電子書籍
作中作
2022/03/02 05:19
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
鹿谷門実が誰かがわかったときは、驚きました。はじめの方を読んでいるときは、こんな遺言は、有効かな……等と思いながら……でしたが、後半は、一気読み、でした
紙の本
ギリシャ神話
2015/03/25 15:58
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投稿者:坦々麺 - この投稿者のレビュー一覧を見る
人里離れた奇妙な館で起こる連続殺人事件。綾辻氏の『館シリーズ』はこのような状況は変わらないが、館の特徴や登場人物や殺人のトリック等、どれも様相が違うので飽きることが無く楽しめる。今回はギリシャ神話に出てくる神々にも関係しているので、ギリシャ神話に精通し知識がある人ならより楽しめるのではないかと思う。
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館シリーズ
大物推理作家の遺言のため迷路館で短編を執筆する作家たち。審査員として招かれた島田。自らが書いたと思われる作品と同じ状況で殺害される作家たち。鹿谷門美の正体は?
2009年11月14日購入
2009年11月21日読了
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大御所推理作家が建てた奇妙な館・迷路館。その名の通り複雑に入り組んだ通路を持つ館に招待された四人の若手推理作家達は、故人が遺した莫大な遺産を『賞金』に、迷路館を題材にした推理小説の競作を始める。ところが、作家達は一人、また一人と彼等が書き遺した小説に見立てて殺害されていく。脱出不可能、外部との連絡手段も絶たれた状況下で、最後の容疑者が絶命した時、これまでの前提を覆す真実が明らかになる!
最初の一ページで完全に騙されました。犯人の見当は大体つけられるし、今回の館に仕掛けられたトリックも、繰り返し「ある家具」についての描写が不自然に感じるくらいに出てくるので、おおよそ目星はつきます。今使うにはそのトリックは不親切(と言うかアンフェア)だなと思う箇所もありますが、その他に散りばめられた謎があまりに多いので気になりません
本格派好きな方もお腹いっぱい、満足できる一冊です^^
ただ、作中作は兎も角、「作者」の正体には完全に騙されました。作中作のあとがきで、最初に提示された謎を思い出して「あれ?そういえばそんな謎もあったね」と読み進めると…
そ う き た か\(゜□゜)/
本筋ではありませんし、蛇足と取る方もいるかもしれませんが、綾辻流の茶目っ気発揮!て感じで私は好きです^^
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本屋で新装改訂版が平積みになっているのを手にとって「あぁ、昔図書館で借りて読んだな~」と思いながらパラパラめくったのですが、ストーリーが毛の先ほども思い出せません。読んだ事ははっきりと覚えていて、ストーリーのキーになる部分も少しだけ思い出せるのですが、展開も犯人も全く思い出せず。
こうなるともう、気になって気になって仕方がないので、結局購入してきてしまいました。
内容の方は、子供が書いた迷路のように無駄に複雑な構造となっている館で発生する密室連続殺人事件。最後の最後までどんでん返しが続くあたりが、いかにも、これぞミステリー!という感じで面白いです。
トリックだけを取ってみると、どれもとても基本的…というか、どこかで他の作家さんも使ってそうなレベルのものなのに、料理の仕方が上手いのか1ランク上の面白さになっている気がします。
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ミステリーにハマるきっかけを与えた一冊。
迷路など、異空間、非日常的な空間、現実から切り離された世界というのが昔から好きでした。
そんな事から単純にタイトルだけ見て選んだ一冊。
何気なく読み進めて行き、最後に待っていた衝撃に唖然。
この作品がはじめて読んだ綾辻作品であり、はまった一冊なのでした。
ところが、初めて読んだときの衝撃は覚えているのに、いざストーリーの細かな点まで思い出そうとすると思い出せない。
悲しいかなそのトリック一部のまでも。
同じ小説を2回読むことはほとんどなかったのですが、「あの衝撃をもう一度」的な意味で手にとって見ました。
はじめて読むよりも2回目の方がその作品の持つ構成美がより分かるのかもしれません。
懐かしさを感じながらサクサク読み進め、あっと言う間に読み終わり、そして見事なまでにやられました。
迷路という異空間で繰り広げられる殺人劇。
「なるほどね」と思った後に、明かされる真実。
『十角館の殺人』から読んでいるからこそ分かるちょっとしたトリックもあり、2度目の迷路館訪問は予想以上に充実した内容。
ところが、作者のあとがきに「新装改訂版を出すときは1.5~2.0倍のボリュームにしたいという」台詞が…。
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途中までは、ふんふん♪と読んでいた。
どんでん返しが来て、おおっ♪となった。
だがしかし最後の最後に、やられたーーー!!
まさかの兄!
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妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた四人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった。周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第三作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作。(amazonより抜粋)
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大掛かりなトリック屋敷の仕掛けを使った名探偵もの?
名探偵の見事な推理で、とならなかったのは拍子抜けした気分。
80年代後半というバブル時代が生み出した作品か、楽しければ良いじゃん的な小説。
私としては今ひとつぴんと来なかった。面白くないわけじゃないけどね。
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館シリーズで一番好き!作中作の多用、そちこちのカラクリ、叙述トリック、最後の最後のどんでん返しがたまらない。夢中で読んだ。
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■犯人は誰か?作者は誰か?密室と化した地下迷宮で繰り広げられる連続“見立て殺人”!
奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた4人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった!周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第3作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作!
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『迷路館の殺人』というタイトルからもうワクワクしながら読み始めましたが、期待通りの面白さでした。始めは仕掛けに注意しながら読みましたが、ストーリーに引き込まれるごとに注意がおろそかになってしまい、結局騙されてしまいました…
ホントに凝った作品です!
1988年版このミステリーがすごい!7位
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読み終わってから1ページ目で既に騙されていたことに気づく…
さすが綾辻作品!最初から最後まで気が抜けません。
くやしいから最初から読みなおし♪
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騙されたー。ああ、もう莫迦だから騙された。そういう技法があるって知ってたのに、騙されたー。
綾辻さんの館シリーズはこういう吃驚があるから好きだわー。しかも好きな神話をモチーフに作ってるって。
でも、この家湿気多そうだなあ……
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これはおもしろかった。今までで一番好き。最後のどんでん返しの連続には衝撃を受けました。次はどういう手法で書かれてるのかほんとにこのシリーズ楽しみです。