の行動の指針としたいです。
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「絶望ワーク」に取り組んでいただき、世の中に絶望し、生きることの大変さを体感してください。
(P.17)
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マイナス思考は、物事に慎重に取り組むための原動力にすれば、武器になるんだよ、っていう本。
言いたいことはわかるんですが、それができないから、現状に甘んじてるんだよね……という気持ちになったりも。
(ゲーム的にいうなら、ダイス目は1か2しか出ないんだって考えて、状況にプラス修正をつける努力を行いましょう。いい目が出ると信じて、最初から無策でダイスを振るのは悪手です――ってことなんだろうけど)
私のイメージするマイナス思考の人って、マイナス思考ゆえに思考放棄に陥っている(どうせ自分にはできないから、できるための努力をしようと思えない)タイプが多いので、この本でいう「マイナス思考」は、既にマイナスから脱しているようにも感じます。
まあ、思考類型の紹介としては、おもしろいのかな、とも。