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紙の本
歴史の陰の、女たちの歎き。
2002/01/17 11:51
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凛珠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一条天皇の中宮・定子──『枕草子』の作者である清少納言が仕えた、藤原一族の女性である。そこそこ有名ではあるが、藤原道長の陰謀の被害者ということもあり、これまで彼女をメインに据えた小説は少なかったのではないか。
本書では、道長の命を受け、スパイとして定子に仕える左京という女御の目から、定子の光と影を描き出している。時代は違っていても、男と女の関係とは、いつの世もこうしたものだろうということを、如実に感じさせられた小説である。
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