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これに関しては、自分の感想を長々と語っちゃいけない作品だと思う
ただ、2013年現在、この日本で暮らせている、分別がちゃんと付けられる大人なら必ず読むべき、感情を根底から揺さぶって吐き出させてくれる漫画、とだけ他の人に伝えて、この『はじまりのはる』を手渡したい
また、仮に今日明日、街頭で「あなたが100年後まで残すべき、と思う漫画は何ですか?」と赤の他人に尋ねられたら、きっと、この感動が残っている状態の私は、この『はじまりのはる』を躊躇わずに推せる
優しい、とか、温かい、なんて安易な表現じゃ、伝えきれないリアリティが詰まっていた
しかも、何、この帯の文句!? 本職だから当然、なんて受け止められるレベルじゃない。この漫画に対して、偽りない尊敬の念を抱けなければ、こんな読了後に、読み手の心を本編に負けない威力で貫いてくる、推薦文は書けないぞ?!
この『はじまりのはる』って青年漫画は、この糸井重里さんの帯を付けていて、完成と言うべき漫画になっている
内容抜きで、単純な腕力がある、この漫画は、陳腐な理屈抜きで、必ず来る!! 漫画中毒者として経験値が、まだまだ低い私にだって、それくらいは予想できる。つまり、それだけ、響く
面白い漫画じゃなくて、良い漫画の定義を決めるのはホントに難しい事だけど、少なくとも、この作品の中に、答えが隠れているような気がして、私は何度も読んでしまう
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なにやら評判もいいし、表紙にも惹かれたので購入。高校生を主人公にしてるだけあって農業が中心というより、少年達がもつ挑戦する心や未来に対しての漠然とした不安や葛藤などそうした思いを描いている作品でした。
生きてこそ。間違え、迷い、悩み、人間は生きている間に様々な思考に陥ります。そうした葛藤は大人子供問わず抱えるものですが、子供だからこその袋小路もあるわけで、今作品の主人公純はそうした等身大の現代少年の悩みを持っています。人に合わせなければいけないこと、自分のコンプレックスなど抱えながら、漠然とした未来や変えられない現状を見据え、生き抜く姿を作品内で彼は見せます。被曝量の計算シーンでも彼は今を見つめ一歩を踏み出す。青年誌として素直に言いたいことが伝わってくる良い作品でした。生きてるからこそ、出来るものもある。
自分の限界を知り、それでも生き抜く。単純ながら難しいことだけど、そうして生きねばなぁ。この作品では農業をクッション代わりにしていましたが伝えたい部分はしっかり伝わりました。また違った題材で見たいなぁ。
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ダルライザーでてた
もっと早く読めばよかった( ; ; )説教くさいかもって敬遠してたらそんなことは全然なかった
本当に福島県全体危なかったって改めてぞわぞわする そんな悲観することないんだっておしえてあげたい
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学習マンガリストから。震災と原発の傷跡を、色んな視点から伝える作品。その点では大いに評価するんだけど、物語自体の魅力が、ちょっと足りないのかも。