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どのお話もほんわかするお話で読んでいて楽しかった。
「ランクアップ丼」が中でも一番良かった。少し悲しく切ないのだけど、心にすとんと入ってきた。
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その「先」がある「おしまい」。
ほんとうにおしまいでダメなときは、瀬尾さんを以てしても「ダメ」というのがよく分かった。
普段ならしみじみと浸れるところが、ふざけるなとヤサグレているんだもの。
心がササクレている今はこの作品を読む時ではなかったのだ。
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やっぱり瀬尾さん好き、って思った一冊。
「ファーストラブ」が一番のお気に入りかな。広田くんの勘違いが微笑ましい。
宝田くんマイペースだなあ。そして、映画を観終わった後の宝田くんのセリフがなんか切ない。
▼収録作品
「おしまいのデート」
「ランクアップ丼」
「ファーストラブ」
「ドッグシェア」
「デートまでの道のり」
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デートというのは、男女でなくてもドキドキしたり、きゅんとしたりするものなんだと初めて知った。
思い返せばわたしにもデートと呼べる瞬間はたくさんあって、そのたびに様々なことを感じてきたように思う。
人との出会いは不思議で、貴重で、自分の人生に大きな影響をもたらすものだ。
そんな瞬間を切り取ったような短編集は、とても心に沁みる。あたたかい気持ちになれる。
解説に書かれていたことがそのとおりだと思った。
おしまいは、最後じゃなくてひとやすみ。
また明日へ向かうための、大切なひとやすみ。
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男女のデートだけじゃない.祖父と孫娘の違和感たっぷりのデートや恩師と元不良生徒の不思議なデートなど,この世はいろんなデートで溢れている.全5編からなる短編小説.解説の方が,この作品は上質な薬膳のようだと言っていた.見事に作品の本質をとらえているコメントだと思う.心にジワッと温かいものが浸透していくような,とても優しくて元気が出る作品です.
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ランクアップ丼とドッグシェアがとても好きだった。
優しくて、心がほんわかする短編ばかり。
人生、いろいろあるけど捨てたもんじゃない。
そうであって欲しい。
瀬尾まいこさんて、私の中では女性版重松清って感じだ。
どちらも好き。
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期待度が高かったかも知れないですね。
感動を求めすぎだったかも知れないので、かなり肩透かし感が~。
あれ、これで終わりなのという作品がいくつか。もう一歩掘り下げてくれると嬉しかったんですけどね。
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ほっこりするデートだったなー
ちょっぴり切なかったり、悲しかったりするけど、それでもいい2人だなあ、ってほのぼのする。
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瀬尾まいこはなんというか、こういう短編書かせたら天才だな
全てが面白い!
なかでもドックシェアは最高だわ
違うのも読み返したい…
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おしまいのデート。
いろいろなデートがあって、わたしは一番、ランクアップ丼がすき。
プンプン怒って余裕のないときも、お腹いっぱいおいしいもの食べたら、少し落ち着くし、
誰かとご飯を食べる、それが自分を理解して見てくれてる人だとパワーをもらえたりする。
おしまいのデートは少し寂しくて切ない。
だけど、必ず終わりはやってくる。
忘れたくない、大事なおしまいがいっぱいでした。
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安定の瀬尾まいこさん。
このふわーん、とした感じが好き。
どれを読んでも懐かしい感じになるのは何故かしら?
さらさらーっとしてるけど、心の底にぽつっと何かが残るの。
疲れてるときの瀬尾まいこさんの作品は、クスリになります。
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いろんな関係のデートの短編集。
いわゆる男女のデートではなく
おしまいといっても哀しい淋しいだけでもなく
瀬尾さんらしい優しい人間関係が心地よかった。
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瀬尾まいこさんの短編小説。
中でも『ランクアップ丼』は良いお話でした。
出身高校の先生だった初老の男性と青年の話。
この青年はそこはかとなく、人との関わりをこの先生を通して学び、食事は生きるものにとって大切にすべきものなのだということを学んだのではないでしょうか。
このように、たとえそれが意識的なものではなかったとしても、支え、支えられて生きていける関係を素敵に感じます。
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お祖父ちゃんと孫、男の子同士、先生と生徒などいろんなデートがつまった短編集。
どれも人間捨てたもんじゃないぜ、っていうやさしい気持ちになれる話でした。
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ランクアップ丼が良かった。
デートって男女間の事だけじゃないんだよね。
この本を読んで、いろんなデートがあることに気づいた。
いい話だな〜っと思って、次の瞬間にガンって落とされて悲しくなって、でも最後に心があったかくなる。そんなお話達の短編集。