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綾辻さんのホラーはやっぱり面白いけど怖い。
「特別料理」のハードル高すぎた!
これは読んじゃいけないやつや!!
読み終えるのしんどかったー!
由伊さん、凄く美人らしいので、本当に凄い美人を思い描きながら読みました。しかしハッピーエンドは一つもなかったけどw
たまにこういうの読むと楽しいね!
後味悪いのがまた良い!
次は「フリークス」を読もうかな。
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十年以上振りの再読ですかね。角川文庫でイラスト表紙のやつが出てたので思わず買ってしまいました。
なんていうか、こう、ええと、たぶん何かを書こうとする大本になっている本はこれなんだな、と痛感しました。要するにトラウマ。なんだろう、不条理な恐怖というか、狂気性というか。怖い、気持ちが悪い、だからこそぞくぞくする、みたいな。「これ」が作りたい、っていうのが一番なんだろうなぁ、と。
ホラー短編集。謎はあるけど解決はなく、ひとによってはグロさで倦厭されそう。「殺人鬼」に比べれば全然グロくはないけど。内容として覚えていたのは「特別料理」と「バースデー・プレゼント」の二つ。これはあまりにもインパクトが強すぎた。ただ他の話も読んでいるうちに、大抵思い出せるレベルには印象に残っておりました。
やっぱり、「特別料理」のラストは秀逸。短編でこれに勝るオチのある話は読んだことがない。「バースデー・プレゼント」は光景が怖いんだよ、線路が妙に怖く見えてくる。その後に「鉄橋」が続いちゃうもんだから余計にね。
できればこの短編集は「深泥丘」シリーズや「Another」を読む前に読んでいてもらいたい。
抜粋。ラストの短編「眼球綺譚」より。
読んでください。
夜中に、一人で。
読んでみてください。
12.05.01
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文章もきれいだしプロットも申し分ないのだが、モチーフが私の天敵であった。文字で読むスプラッターものは、映像よりも鮮明。
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名作とはこういうのを指すんだろう
星10個でも差し上げたい
こういうのをこそ、もっと増えないと
もともと私は本を読んで活性化する性質だけど、
こんなにどきどきしたのは数年ぶり
こんなにすごいの久し振りすぎて
あー自分に学がなさすぎるのは考えものだわ
あとブクログめ
新しい表紙の本も全部のせられるようにしてくれないかしら
ちなみにこんなレビューで読むのを判断するひとはいないでしょうけど
ちょっとご忠告
慣れてる私でもちょっと予想外でエグいなって思ったのが
特別料理
ネタバレマークはあるからいうが
虫系だめなひとは要注意
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ホラー短編集。
幽霊や怪物などが出てくる怖さというより、グロと狂気の怖さの話が多めです。
綾辻氏の作品ですが、謎解き要素はほぼないといえると思います。
若干怪談話っぽいものもありましたが、やはりグロがメインといった印象です。
グロがさほど好きではない人間でも読めないほどではないですが、収録の「特別料理」だけはかなり人を選ぶと思われます。
苦手な方は要注意というより、近づかない方が賢明です。
同時期に『フリークス』を読みましたが、『フリークス』の方が幻想(妄想)と現実との狭間の狂気が描かれている感じが強く、個人的には好みでした。
グロを求める方には、『眼球~』の方がいいと思います。
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やっぱり1番おもしろいと思ったのは眼球綺譚だと思う。
しょっぱなの話もインパクトがあったが眼球のが良い。
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一話目から二話目は混乱した。『由伊』が同一人物なのか、ただ名前が一緒なだけの別人なのか…読んでいくうちに理解した。
『バースデー・プレゼント』が一番好きなかぁ。
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日常からゆっくりと少しずつ外れていく…
半紙の上に垂らした墨汁がじんわりと広がっていくような感覚。
引き込まれる先は狂気の世界。
綾辻作品は館シリーズのようなミステリーの方が評判は良いようですが
ご本人はきっとのびのびと楽しく書かれているんだろうなと感じます。
ホラーよりは少々グロテスクさの方が強いかな。
個人的には苦手ではないのでカフェでお茶をしながらでも十分楽しめました。
じわじわと迫りくる狂気…
その世界に半身が浸れば抜け出すことができない
もしかしたら浸っていることにも気づかないままずるずると引きづられていく感じ…
そういう恐怖に一種の狂喜を感じ
興奮します。
本当ならぜひ人に勧めたいものですが
内容を考えるとそれほど強く推すこともできず...
というところで評価は☆4つ。
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するする読める。考えずに流れるように読んだけど、なんとなく展開が分かる、というかこんな感じなんだろうっていう方向に進みました。自分が「痛ー!」「う、うわあ」と思うものをグロ認定するけど、これは…。さらさら〜と。虫は大の苦手だけど大丈夫でした。
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呼子池の怪魚
特別料理
再生
の順で気に入った。作者自身が語るように短編だからといきなり気になるタイトルから読まずに素直に最初から読んでいったほうが眼球綺譚の世界に入りやすいと思う。
呼子池の怪魚の悲哀感が好き。
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小品を集めたものという感じ。
「人形」「眼球綺譚」あたりはよかったが。
綾辻氏の作品は確かに輝いていたが、最近はこちらの問題か、あまり感じられない。
地の文を二層にする、というか、異なる層の語りを入れ込む、というお得意の方法も、多少「安っぽさ」を感じさせる。
ここぞ! というときに使用を絞ってほしいところ。
ただし、この人の持つ美学(ホラー、メルヘン、センチメンタル)には大いに共感できる。
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久しぶりに、綾辻さんの本を読んだけど、やはり面白かった。
中でも、特別料理のインパクトがすごかった。
ずっと前に何かの拍子で読んだのに、題名や収録先が分からなかった。
でも、ふとしたことで、再会できた。
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ホラー風味の奇妙な短編集
後書きで書かれている通り
「怪奇」というより「幻想」の世界観
ある意味、印象が強く残っているのは「特別料理」
初っ端の「再生」も不思議な雰囲気がよかった
初見で読む際は順番通りに読んだほうが良い
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静かな狂気に彩られた七つのホラー、幻想怪奇譚。全編通して非常によい出来で楽しめました。
綾辻さんらしく伏線やオチがしっかり作り込まれているのが特徴でしょうか。上手さが目立つ反面、怖さは今ひとつとも感じました。
印象的なのは「再生」と「特別料理」、好きなのは「呼子池の怪魚」ですね。
以下、個々の感想
「再生」身体を切られても再生する体質の女性とその旦那の話。オチもきれいでよくまとまってますね。ラストはまあグロいといえばグロいか。旦那の最後の最後の行動が印象に残ってる。
「呼子池の怪魚」一番好き。子供が出来ないことに悩む妻は、夫が釣ってきた奇妙な魚を育てるのに夢中になる。不安を煽りつつもラストは爽やかでほっとした。ホラーというよりファンタジー色が強いですね。
「特別料理」最高に悪趣味。話はシンプルなんですけど、もっていきかた、読ませかたが上手いなぁと。
「バースデー・プレゼント」誕生日の悪夢。他と少し趣が異なる作品。正直よくわからないが雰囲気はなかなかよい。
「鉄橋」怪談話をしていたら…上手くまとまってますが印象は薄いかな。
「人形」驚くような部分はないですが、一番寒々しい怖さを感じました。これも好きです。
「眼球綺譚」ちょっと長めの表題作。綾辻さんらしい構成と仕掛けでしたね。
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「特別料理」が印象に残った。最高ランクがそう来るかと。
同じ氏のホラーなら深泥丘奇談の方が好きかな。