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米中対決、しかも、見えない戦争だなんて、
まさにUP TO DATEな話。
ありそうな話で、ガクガクブルブルです。
ただ、ギャレットの階級とかが、ちょっとあり得ん。
著者は、ハリウッドで脚本を書いていたらしいので、
そう言う味方をすると、まぁ、ハリウッド映画的な
感じがしますね。
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経済戦争っぽい始まりだけれど、もっと広範な情報戦争の話。
予想より単純でわかりやすい話でした。
登場人物もそれぞれに好感が持てて良かったです。
ただ、なんていうのかな、一部のプロットに見覚えがあるというか、アメリカのシリーズものの小説の 1 巻に良くあるパターンで。
これって、小説教室かなんかで教わるパターンなんだろうか?
「またこれ?」って感じがちょっとするかも。
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米中二大国が対峙するというテーマを掘り下げた作品。トム・クランシーも米中開戦で予見したように対決は、中国からのバーチャル戦により経済及び社会(インフラ)に打撃があたえられるというシナリオに基づいている。本作では、単純なサイバー戦争ではなく市場や不動産売買などの調整の取れた作戦により経済に揺さぶりをかける様子が具に描かれ、特に中国の共産党一党支配の崩壊を怖れる権力者が内乱に神経をピリピリさせる様や外敵に国民の注意を向けさせる為に他国にちょっかいを出している様子がリアルである。こと米国との争いでは通常兵器での勝ち目のない中国が本書に書かれているような手段に訴える可能性が高いと思う。本書がエンターテイメントとして抜きん出たのが既存の応手では既に対抗する術がなく、型外れの方法で応戦するしかないと腹を括った点にある。やはり、中国のファイアウォールを壊す点が肝要か?