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黒猫館の殺人〈新装改訂版〉 みんなのレビュー

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一般書

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みんなのレビュー157件

みんなの評価3.8

評価内訳

152 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

結末の意外性とルイス・キャロルの性癖

2021/12/23 16:26

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ポワン - この投稿者のレビュー一覧を見る

綾辻作品の特徴は正々堂々と伏線をはるところにある。したがって、犯人やトリックは大体検討がつくのだが、詳細部分が、なおぼんやりしている中で種明かしが披露される。それを、物足りないと思う人もいるだろうが、読者に分からせないように努力した結果、ストーリーが破綻したり、伏線が薄くてそんなこと書いてあったっけ?と思わせるよりは、はるかに良い。
そして、この作品だが、犯人もトリックも大体、見当がつく。しかし、このトリックにはどうしても、ある物が足りない。読者を悩ませるのだが、最後に意外な解決が待っている。
この意外というのは、事実が意外なのではない。ここで、あれを持って来たか!という意外性である。しかし、これに気づくためには『不思議の国のアリス』をかなり熟読する必要があるのではあるまいか。しかも、原文で読んでおく方が望ましい。どの部分かというと(少しだけネタばれになるかもしれない)


antipathies
つまり、読者もアリスとともにウサギの穴に落ちれば、大いにヒントになったのである。
これは想像なのだが、著者も『不思議の国のアリス』を読んで、このトリックを思いついたのではないか。この作品を存分に楽しむためには、ぜひ『不思議の国のアリス』を読んでいただきたい。


最期に、『不思議の国のアリス』の作者ルイス・キャロルの性癖について述べておきたい。『黒猫館』が出版された当時は、この性癖についてわが国でも尾ひれがついて、さかんに言われていたようである。中には訳者が解説でそのように言及することもあった。現在でも、いわゆる知識人と言われる人が「間違いない事実」のように性癖について言うことがある。しかし、このことは十分な根拠があることではなく憶測の域を出ないし、このような言説が独り歩きしてようにも思える。『黒猫館』の中でこのように書かれていたとしても、読者はそれをそのまま信じるのではなく、事の正否をよく調べていただきたい。

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紙の本

館シリーズ

2019/01/19 18:01

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る

十角館と時計館に続いて、江南が登場するところが、個人的にとても嬉しかったです。一冊の手記をもとに、繰り広げられる出来事にわくわくさせられました。

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紙の本

最高!

2015/12/13 16:45

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ヴァン - この投稿者のレビュー一覧を見る

綾辻行人氏の館シリーズの1つ。
館シリーズの中では知名度がやや低いが、
綾辻氏お得意のあのトリックがふんだんに使われた名作。
その分好き嫌いも激しいが、あとがきにあるように
一部に気づかせて重要な部分に気づかせない。
100%わかった人はすごいと思う。
伏線に次ぐ伏線で、どのページのどの描写も見逃せない。
解答編で解説はあるが、ホントに?ともう一度読み直したくなる一作。

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紙の本

1周目より、2周目が面白い!

2015/08/08 12:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:じろきち - この投稿者のレビュー一覧を見る

事件の全容が明らかになってから、読むと「あ、だからこんな言動を!?」と新しい発見ができる。
また、他のシリーズで軽く述べられている人とのつながりが、実はこの事件の大きなキーになっているなど、館シリーズを改めて読み返す楽しみができる一冊!

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2014/01/15 02:27

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2014/01/22 01:05

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2014/01/17 17:47

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2014/01/22 23:43

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2014/01/27 00:51

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2014/01/31 21:36

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2014/02/15 12:24

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2014/05/18 20:45

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2014/06/23 13:22

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2017/08/06 02:48

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2014/08/09 22:46

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